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飛行機内の英単語(lavatory)

飛行機では、トレイのこと「lavatory」と言っています。この「lavatory」のところに空き(Vacant)、使用中(occupied)とあります。
この単語は、学校では習わなかったし、普段の会話でも出てきません。

アメリカへの飛行機内で、日本人の女子高生集団がいました。私の座席はトイレの前、入れ替わり立ち替わり女子高生が来て、すぐ入る子もいるが、入るのを待っている子がいる。表示は「Vacant」。次に並んでいる子もいるので、「空いているよ」と教えてあげました。

vacant の語源
紀元1300年頃から使われている、「空いている、埋まっていない、占められていない」という意味の英単語です。フランス語のvacant(「何もしていない、使用されていない」、職などに関して)や、ラテン語のvacantem(主格はvacans)「空っぽの、使用されていない」という現在分詞から来ています。ラテン語のvacare「空である」という動詞と関連しており、これは「去る、放棄する、使い果たす」という意味のPIE由来の*wak-から派生したものです(詳しくは*eue-をご参照ください)。精神的な活動が欠けている様子を表す意味で、1570年代から使われています。関連語: Vacantly。

etymonline(語源辞典より)

これに対して、使用中という単語を「occupied」「占有された」を使っています。類語辞典「etymonline」で調べてみてください。

実際英語圏では、トレイのことを「Restroom」「Bathroom」「Toilet(te)」などが使われているようです。私の経験では「Toilet」で十分通じましたが、多言語サイン(トレイのマーク)などは、外国人にとってありがたいサインプレートですね。

トイレ内では、「No smoking in lavatory.」などが書かれています。これは日本のトイレでもお目にかかる英語ですね。

身近にある英語を意識して見てみると、ちょっとした発見があります。


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