見出し画像

高山病は怖いぞ‼️

高山病とは


高山病は、高い場所で酸素が欠乏することによって起こる病気。重くなると、肺水腫などを起こし、助からなくなることもある。

その症状は、頭痛、吐き気や食欲不振などがあり、重症になると、昏睡症状になり、最悪死に至ることも。

日本人が高山病になる原因は、 普段 標高の高い場所で生活していないこと、つまり、気圧が低い状態を長く続けていないこと、 適度な湿気がある生活をしている。それに比べて、高所では空気が乾燥している。

空気が乾燥している海外では 標高2500mでも高山病の症状が出ることがある。だから、トレッキングでなくとも、高所の都市に行く場合、注意が必要なのだ。
さらに、体調不良の時、 乗り物から降りて一気に高い場所に降ろされた時 などが原因で起こるので、 観光旅行でも気をつけなければいけない。

では 一体どのような対処をすればいいのか?
過激な運動を避ける 。特に頭の首振り など、 こってりとした食事を取らない。( 例えば チョコレートなど) 水分を多く取る。(夜中、何回もトイレに行く丁度でいい) アルコール類は控える 。処方箋 「ダイヤモックスなど」を 服用する。

ペルーの国内線の プロペラ機に 同乗した大手旅行社のカスタマーたちが不安そうに私に問いかけてきた。
「 グループの中に高山病の症状が出た人がいるんです」「 高山病にならないようにするためには、どうしたらいいんですか?」
「 え !? 添乗員から何も聞いてないんですか?」
私の下手くそな英語を聞いて笑っていた 大手旅行社の 添乗員、私の英語を 笑ってる場合じゃない よ‼️

高山病になってしまったらどうするの?

すぐに 低いところに降ろすこと。
新鮮な空気をたくさん吸うこと。
上記の対処をすること。
トレッキングなどで高所にいる場合、すぐに山を降りれない状況下では、ガモウバッグなどに入り一晩中 空気をスタッフに送ってもらう。

誰も知らなかったの?

トレッキングなどで 疲れたからと言ってすぐに寝かしてはいけない。
何故ならば、呼吸が浅くなり、高山病になるからだ。

高度順応という言葉を聞いたことがあると思うが、今いる高度より高い高度に移動したら、しばらくそこで歩き回り、高度順応をしなければ寝てはいけない。
高度順応を怠ると、生死をさまようことになるのだ。

事実、そのような事例があり、一人だけその国の病院に1か月以上入院しなければならなかった。多額の費用もかかる。
せめて、グループに一人でも上記のことを知っている人がいれば…。

※ダイヤモックス:(アセタゾラミド)は、医師から処方される薬。検索すると、処方してくれる医院を探すことができる。利尿剤でもある。
※ガモウバック:(The Gamow Bag)膨らませて内部を高圧にし、人間をその中に入れ、高山病の治療に使う携帯型のバックのこと。 足踏みポンプによってバッグに空気を送り、内部を加圧する。

参考HP:Wikipedia 「ガモウバッグ」
千駄ヶ谷インターナショナルクリニック「ダイヤモックス」
在ボリビア日本国大使館「急性高山病について」

私の高山病になる手前の症状経験:頭が重くなり、「ガーン」と圧迫されるような感じ、めまいのような症状。バスで数百メートル降りたら治った。
危険を知り、楽しい旅行を…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?