滝のある風景(小野川不動滝)
小野川不動滝(おのがわふどうたき)は、裏磐梯の小野川湖の上部にある滝です。
滝の上部は、グランデコスキー場の上部から流れる不動沢と、大早稲沢山(おわせざわさん)から流れる小野川が滝の上部で合流し、流れ落ちる滝です。
落差25mで、滝の近くに不動明王が祀られていることが名前の由来だそうです。
滝を撮るとき、最適な条件は、曇天です。または、小雨が降っているぐらいがいいですね。
何故なら、強い光が入ると、滝の白は飛んでしまいます。(露出オーバーになること)また、強い光が入ると、影ができ、微細な滝の表情が失われてしまいます。滝を形成している黒い岩のディテールも樹木の色彩も繊細さを失うことになります。
また、シャッタースピードを遅くして、流れを表現したいので、曇天は滝を撮るうえで最高の条件なのです。
滝を撮るとき、画面いっぱいに撮るには、縦の構図が最も適しています。
最近、手持ちでもスローシャッターを切れて、手ブレを起こさないカメラが出てきているようですが、私はまだ試したことがありません。
なので、滝やせせらぎなどスローシャッターを切るときは、三脚がかかせません。
全体を撮ったら、この滝の特徴ある部分を撮るようにしています。岩の形状や水の流れの量などにもよりますが、「ここだな!」も捉えるようにしています。
絹糸を引いたような繊細な流れは、写真でしか表現できません。
角度を変えて、特徴ある木を入れて撮ってみました。滝はたくさんあるけど、ここでしたか撮れない構図を探します。
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