洋ゲーレビュー100連発以上 121~130
№121:Everybody's Gone to the Rapture 幸福な消失
イギリスの田舎ヨートン。そこで人々が痕跡だけを残して消えてしまった。
あなたはヨートンを歩いて、消失した人々の残留思念を辿っていく。
天文台、人間関係の軋轢、宇宙からの信号、信仰と愛憎、そして眩い光。
この地に残された光の姿の思念から、一体何が起きたのかを考察しよう。
※クリア済み
ジャンルとしてはウォーキングシミュレーションというものでしょうか。
この当時はこういった形態のゲームがどんどん出てきたなぁという印象。
ただ歩いてドアを開けるとか、置いてある物を取ったり読んだりするだけというものです。
なのでストーリーが肝心なのですが、これは宗教とSFとミステリーが混在していて、いかようにも考察できそうな感じですね。
とはいっても大まかに何が起きたかは明示されているので、結構分かりやすいかとは思います。
ラプチャーはキリスト教の用語で、復活したキリストが信仰の厚い人々を空に浮かび上がらせるという意味だそうです。
色々な小説やゲームや漫画でもモチーフで使われているので、最近ではおなじみの用語ですね。
№122:Horizon Zero Dawn
機械の獣が闊歩し、原始的な文明レベルにまで戻ってしまった未来の地球。
生まれながらにして「異端者」の烙印を押されノラの部族から追放されたアーロイは、同じ異端者のロストに育てられる。
ある日地下の洞窟に落ち、そこで機械獣の足跡や痕跡などをスキャンできる旧時代の遺物フォーカスを見つける。
成長したアーロイは異端者の汚名をそそぐ為、義勇兵の試練を受ける。その時、常に身に着けていたフォーカスが不思議な反応を示し……。
※クリア済み
オープンワールド機械獣狩りアーロイさんモテモテゲームです。
アーロイさんが男にも女にもモッテモテ。
そして機械獣が闊歩する世界観がステキ。機械獣のデザインもいいよね。
お話はファンタジーのようで実はバリバリのSFです。巨大な機械獣を狩って素材をゲットしたりと収集の楽しみもありますね。
№123:Horizon Forbidden West
アーロイの出生の秘密と世界の危機の戦いから半年。
地球を再テラフォーミングするためのシステム「ガイア」の消失により、大地は荒廃していく。
ガイアのバックアップを探し大地の荒廃を食い止めようとするアーロイは、その手掛かりが「禁じられし西部」にあると知り、争いの起きているその地へと向かう。
※クリア済み
新しい西部の地でアーロイさんがまたしてもモッテモテなオープンワールド機械獣狩りゲームですよ。
あの終わり方からどう話が続くのかと思ったら、今度はもっといろいろ大変な感じになっちゃって……。
そして続くよぉな終わり方なので、また近いうちに新作が出るでしょう。
そこでもアーロイさんはモッテモテなのかな。アーロイさんは性格も何もかもカッコいいからなーー。
№124:風ノ旅人
山頂から放たれた種は砂漠の地に旅人として降り立つ。
砂漠から古代の遺跡、暗い地下から死の雪山を旅し、道中同じ旅人と出会い生まれた山頂を目指そう。
この道や 行く人もなし 秋の暮れ
※クリア済み
行きて戻りしゆるいオンラインアクションゲーム。
旅人さんのデザインや、この名も知らぬ世界の何処かにいる同じゲームをしている人と旅をしていくというゲームシステムも、さらには流れる音楽も、寂寥としているけどどこか懐かしさすら感じさせる風景もすべてが本当に素晴らしい。
ゴールにたどり着いたとき一緒に旅していた人の名前が最後に明かされるのもいいですね。
もちろん、他の旅人さんと一緒に行かなくてそれぞれ別の道を行ってもいいし、不思議な音声を発して会話もどきをしながら仲良く一緒に行くのもいいですね。
短い時間で感動的な旅行体験ができるので非常におすすめです。一度はやってほしい。
№125:ABZÛ
海面に浮かぶダイバー。抜けるような青空のはるか遠くに、空に浮かぶ建造物が見える。
海に潜ると、色とりどり多種多様な海の生き物たちが自由に泳いでいる。
海の生き物を眺め、時にいたずらなサメに脅かされ、海底にある真水の井戸を解放してこの海を浄化していこう。
※クリア済み
アブズ(アプスーとも)はシュメール神話などにある地の底に隠された淡水のことだそうで。
風ノ旅人のアートディレクターが作った今作は、砂漠から今度は海だ!ということでお魚さんと戯れつつも実は結構なアクションが必要な、海底探索アドベンチャーです。
ともかく私はここに出るサメちゃんが大好きで。本当にダイバーさんとサメちゃん…二人の関係が尊い…。サメちゃんといつまでも幸せに生きていたい…。
