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【弥生賞展望】混戦模様 トップナイフが主役を務める

3/5(日)に中山競馬場 芝2000mを舞台に弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)が開催される。3着以内馬にクラシック三冠第1戦皐月賞(GⅠ)の優先出走権が与えられるトライアルレース。

皐月賞のトライアルといっても、昨今の主流ローテは直行だろう。近2年の優勝馬タイトルホルダーやアスクビクターモアなど"クラシック"で活躍する馬は多く輩出しているが、"皐月賞"に限れば過去10年以上も勝ち馬は生まれていない。
皐月賞のトライアルというよりは、クラシックの登竜門に近い。
3歳世代の牡馬は牝馬に比べ、突出した馬が少なく勢力図がはっきりしない。この弥生賞からクラシックの主役候補に名乗りをあげる馬は出てくるのか。

人気を集めることが想定されていた、ホープフルS(GⅠ)3着のキングズレイン、ゴールドシップ産駒で連勝街道を登っていたマイネルラウレアがともに出走を回避したことにより、混戦ムードに拍車がかかった。そんな混戦模様の中、有力視されるのは以下の馬たち。

◆トップナイフ 牡3
デビュー3戦目の9月札幌の未勝利で4馬身差の圧勝。重賞初挑戦となった京都2歳ステークス(GⅢ)では不利がありながらも2着と好走。暮れのホープフルステークス(GⅠ)では終始先頭に立つもゴール寸前で勝ち馬に交わされ2着。人気の中心になるのは間違い無いだろう。

◆グランヴィノス 牡3
GⅠ馬ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスを兄弟にもつ超良血馬。京都2歳ステークス(GⅢ)では1番人気に支持されるも6着と期待を裏切る形に。新馬戦の勝ちっぷりから重賞で通用する力も十分で反撃に燃える。

◆タスティエーラ 牡3
11月の新馬戦では2番手追走から抜け出すと3馬身半差をつけ完勝。前走共同通信杯(GⅢ)では理想より1列後ろのポジションとなってしまい、上がり3F2位の末脚を繰り出すもわずかに届かず4着。ここでも素質は引けを取らない。

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