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簡易レタッチ(深度合成)

深度合成とは

奥行きのある写真を撮ろうとしたとき、ピント合っている部分が違っているモノをそれぞれに合わせて撮影し、のちに写真を合成し、被写界深度が深くなるようにした画像手法のこと。特に近接(マクロ)撮影において重宝する。

今回は、梅の花。
それぞれにピントの違う3枚の写真を合成してみる。

前ピン(右にある一番手前にある花)
中ピン(中にある花にピントを求めた)
後ピン(一番奥にある背中を向けた花)
深度合成し、Camera Rawで仕上げた画像

レタッチの実践

Photoshop 深度合成レタッチ
  1. 今回は3枚の写真を用意する

  2. レイヤーとして読み込む メニューバーの「ファイル」「スクリプト」「ファイルをレイヤーとして読み込む」(読み込む場合は☑を入れない)

  3. 「フォルダーから3枚の写真を選択」「枚数のレイヤーをShiftを押してレイヤーをクリックして全部選択する

  4. 「編集」「レイヤーを自動合成」「画像をスタック」で画像を重ねる

  5. 画像を合成後、「削除ツール」で余分なものを消す(補完する)

  6. 最後は、「Camera Raw」で調整して完了

※今回はピントが甘く、ちょっとスキッとした写真ではありませんでしたが、「こうやってできるんだ」というのが分かっていただければと思います。ちょっと根気が要りますね。


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