コンビニしんどい説16

掃除も山場はすぎ、一番気にしていたドレンパンの仕上げをしました。日中は、暖かかったので、嗜好品売り場のゴンドラを丸洗いしました。

副店長は、33歳の女性で、オープン当初から12年間勤めています。欠勤も遅刻も早退もありません。大雪の日に、通行止めになりお休みをした以外、急なおやすみはありません。仕事のある日は、どこへも出かけたりせず、仕事に支障がないよう体調管理をしています。体調が悪いとすぐにお休みをする従業員さんもいますが、体調は管理できるものだと彼女を見ているとそう思います。

二号店は、一号店から、3kmほど離れたところにあります。六年前に、オーナー交代となり、うちが経営することとなりました。前のオーナーは、在庫を持たないいとか、色々な点で本部と揉めてやめることになったようです。

前のオーナーの時の従業員さんが今5人働いています。働くことが決まった時、制服を二枚づつ渡したら、これまで10年で一枚しかもらえなかったのに、二枚も良いのですか、と涙ぐむシーンがありました。

この二号店オープンのタイミングで、33歳の女性を二号店の副店長にしました。本人、全く気がついていないのですが、話し方にとげがあり、誤解されることがあります。人の気持ちがわからないこともあり、敵を作ってしまいます。お客様からクレームを受けることも度々あります。「やめさせろ」と詰め寄るお客様もいました。その時は、「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。しかしながら、彼女をやめさせることはできません。ご理解お願いいたします」

今回は、衛生チェックということで、細かな計画を立てて、進めていたのですが、この副店長が清掃作業をやらないので、今日は怒ってしまいました。
もともと、ドレンパンは彼女がやるはずでしたが、自分の仕事が忙しいと、なかなかとりかからなかったので、昨晩他の従業員とほぼほぼ終了してしまいました。

「私がお願いしている仕事をなんでやらないの。他の仕事しないで良いから、清掃して」誰だって、嫌な仕事はあると思います。でも、やりたい仕事だけやっていれば良いわけはないです。このところの疲労とストレスで、爆発してしまいました。本当にコンビニしんどいですわ。

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