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188.言えなかったから、言わなかっただけ。そんな自分も認めてあげよう。

なんとなく笑顔であいづちを打って誤魔化してしまった。

言えなかったのか、言わなかったのか、
どちらなのか。

わからない。

どちらだっていいんだと思う。

そもそも、言ったって、言わなくたってどちらだっていいのだし。

でも、根が馬鹿正直だからなのか、
本当のことを言えなかった(言わなかった)とき
心がざわざわしてしまうのです。

だから、そういうときは必ず自分に問いかけてしまいます。

言えなかったの?
言わなかったの?
どちらなの?

そんなの、わからないよ。
両方だよ。
言えなかったから、言わなかったんだよ。


ちなみに、今日なんとなく相槌を打ってしまった話というのは、
不妊治療についてのことです。


子育て支援センターで先生と会話していた時に、
「4人目もあるかもしれないよね。」
「授かりにくくて病院に通っていた人の話を聞いたら、すごく大変みたい。3年通ってやっと授かったとか、ブランド物のバッグが買えちゃうぐらいお金がかかったとか」という話になりました。

私は3人の子どもを高度不妊治療を通して授かりました。

「私も授かりにくくて治療してたんです」
心の中の正直者の私が言おうとしたけれど、
言えませんでした。

ブランド物のバッグの値段が分からないのですが
「もっとお金かかったかもしれない」とも思ったけど、
とてもとても言えませんでした。


その先生のことは、大好きです。
だからこそ、なんで言えなかったのか、
もやもやしたんだと思います。


見栄?プライド?
広まったら怖いから?
自分自身の偏見?

よく分かりません。


でも、まぁ、無理に言わなくたっていいよね、
自分がラクな方を選んでいいんだよね、と思っています。

言えなかったから、言わなかった。
ただそれだけ。
そんな自分も認めてあげよう。


言えるときは、自然に言えるから。
不思議なくらい、すっと言えるときがあるから。

そういうときだけ、
言いたくなったときだけ、
言えばいいんだって思っている。


読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。