有名な長岡まつり大花火大会について調べてみた！！

2023年7月11日 11:14

長岡花火の歴史

昭和20年8月1日の長岡空襲の翌年、長岡市民が復興に立ち上がり、昭和21年8月1日に「長岡復興祭」を開催、翌年の昭和22年に花火大会が復活しました。
「長岡花火」の歴史を振り返ると、先人たちがつないできた、「慰霊」、「復興」、「平和への祈り」の想いが息づいています。
長岡花火に込められた強い想いは、70年をすぎてもなお変わることなく、今を生きる私たちの中にもしっかりと受け継がれています。

1879年　明治12年
長岡で初の花火大会『長岡の花火大会の起源』
9月14日・15日千手町八幡様のお祭りで、遊郭関係者が資金を供出しあい、350発の花火を打ち上げる。
1906年　明治36年
市制が施行される。
1917年　大正6年
「二尺玉」4発の打ち上げに成功する。（田崎藤蔵氏）
1926年　大正15年
「正三尺玉」の打ち上げに成功する。（二代目中川繁治氏）
1927年　昭和2年
スターマイン「速射連発」が初登場する
1938年　昭和13年
戦争により、花火大会「中止」に追い込まれる
1945年　昭和20年
8月1日「長岡空襲」。まちの8割が焦土と化し、1488名が犠牲となる
1946年　昭和21年
忌まわしい空襲の日から1年後の8月1日、「長岡復興祭」を開催する。
1947年　昭和22年
復興祭の1・2日、長岡の花火が「復活」する。
1948年　昭和23年
1日を「戦災殉難者の慰霊」の日とし、2・3日を「花火大会の日」と改める。
1950年　昭和25年
山下清画伯・名作「長岡の花火」を発表。
1951年　昭和26年
「長岡まつり」に改称する。（「長岡まつり」のはじまり）
戦後初の「正三尺玉」の打ち上げに成功する。（嘉瀬誠喜氏、誠次氏）
1953年　昭和28年
長生橋にナイアガラ大瀑布が初登場する。
1960年　昭和35年
ベスビアス大スターマインが初登場する。
1970年　昭和45年
北島三郎が歌う「大花火音頭」が発売される。
1983年　昭和58年
「三尺五寸玉」が打ち上げられる。（打ち上げ筒は郷土史料館に展示）
1984年　昭和59年
長岡青年会議所が長岡まつりで昭和46年(1971年)以来とだえていた灯籠流しを復活させる
1986年　昭和61年
市制80周年を記念して、「武者行列」と花火大会での「尺玉80連発」、前夜祭での「神輿渡御」を開始する。
1987年　昭和62年
大手大橋に仕掛けられるナイアガラ大瀑布が新たに登場。
1990年　平成2年
ナイアガラと正三尺玉の同時打ち上げが実現する。
1996年　平成8年
市制90周年を記念して、「ワイドスターマイン」の打ち上げを開始する。
1998年　平成10年
公募により名称の決まった、「ミラクルスターマイン」の打ち上げを開始する。
2001年　平成13年
メッセージ花火を開始する。
2002年　平成14年
平成12年(2000年)に引退、撤去された正三尺玉の打ち上げ筒が長岡駅前にモニュメントとして展示される。
まちなか花火ミュージアムがオープンする。
2005年　平成15年
復興祈願花火「フェニックス」が打ち上げられる。
2006年　平成16年
8月4日に世界の花火ショー開催。
市制100周年を記念して尺玉100発が打ち上げられる。
2008年　平成20年
平成21年(2009年)の大河ドラマ「天地人」放送決定を祝し、8月3日に音楽とシンクロしたストーリー性のある「天地人花火」を打ち上げる。
2011年　平成23年
まちなか花火ミュージアムが閉館する。
宮城県石巻市で復興祈願花火「フェニックス」が打ち上がる
2012年　平成24年
平成24年(2012年)に公開された長岡花火を題材にした映画「この空の花－長岡花火物語」の上映を記念し、映画の主題曲にのせて「花火『この空の花』」を打ち上げる。
ながおかミニ花火ミュージアムがオープンする
2014年　平成26年
右岸に4万人分の観覧席を増設。
10年目の復興祈願花火「フェニックス10」が5分10秒のフルバージョンで打ち上げられる。
2015年　平成27年
長岡まつり史上初、正三尺玉が3連発で打ち上げられる。
正三尺玉とスターマインの共演が実現する。
平成17年の市町村合併から10年を記念し、ミュージックスターマイン「花火『故郷はひとつ』」を打ち上げる。
8月15日、16日に姉妹都市ホノルル市の真珠湾で、両国の戦争犠牲者の慰霊と世界の恒久平和、未来を担う青少年の成長を願う長岡花火が打ち上げられる。
2016年　平成28年
花火師・嘉瀬誠次氏が長岡市民大賞を受賞。
長岡復興応援ソング「空を見上げてごらん」に乗せて「米百俵花火・尺玉１００連発」を打ち上げる。これによりすべてのミュージックスターマインが長岡に縁のある音楽となる。
2018年　平成30年
長岡開府400年を記念し、ナイアガラ超大型スターマインが特別バージョンで打ち上げられる。
ながおかミニ花火ミュージアムをアオーレ長岡シアター内に移転し、「長岡花火情報室」をオープンする。
2019年　令和元年
長岡まつり大花火大会、過去最多の108万人が来場。
15年目の復興祈願花火「フェニックス2019」が特別バージョンで打ち上げられる。
2020年　令和2年
新型コロナウイルス感染症の影響で、長岡まつり大花火大会が戦後初の中止となる。
道の駅「ながおか花火館」がオープンする。
2021年　令和3年
新型コロナウイルス感染症の影響で、2年連続で長岡まつり大花火大会が中止となる。
2022年　令和4年
３年ぶりに長岡まつり大花火大会を開催