図書館に行きました
昨日は、高齢者施設に入所します、母の面会に行って参りました。その話の続きです。
カラオケレクリエーションから帰って来た母に、作って来た珈琲ゼリーを渡しますと
母「図書館へ行かんならん。せやけど、雨降ってるんやろ?」
私「うん。雨降ってるねん。代わりに行って来よか?」
母「もう、借りてる本全部読んでしもたから、返して新しい本借りて来て欲しいねん。」
私「分かった。ほんならお母さんは、珈琲ゼリー食べといてな。」1人で、図書館に行って来ました。
先ず、借りる本を探します。母からは、『司馬遼太郎さんの本』とだけ、指定がありました。しかし、よく考えたらどの本を既に借りたのか、分からなくなってしまいました。施設近くの図書館の大活字本コーナーは、スペースが狭くて、棚に出ている本はその一部です。それとは別に、書庫の中にも大活字本が入っていると、以前図書館の職員さんからお聞きしました。今迄、母が借りた本は全て棚の中の本でしたので、今日は書庫の中の本を借りようと思いました。
書庫の中の本は、ファイルの中にリストがあります。リストを見てみますと、かなり字が小さくて、老眼の私には探すのが一苦労です。そして、作者毎ではなくて、タイトルの五十音順になっていたのも、困りました。司馬遼太郎さんの本、で探したいので、タイトルは分からないのです。必死で目を凝らしながら、司馬遼太郎さんの本を探しました。そうしましたら、司馬遼太郎さんの韃靼疾風録の大活字本を見つけました。韃靼疾風録の1〜5と、乙武洋匡さんの本を3冊、お借りする事にしました。
カウンターで、リストをお見せしてお借りしたい旨を申し上げますと、職員の方が書庫へ本を取りに行って下さいました。
無事に本を借りる事が出来、母に渡しますと、
母「おおきに。助かったわ。」と喜んでくれました。
そして、今日図書館にお電話をして、今迄お借りした本のタイトルを知りたいのですが、とお尋ねしました。しかし、お借りした本のデータは返却した時点で消去されるそうで、分からないとの事でした。
棚の本は、母の記憶を頼りに借りる様にして、書庫の本については、借りた本はノートにタイトルを控えていくようにしようと思います。