事実婚夫婦、死別したら相続はゼロか?

昨日2024年7月26日(金)、故中野亜里と川根眞也の30年間にわたる事実婚夫婦 相続権ゼロ違憲訴訟、第11回口頭弁論の記者会見&報告集会が16:55~18:25まで神戸市男女共同参画センター あすてっぷで開かれました。

昨日の記者会見では、このような事実婚夫婦の相続権ゼロについての裁判は、他にあるのか?という記者からの質問がありました。白倉典武弁護士、紀藤正樹弁護士からは「聞いたことがない」という回答でした。そして、紀藤弁護士は「あってもほとんどが負けたか、または、裁判にもいたらず、泣き寝入りだったのではないか」とのコメントもありました。さらに紀藤弁護士は「僕は少しでも勝てる、と思わなければ裁判をやらない。この裁判は勝てる可能性がある。しかし、地裁では、原告(中野○○)、被告(川根眞也)のどちらが勝っても控訴することになるだろう」との発言もありました。次回、第12回口頭弁論、11月8日(金)10:30am神戸地裁215法廷では、双方が補足の最終準備書面を出します。普通は被告だけが最終準備書面を出すのですが、この裁判では、原告側も、微妙な情勢だと判断したから、最終準備書面を出すのだろう、と紀藤弁護士。

次回、第12回結審の予定です。もし、次回で結審したら、現在の裁判長の下で来年1月か、2月に判決が出るだろう、とのこと。是非、11月8日(金)に注目して下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?