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変化に振り回されない!スタートアップで働く私を支える「わたしビジョン」の考え方

「これまで会社はポジティブなことはもちろん、ネガティブなこともたくさんあったと思うけど、りかこはどう思っているの?」

ふと、CTOであるけんてぃさんから問われて、考えた。
内定者インターン期から数えると、ポジウィルと関わってもうすぐ2年になる。確かに、この短期間で、キャリアコーチング市場は戦国時代の如く活性化し、組織も、事業も目まぐるしく変わっていった。けど、あまり動じず、変化に向き合えている自分がいるように思う。

「周囲は変化しようと、私はわたし!」と思えているのはなぜか。関係しているであろう、大事にしている考え方2つを言語化してみた。
変化の激しい毎日に疲れて消耗している、そんな誰かの前を向くきっかけになったら嬉しい🌱


「会社ビジョン」と「わたしビジョン」を対等に持つ

心の安定のためには依存先を複数持てというけれど、WILL(将来どうなりたいか)に関しても同じことが言えると思う。

会社にはそれぞれのビジョンがある。社会課題を解決したい、理想の世界観を現実にしたい。そんな創業者や経営陣の想いが込められたビジョンに、人は惹かれてファンになり、同じ使命感を共有し仲間になる。

同じように、個人もそれぞれビジョンを持ったっていい。
どんな人で在りたいか。どんな価値提供がしたいか。
誤解を恐れずに言うと、人は結局“自分のために”という時が1番エネルギーを発揮すると思っている。人のため、も大元は自分のため。(人を喜ばせて笑顔にするという行動も、突き詰めれば「相手の笑顔が見たい」という自分の欲求が働いたからだと考えている。)

だから、自分のためだけの「わたしビジョン」は宝物だ。苦しい時も踏ん張る理由になる。想いを込めて、理想とする世界観が1番イメージできる表現を選びたい。会社のビジョンを作るのと同じくらいこだわるべきことだって思う。

※ちなみに私は「自分の個性(とげ)を愛し、貫ける人を増したい。」という「わたしビジョン」を掲げている。“とげ”という表現がお気に入り。

会社ビジョンと、わたしビジョン。この二つは、“対等”である時に1番パワーを発揮すると思っている。
「会社ビジョン」に傾きすぎると、やがて自己犠牲に陥ってしまい、自分を苦しめる。
「わたしビジョン」に傾きすぎると、仕事を選り好みする、会社の成長<自分の成長という我儘な存在になりかねない。
どちらも尊重できている時、まっすぐにコトに向かうことができる。

会社ビジョンと、わたしビジョン。二つを輪っかで表した時、輪の重なる部分が、「その会社で働く意味」だ。

二つの輪が完全に合致する時は、ひたすら会社にコミットすれば自ずと自分の理想も叶う。迷わずやり切ったらいい。

二つの輪が重なるところもありつつ重ならない部分もある時は、会社以外で知識や経験を補強していく必要があるということ。足りない知識・スキルを身につけるために勉強してみる、副業を始めてみる、などさまざまに手段はあるだろう。

二つの輪が重ならなくなったら、その時は次の舞台に進むサインかもしれない。会社ビジョンも、わたしビジョンも、時が経つほどに環境や心情が変わり、変化するのだから。

そして、上司は正解を持っていないことを念頭におく

スタートアップたるもの、変化は当たり前。
確立されていない、新しい市場にいるならば、市場環境の変化は激しい。それに併せて、会社の方針や事業、組織はどんどん変わっていく。

「上司だって、経営陣だって、正解を持っていない。
わからないなりに、ベストを尽くし最前線を走ってくれている。」

この意識が持てるかどうかで、物事の捉え方が変わると思う。

日々変わりゆく方針に、ついていけない!と嘆くのか。
視座の高い経営陣のことだから何か考えがあるのだろう、もっと知識もつけて隣に並べるくらいにならないと、と意気込むのか。

上からの指示を正解だと思い込み、指示待ち人間になるのか。
上の指示は仮説でしかないことを踏まえ、いち早く形にしてPDCAを回そうとするのか。

人任せで、無責任でいると、“正解を作る”必要のあるスタートアップの世界では取り残される。正解を作る工程を上任せにせず、同じ目線に背伸びをしてでも登れる人でありたいと思う。

柔軟に、しなやかに。今日も変化を恐れず前を向く。

以上、私なりの「ブレずにスタートアップを楽しむ」ための考え方を言葉にしてみた。
とはいえ、私は新卒1年1ヶ月で、社会人の中ではまだまだひよっこ。世の中にいるスタートアップを生き抜く人たちの考え方をもっと知りたいと、改めて思った。
それらを経て私の考え方もアップデートされていくのだろうから、楽しみだ。

今日も変化を恐れず。私は私で、前を向く👣


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