洋ゲーレビュー100連発 61~70

№61:SUBMERGED

ほとんどすべてが海に沈んだ地球。高層ビルのあった廃墟の地に小舟に乗ってミクと幼い弟が流れ着く。
怪我をした弟の為に、ミクは薬や食料を探し水に沈んだ廃墟を探索する。

※クリア済み
廃墟と水辺がなんだか切なくてとってもエモい。アドベンチャーなのですが敵に襲われたり怖い思いをしたりはないので、ただビルを上り下りしたり舟で移動して、魚やクジラを見つけたりして癒されましょう。
セリフは一切ないけど、一枚の絵でなぜミクと弟がこの地に流れ着いたのかがわかる演出もいい。
ノスタルジックで切ない気持ちになりたい人向け。ゲームとしては短めです。

№62:SuperFlight

風に任せてとにかく飛べるところまで飛んでみよう!

※クリア?済み
早ければ岩山に激突してものの数秒で終わっちゃう、自動生成される岩山っぽい間を高速で飛んでいくだけのゲーム。
うまく続けばかなりの爽快感です。気分転換にオススメ。

№63:The Red Strings Club

サイバーパンクな未来都市。バー「レッドストリングクラブ」に傷ついたアンドロイドがやってきた。
バーのマスターで、ハッカーでもあるドノヴァンとブランダインは、そのアンドロイドのハッキングにより巨大企業の陰謀を知ることになる…。
人間らしさとは?倫理とは?そして人の幸福とは何なのか。

※クリア済み
ポイントクリックしたり、お客の感情を操作するカクテル(!?)を作って情報を入手したり、まるで陶芸みたいなことをしたりと、不思議なゲーム。
短いのに、その中にギュッと倫理とは何か?といったテーマが詰まった逸品。
最後の愛の言葉が非常に切ない……。

№64:The Room

無限に広がる鍵のかかった部屋。一つの謎を解き明かし鍵を開ければまた別の部屋が待っている。
全ての謎を解き明かし、錬金術師の後を追おう。

※クリア済み
3D脱出ゲーム。不思議な仕掛けに理不尽ではない程度の難しい謎で、脱出ゲームものとしても、雰囲気も相まってかなりの良作。
続編もたくさん出ているみたいなので、謎解き得意な人はやってみるといいかも。

№65:This War of Mine

戦場に取り残されたごく普通の一般市民として、停戦日まで生き延びよう。
しかし、食料、燃料、医薬品、武器…何もかもが足りない中では、自分か他人の命か、究極の選択をしなければいけないかもしれない……。

※クリア済み
サラエヴォ包囲から着想を得て作られたという戦争サバイバルゲーム。
とにかく何もかもが足りない中、昼は拠点を構築して夜間は廃墟で物資を集めに行こう。強盗や危険な兵士もいるし、時には病気の人や子供が助けを求めてくるかもしれない。
彼らを助けて物資を分け与えるか、生き残るためには心を鬼にして見捨てるか…。
食料がなくなったり寒さの為に餓死や病死、時には心を病んで自殺という結末もあります。
DLCで更に子供キャラも追加されました…。子供は毎日遊んで楽しく暮らしてほしい…でも物資が足りない……。
戦争はこんなにつらいものだと身に染みる、心の痛むシミュレーションです。
一時期このゲームの売り上げが、ウクライナへの募金となっておりました。

№66:TOMB RAIDER

考古学者になりたてのララは、亡き父の友人であり師匠でもあるロスに誘われ、伝説の邪馬台国の調査隊に参加する。一行を乗せた船は日本の南、魔の海域で嵐にあい難破してしまった。
謎の孤島…邪馬台国に上陸したララは他の仲間を探して探索するが、卑弥呼の怨霊がこの島を支配していた。

トゥームレイダーリメイク第1作目。なんと舞台は邪馬台国!
なんだけど、ものすごいナンチャッテニッポンって感じで…。古代の日本に侍や切腹があるかー!
とも思ったけど、作中では邪馬台国は実は明治くらいまであったのよねとかいう設定だから、居てもおかしくはない、かも……。
でもどう見てもなんか中国っぽい建物あるし…うーん…。

№67:TUNIC

島に流れ着いた子ぎつねは、女神のような母キツネに導かれ冒険する。
武器やアイテムの使い方も何もかもが未知の中、この世界の「説明書」のページを探して母キツネの封印を解こう。

※クリア済み
なんとゲーム内でリアルゲームの操作説明書を探すという、ゼルダライクなアクションゲーム。
手に入れた説明書も謎の言語で書かれているので、わずかに分かる内容やイラスト、メタな感じで書かれた誰かの走り書きをもとに、ここで祈るとドアが開くんだーとか、このコマンドやると技が使えるんだーとかを覚えていくのです。ものすごい画期的なゲームだね。
欠点は1回クリアしちゃうとすべての操作がわかるからすぐに攻略できちゃうのと、真のエンディングにたどり着く謎がすさまじく激ムズだということ…。
ネットで調べないとこんなの分からないよー。調べてやってみたけど。

№68:Tweleve Minuites

12分間をやり直せ。
家に戻った夫を迎える妻。突如やってくる警官は妻を殺人犯として拘束し、夫の頭を殴りつける。すると夫はまた家の前に戻ってしまっているのだ。
妻を助けるために、たった3部屋のアパートの中で同じ12分を繰り返し奔走する夫。
やがて妻自身の暗い過去。警官の素性、そして夫自身の過去もまた浮き彫りになっていく…。

※クリア済み
12分でループするミステリーアドベンチャー。本当に何がこの先起こるか、それを回避(もしくは進める)には何をすればいいかを考えて動かないといけないので大変。12分経っても自分が死んでもまたループするのでね。
マルチエンディングらしいので、何度も繰り返して違う結末を見届けよう!

№69:Undertale

地底世界に落ちてきた子供が喋る花に襲われたところを、トリエルというモンスターに助けられる。彼女と共に地底で暮らすよう説得されるも、子供は地上に戻るために、地上と地底を封印するバリアのある城へと向かうことになった。

※未クリア
超有名、誰も傷つけなくてもいい(でも戦ってもいい)ドット絵RPG。弾幕ゲームみたいなゲームデザインも、個性溢れすぎてるキャラクターも面白い。とにかくサンズの兄貴はかっこいいよね。

№70:Unpacking

段ボールを開けてお片づけをしよう。
引っ越しの片づけから、とある女性の幼少期から成人後までの人生をなぞるお話。

※クリア済み
ただひたすらに物を自分好みに棚にしまったりなんかしたりするお片づけゲーム。自分の家も…こういうふうに楽しく片付けできればいいのに…っ!
片付け場所によって、彼女の人生がどんなものかちょっと垣間見えて想像できるのも面白いですね。
おそらくイラストレーターの賞状の額縁を、新しい彼氏と同棲する時には引き出しの中にしか仕舞えないとか(おそらく同業者の彼氏が嫉妬するから)、別の恋人ができて引っ越しするとその人用の杖があったり(新しい恋人は足が悪いんだな)とか、片付ける服からその恋人は同じ女性なんだなーとか。色々片付けながら推測するのも楽しいですね。もう少しステージが欲しかったなー。

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