遊戯王デュエルロワイヤルオリジナル自作デッキ「デーモンの召喚」編２

こんにちは。
この動画では、遊戯王デュエルロワイヤルの環境に基づいた
オリジナルのデッキを作成していきます。

youtubeでも公開中
https://www.youtube.com/channel/UCrrENIj-NmH8pSh6T0GPcyg

デーモンの召喚編の続きです。

万能サーチの「トリックデーモン」を起点に
“いろんなデーモン”を出そう！というのがコンセプトで作成スタート。

しかし実際は“いろんなデーモン”どころか、出てくるほとんどは、
汎用カードの「デーモンの将星」ばっかりでした。

ロワイヤルの指針の一つとして

・ハイランダー構築に近づけ、読み合いを複雑化する

というものがあります。
相手がどういうハンドか見えないなりに何を狙っているのか予想し、毎回違う駆け引きをする。そういう対戦ができる構築を目指していきたいのですが、展開ルートが決まっていたら、これらの要素が発生しません。

この「トリックデーモン」と「デーモンの将星」の相性はよく
事故率も下げてくれていたのは事実ですが、

あまりにもワンパターンだったことと、
サーチも多くテンポ感が損なわれ、そこを修正したいポイントに。

「デーモンの召喚」の影も薄く、
効果を持たない故に、引くと実質ハズレみたいなポジションにもなってしまいました。サーチ先として選ばれない下級デーモンも同じく事故要因に。

改造のポイントとして
・デッキを触る回数を減らす。
・デーモンの召喚及びその他のデーモンでも活躍できるようにする。
・トリックデーモンのサーチ選択肢を増やす。

また近代カードの数も多かったため、
デュエルロワイヤルの時代感に近づけることも視野に入れました。

上記を踏まえ、一旦作成したデッキがこちら。

まず、デッキから抜けたのが「デーモンの将星」。
前述の通りの汎用カード。このカードワンマンから抜け出すため0枚に。
正直抜く時はデッキ回転力が著しく落ちるのが不安でしたが、別の方法を模索するしかありませんでした。

また「デーモンの巨神」、「ジェネシスデーモン」を
「暗黒魔族ギルファーデーモン」、「迅雷の魔王スカルデーモン」にチェンジ。
当時のカードプールに近づけ、さらに
戦闘補助の「ギルファーデーモン」、耐性持ちの「スカルデーモン」、シンプルな「デーモンの召喚」。と差別化を持たせられるようにしました。

そして「トリックデーモン」を2枚に減らしました。
サーチに頼りすぎない構築にし、またこのカード自体を蘇生や回収できる手段もあるため、いきなりデッキが回りにくくなる。ということはないと思いました。

また後述の能動的に破壊できる手段も減らしたことで、いい意味で低速化につながりました。
「トリックデーモン」が場にいるだけで相手からしても、「邪魔だが破壊したらサーチされてしまう」といった新しい読み合いが生まれました。

トリックデーモンを自ら墓地に送れる手段としての
「終末の騎士」、「魔神童」、「身代わりの闇」、「悪魔の技」も不採用にしました。

その他の下級モンスターについても役割を与えられるよう目指します。
下級同士の戦闘にも強い2000アタッカー。
「ジェノサイドキングデーモン」、「シャドウナイトデーモン」。

防御を固めた相手にも攻められる貫通持ちの「ランサーデーモン」、「マッドデーモン」。

属性除外で特殊召喚できる精霊シリーズ「闇の精霊ルーナ」。
お馴染みの「キラートマト」、「クリッター」。

チャレンジで「魔界初現世行きデスガイト」を投入。
投入時期は外れますが、認知度の高いカード。
トリックデーモンを呼べることはもちろん、
次のターンのアドバンス召喚要因にもできます。

こちらも時期はずれますが「トランスデーモン」。

能動的に「トリックデーモン」の効果を発動できます。
さらに「闇の誘惑」や「闇の精霊ルーナ」で除外されたカードも回収できます。

儀式デーモン、融合デーモンはそのまま採用。

儀式魔法と融合が少数投入なので積極的に狙うことは少ないですが、
引いた時の使い所は考えさせられます。
強力な効果ですが手札消費も激しく、魔法罠には弱いので、出しどころは注意。
死者蘇生などで召喚した場合は、後続デーモンの召喚を出せないことも注意。
これらのおかげで毎デュエル違う展開が生まれる要素に。

魔法罠について。
高打点カードを無理やり突破する手段かつサーチも可能な
「デーモンの斧」が使いやすい。
隠された効果になっていた、破壊された時1体リリースでデッキトップに戻る効果もこのロワイヤル環境では、使用する機会がたまにあったのが面白ポイント。

「終焉の焔」は防御兼アドバンス召喚に使える、持っていると安心なカード。

「デモンズチェーン」は汎用カード＋世界観で投入してます。
「トリックデーモン」でサーチできないので注意。

儀式、融合、アドバンス、除外など色んな要素を持ち込んだデッキとなりました。
試運転では毎回違う展開になり、そこまで事故する感じでもなさそうでした。

この構築で対戦をし、勝率を集計していきます。
次回は対戦編になります。
ご視聴いただきありがとうございました。