見出し画像

母の書いた短冊

今日は、高齢者施設に入所します母の面会に行って参りました。  

施設の1階ロビーには、七夕の笹と笹飾り、短冊が飾られています。その中には、母の書いた短冊もありました。
1つ目は
「健康で過ごせますように。」これは、良いなぁと思いました。
問題は、2つ目です。2つ目は
「Iさんが、滑ってお尻を打ちますように。」と書かれていたのです。Iさんとは、以前母に
「お腹出てるなぁ。」等と、体型を揶揄する発言があり、母が介護士さんの中の上役の方に相談したら、それからはそのような発言は無くなった、という経緯があった方です。母が何故そのような短冊を書いたのか、真意を聞いてみました。

私「お母さん、あの短冊は…また何か言われへんか、心配なんやけど。」
母「Iさんは、K君にも意地悪言うからなぁ。書いてん。」
K君とは、介護士さんの中で1番若くてイケメンの方の事です。母は、いつもK君の事を
母「K君は、男前やぁ。」と言っているのです。どうやらK君に意地悪を言うIさんに対して、許せない気持ちがあり、そのような短冊を書いた様です。

今日、母に
私「Iさん、何か言ってた?」と聞くと
母「それが、全然顔見ぃひんねん。」と。今週は、1度もお会いしていない様です。

母は、面食いだなぁと思いました。Kさんは、もしかして母の推し?かもしれません。

しかし、推し活には、良い効果もある様です。調べてみますと、推しの事を考えたり、推しの活動を応援する事で、脳からエンドルフィンやドーパミン等の「幸せホルモン」が分泌されるそうです。そして、これらのホルモンは、ストレス解消やリラックス効果に繋がるそうです。

母に推しが居る事で、元気になってくれるのなら喜ばしい事だと思います。母が、Kさんのお仕事のお邪魔にだけはならない様に、気を付けようと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?