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グラディエーター2やるそうですね。1を見返してみた。ネタバレ注意

昔父が家でDVDを見ていたのを思い出して実家から引っ張り出してきた。

久々に見返しているがこのラッセルクロウは本当に良い。
そしてこのラッセルクロウを引き立たせているのは他でもない皇帝役のホアキン・フェニックス。

昔はこの皇帝が気持ち悪くて大嫌いだったけど今ならわかる。この映画にはこの気持ち悪さがこの主人公をよりヒーローへと引き立てている。

今になって感じるのはこの映画の豪華さ。衣装はさることながら出演陣も舞台も死ぬほどお金が掛かっているのがわかる。過剰な演出のように思えるが当時のローマはもしかしたらもっと豪華で汚いところはもっと汚かったのだろう、、、。そして虎はちょっとやり過ぎかな、とは思うが(今の時代やったら動物虐待とか言われそう、、、)きっと同じようなことを当時もしていたんだと思う。

10年以上ぶりに見返したがやはりこれは名作だと思う。
最後には憎き皇帝が死に、英雄も亡くなり、家族と共に天国へ導かれ、前皇帝の父の意思を受け継ぐ皇女が指揮を取る。暴君の弟に怯えながらも自身の正義で行動を起こす皇女の勇気や正義が勝つ様は見応えたっぷり。
でも最後あの意地汚い皇帝なら代理で最後まで戦わせようとするのではないか?
ちょっと皇帝本人が最後の戦いに自らを投じるのは少し無理矢理感がある、と思ったが映画の締め方としては大正解であろう。

あとあの皇帝の気持ち悪さ、ネトっとした感じはリドリースコットの性癖のようなものが見て取れるw
このネトっとした感じを出すのがさすがホアキン・フェニックス。今じゃジョーカーで名が知られているが当時から名優だったのは言わずもがな。
自身の過酷な生い立ち、兄の死、いろんなものを乗り越えてこそのあの演技力だな、と本当に思う。詳しくはググってみてください。

この物語は完全に完結していると思うけどまた全く違ったグラディエーターが現れるのかな?この物語はこのままで完結していて欲しい気がするけど正直2が出ると聞いてワクワクしている自分もいる。

どうか次回作も最高の仕上がりでありますように!!

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