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呪術廻戦

 アニメは2期が終わってしまいましたね。原作は最終章と言ったところでしょうか。

 多分現在自分が一番ハマっている作品です。

 数々の考察サイトや動画があり、多くのファンがいるわけで、内容についてはただの素人の自分が語ることはないでしょう。

 ということで、何故人気があるのかというところに焦点を当てて考えてみたいと思います。

①主人公は極端に強くもなく才能もないが信念がありめちゃ良い人
②作中最強のキャラが最初からいる
③多種多様な能力バトルとキャラが楽しい
④ガンガン死亡(離脱)していく先の読めない展開
⑤一度観ただけでは理解できない深く練られた設定

 もっと細かい部分はありますが、ざっとこのあたりでしょうか。

 主人公の戦闘が殴る蹴るしかないから地味、という意見もよく見ますがたしかにそういう意味では不遇なキャラです。

 それでも作品としてみれば面白いわけなので、バトル物だとしても主人公の強さは作品の面白さに関係ないのかなと感じます。
 コミュ力とタフネスがあるので、色々なキャラを出すような作品であればこれくらいの主人公が丁度よいのでしょうか。

 まあ、呪術廻戦は特殊で『第二の主人公』と呼ばれてる乙骨が主人公の王道を担ってくれているから成り立つのかもしれません。

 また、作中最強のキャラが最初からいるというのもなかなか新しいと思います。
 五条先生がいる間は誰も敵わないから安心して見てられるというのが序盤から中盤で思うことですね。

 後半になると様々な新キャラがどんどん登場して能力を発動していくバトル物の醍醐味満載の展開、しかし同時にいなくなるキャラも多いので押しキャラが退場するのは悲しいですよね。

 あとは、考察できる程に考えられてる設定が多いというのも魅力が増している部分だと思います。
 言われないと気付かないようなところに隠された設定があったりと、ついつい考察動画を見たくなってしまいます。

・キャラクターにはっきりとした個性を与える
・設定は行き当たりばったりではなくきちんと細かい部分まで考えておく

 このあたりは当たり前で基本ですが、何か作品を生み出す上であらためて意識しないといけない部分だと感じました。


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