峠のわが絵(白布峠近く)
県道2号線、福島県北塩原村から山形県米沢市へ抜ける道の県境に白布峠(しらぶとうげ)があります。
その少し手前、東鉢山七曲り(とうばちやまななまがり)という所があります。そこからの磐梯山や桧原湖などの展望が素晴らしいです。
秋の峠を意識した撮影の旅です。
惜しまれる秋の終演、樹々の葉は精一杯燃えて散っていきます。
このような景色を観ていると、写真を撮っているのではなく、絵を描いているような錯覚に陥ってしまいます。だから、絵を描いてるがごとく表現しようと想うのです。
人が何と言おうとも、自分なりの絵、バランス、濃淡が浮かび上がってきます。絵を描いている人のように、その場で写真を撮る(スケッチする)こと、レタッチソフトを使いイメージを膨らませること、絵のように細かい作業はないのですが、表現しようとしていることはほとんど同じです。
何もシャープな絵柄だけではなく、その自然の中に溶け込んだ深みを表現できたらと想うのです。
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