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展望の山旅(大朝日岳)

大朝日岳(おおあさひだけ)1,871m は、朝日連峰の主峰です。磐梯朝日国立公園に入っており、新潟県との県境を跨《また》いでいます。大朝日岳は山形県にあります。
私は、古寺鉱泉口から写真を撮りながら、約8時間かけて登りました。

大朝日岳から南を展望

大朝日岳山頂から南を望むと、三角に尖がった山・祝瓶山(いわいがめやま)の特徴的な山の奥に大きく連なっているのは、山形県と福島県の県境にある飯豊連峰です。「広いなー」と感じました。

朝日を浴びて

朝日を浴び、なんの変哲もない稜線が浮き上がっています。光と影が織りなす光景です。
「写真は、光で絵を描く」はこのようなことを言うのでしょう。

大朝日岳から北を望む

朝の光を浴びて、山なみが連なっていました。日本は山で出来ていると実感します。

影大朝日岳

朝日を浴び、西を見ると、大朝日岳の影が伸びていました。これが富士山であれば、「影富士」。ここは「影大朝日」です。

大朝日岳山頂避難小屋に泊まると、山頂から朝夕の写真が撮れます。この夏の日、避難小屋に着くと、小屋番がいて楽しく語らいました。話を聞くと、夏の間だけ小屋守をしているとか、素朴で山形の人という感じでした。

避難小屋ですから、もちろん寝具も食事もありません。夏ですから夏用のシュラフ(寝袋)とマット、食事用のガスコンロや食材、それにトイレを利用させてもらうので、小銭が必要です。本来なら水も必要ですが、幸いこの小屋の下(歩いて15分くらい)に銀玉水と言うところがあるので、助かりました。

山形県の面積を表す地図は、横顔をしていますね。その口の部分にあるのが大朝日岳です。その地図は、下記リンクから見ることができます。

やまがた山 大朝日岳


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