なのでサメちゃんに会うために結構な頻度で何度もプレイしちゃうのだ。
時間も短めなので、みんなもサメちゃんに会ってそのかわいさと尊さを感じてほしいです。
№126:Gone Home
ヨーロッパ旅行から帰ったケイティは、家に誰もいないことに気づく。
売れない作家の父親、環境保護の仕事をしている母親、そして仲の良い妹。みんな消えてしまった。
自分の不在の1年の間に家族に何があったのか。その謎を解くためケイティは家の中を探し、家族の秘密を知っていく。
※クリア済み
誰もいないお家探索ウォーキングシミュレーター。
家帰ったら誰もいなくてがらんとしてるのって結構身近なホラーよね。
でもこのゲームはびっくり系のホラーは一切ないので、安心してプレイできますよ。
どの家庭でもあるような謎と、最後は少しすがすがしい終わり方です。とっても短いのですぐにクリアできちゃうかも。
№127:What Remains of Edith Finch フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと
とある島に建つフィンチ家の屋敷。
増築や改築を繰り返した結果、ねじくれた奇妙な建物となったその屋敷にある人物が訪れる。
屋敷を巡り、若いうちに不慮の死を遂げる呪われたフィンチ一族の死の間際の思い出を見つけ、一族の歴史を紐解いていく。
※クリア済み
これもおうち探索ウォーキングシミュレーターですが、特定のアイテムを見つけると、フィンチ家の誰かの死の間際の思い出をプレイできます。どれもなんか不思議なもので、アクションだったりパズルだったりテキストノベル風味だったりと、色んなミニゲームがある感じ。
ホラー要素は薄いのですが、誰もみな若くして死んでいき、すべての記憶を見るととても激しい寂寥感に襲われますね。
一つの映画みたいなゲームでした。
ちょっと歩くのが遅いのでそこがイライラポイントかな。でもそれもまた伏線なのよねー。
№128:Cyberpunk 2077
サイバーウェアを体に埋め込んだハッカーやギャング、悪徳企業が跳梁跋扈する眠らない町ナイト・シティ。
Vと呼ばれる若者が、友人のジャッキーと共にこの街で成り上がろうと様々な汚れ仕事を請け負っていく。
Vはトラブルに巻き込まれ瀕死となるが、伝説的な革命家ジョニー・シルヴァーハンドのデジタルゴーストがその頭の中に取りつくこととなった。
※未クリア
テーブルトークRPGサイバーパンクの世界をそのままゲーム化。
オープンワールドでまさにサイバーパンクな世界で自由に楽しめる!
とのことですが、発売当初スペックがPS4では追いつかずバグがいっぱい、PS5でないとまともに遊べないよぉ~となってたいわくつきのゲームでもあります。
なので私も冒頭のお試し版しかできてないのでした…。
サイバーパンクな世界感にどっぷり浸りたい人にはお勧め。
№129:The Outer Worlds
人類が宇宙に進出した未来。大企業がすべてを牛耳り、王国や宗教のように支配するハルシオン星系。
入植のために集められた人たちを乗せた移民船が不慮の事故で遭難し、数百名が冷凍冬眠されたまま放置されること70年。
フィニアスという、企業からなる支配層「評議会」に追われた科学者が移民船にたどり着き、冷凍された入植者たちの一人を無作為に選んで解凍する。
70年ぶりに目覚めた入植者は、銀河を揺るがす巨大な謎や悪徳大企業と対立もしくは協力して、ハルシオン星系を旅していく。
※未クリア
宇宙版Falloutですね!デザインもシステムもそんな感じ。
宇宙の植民惑星なのでみんな結構ボロい服着てる…。そして出会うと勤めている企業のコマーシャルみたいなセリフ喋ったりと、世界感も面白いです。
操作はわかりやすい感じなので、その点ではあまりストレスは感じないですね。
まだ途中なのでこれからクリア目指して頑張るぞー。
№130:L.A.Noire
1947年。戦後の混乱で殺人や汚職がはびこるロサンゼルス。
軍を退役したコール・フェルプスはロサンゼルス市警に入り、警官から刑事となり、交通課、盗犯課、殺人課などに配属され様々な事件を解決していく。
※クリア済み
グランドセフトオートなどを作ったロックスター・ゲームスの、1940年代のアメリカの雰囲気をめっちゃ味わえる推理アドベンチャーゲーム。
容疑者を取り調べて微妙な表情の違いから推理して尋問していくというのがウリなのですが、これがめっちゃ難しい!
そして今ではクラシックな車でロサンゼルスの町をブイブイ飛ばせますが、操作を誤ってよく街灯を跳ね飛ばしてしまった……。
メインのストーリーもあるのですがその辺りも、ハードボイルド的な展開で良かったですね。
リメイクしてくれないかなー。