見出し画像

簡易レタッチ(ノイズを除去し、肌をなめらかに)


ザラついた写真(元画像)

Camera Rawでノイズを軽減

ディテール・ノイズ軽減

「Camera Raw」のディテール・ノイズ軽減を右にスライドしてザラついた感じを軽減する。(下の画像)

ノイズ軽減で得た画像

たったこれだけでも肌が滑らかになった。

■できれば、影の部分などを修正すると、もっと良くなる。

「ブラシツール」で仕上げる

ブラシツールを使う

「ブラシツール」の「ソフト円ブラシ」を使い、「Altキー(Option)」を押すと、スポイトマークがでるので、近隣の綺麗な部分をコピーし、修正したい部分をなぞっていく。
ブラシのかかり具合は、「不透明度」を変えたり、ブラシの大きさを変えたりしながら、修正していく。
コツは、弱めにかけて何回かなぞって、自然に見えるように修正していく。

完成した画像

前回の写真も同じ方法で修正してみた

サングラスの反射だけを修正した画像


腕を選択し、肌を滑らかにした画像

腕の部分だけを選択ツールで選択し、その部分だけをレタッチ。腕の部分が広いので、印象が変わって見える。

写真は、どれも「Unsplash」からダウンロードしたもの。

Unsplashより

※「スマートオブジェクト」については、何度も引用しているが、これにすると、かなり前に戻り、やり直しができること。画像の劣化がないことで利用している。ただし、スマートオブジェクトになっているとできない操作もあるので、そのときは、もとに戻す(ラスタライズ)。レイヤーを右クリックすると出てくるので、それをクリックするとよい。
私のやり方は、「スマートオブジェクト」で進め、「スマートオブジェクト」ではできなくなったら、「ラスタライズ」にするか、「画像を統合」にして最終修正をするようにしている。

更に修正を加えるときは


マスク・ブラシで修正

部分部分を修正したいときは、「Camera Raw」の「マスク」でブラシを選び、修正したい部分をマスクし、修正スライダーを動かして行う。
この写真では行っていないが、例えば、くちびるの部分をもっと赤くしたいなどのとき、マスク・ブラシでくちびるの部分をマスクし、赤を少し増すなど。このように「Camera Raw」で殆どのレタッチが完成する場合が多い。

私は、風景写真のレタッチにおいては、先に「Camera Raw」のマスクで部分補正をしてから、最終的にPhotoshopで仕上げている。

Adobe「部分補正にマスクを適用」

Adobe


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