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「社会人ろう者が学びあう場」を


実社会でさまざまな経験を経て、たとえば50歳になり、人生も折り返し点。
これからの人生を豊かにするために、それぞれが獲得してきた知見やスキルをお互いにフィードバックできたら。

きこえる人の場合、たとえば「生涯学習講座」「社会人大学」など、大小さまざまな学びの場がある。

しかし、きこえない人の場合はどうだろう?
果たしてそのような場が身近にあるかどうか。
仮にあっても、気軽に参加できるかどうか。
かなり心許ないのではないか。

それがDeaf MAPを思い立ったきっかけである。

ただ学ぶだけではない。
みずからの知識や経験をアウトプットする。みんなに伝える。
参加したみんなからの意見や反応を知ることで、あらためて自分の中で整理し、さらなる学びが可能となる。

内容は、学際的なものでも、仕事や資格に関することでも、趣味・同好の取り組みでもなんでもよい。オタクなコアなテーマでも。
本好きなメンバーで読書会もやりたい。

また、自分のつてや人脈ネットワークから専門の人を招いて、みんなで学びあう。
1人では経費等の問題で呼びにくくても、会費制で学ぶことができる。

そのような、自由でゆるい場をめざしていきたい。
いい意味で、何でもアリ。

ここで、ひとつ大事なことがある。
相手の意見を否定しないこと。さまざまな意見を出し合い、受け入れること。

最初は難しいこともあるかもしれないが、そうやって「新しいことを知る喜び」「世界が広がる楽しさ」をみんなで一緒に味わっていけたらと思う。

まだ始まったばかり。
コンテンツも企画もまだまだ少ないが、試行錯誤しながら気長に歩んでいきたい。

会員制でもないし、特段の義務もないので、興味のある方は気軽に立ち寄っていただければ嬉しい。

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