日本人が少子化を克服して人口維持するためにはまず性癖を開示すべき

個人の妄想です。誰かを傷つけたり中傷したりする意図はありません。
このお話のソースはほぼネットニュースと個人的な感想です。
嘘だと思うならネットニュースを探してください。
面倒なのでこちらからソースの開示はしませーん。

日本の出生率が右肩下がりで減少している。2021年時点で出生数が80万人ほどで、今年は80万人を切ると言われている。
生産人口の減少はGDPの減少に直結するため、いずれ私の生活レベルを直撃し(デフレが終わりそうなので私のようなまとまった資産のないザコ低級国民にとっては既に始まってる)、いずれは食べるものにすら困り全滅するか、労働の対価として食料の配給を受ける奴隷(現時点では社会に消費者として居場所があるので奴隷よりはかなりマシな状況)として生きる道しか残らないだろう。

この30年デフレが支持されてきたのは、貧富の格差と資産価値の目減りを嫌った日本国民の投票行動の結果であるが、それが国際情勢の変化を受け、変化し始めている。
支配層や上級国民も選挙結果に応じてデフレのためであれば生産拠点を海外に移したり、派遣業の拡大を利用して日本人労働者への分配を減らしてきたわけだが、円安をキッカケに大量生産品の購買力の低下として海外にバレるくらいには悪影響が見えてきてしまい、国内にいる上級国民の利権維持に問題が生じそうなので永久に続くかと思われたデフレ政策の方向性を変えようというのが現段階であろう。

ここでは仮に支配層が、国民が軽自動車の新車を買うのをためらうレベルの国内消費をバブルの頃のように復活させるためや、単一民族国家を前提する日本国の維持のために人口増を画策してくれるのだとしよう。
だが現在では経済的に第2子が設けられない家計の支援しか見えず、少子化同様に低下し続ける婚姻数の減少については解決策が見えない。
もちろん、現在子育てしている世帯やこれから結婚や出産を控える世帯には、経済的(金銭)+社会的(育休とか)の手厚い支援が官民双方から絶対必要である。
また、育休制度を設けない企業や、育休に対して不当な嫌がらせを行う企業には国策に反するとして罰則や社会的コンプライアンス違反のレッテル張り(便利すぎ)が必要かと思う。
しかし婚姻数が増えなければ1家庭で3人4人産まなければ人口を維持できないまでに婚姻数は減少しているのだ。
無論、3人4人の出産は経済的にも父母の負担としても大きいものとなるであろう。
減少する婚姻数に見切りをつけて、3人4人が十分に育てられる(大学進学や育休や専業主夫もしくは専業主婦になれる)子育て支援が必要となる。
一人二人であれば家庭で賄えるが、3人4人となると莫大な金額となる税金の投入による金額的支援、転職の厳しい日本の労働環境で専業主婦になるリスクなどを考えると現実的ではないと思えないだろうか。

もちろん子育て支援以外の方法もある。人口子宮を用いた精子卵子バンクからの新生児製造工場である。
現代にはびこるルッキズム優生思想や自由主義経済社会適正優生思想に適性のある(上級国民にとって)優秀な人間を人為的に製造できるが、これでは現代の倫理観的にディストピアすぎるため今回は考えないことにする。(なったらなったで誰も何も疑問に思わない国のような気がするが)

というわけで、婚姻数の増加で何とか1家庭当たりの出生数を2~3に抑え、人口維持をできないだろうか。

現代日本で婚姻数が増加しない理由は様々あるだろう。
お見合い文化が無くなり恋愛結婚がメジャーになった、もしくは個人の自由が尊重され周辺から結婚の圧をかけられることが減った、娯楽文化の発展により一人でも楽しく生きられるようになった、単に人と関わりたくない、何らかの経済的理由などがメジャーだろう。
では今結婚できている人にはどのような特徴があるだろうか。お見合いや政略結婚などは今ではかなりレアなケースのため、除外すれば恋愛結婚だろう。
つまり今結婚できる層は、恋愛できている層だということだろう。
では恋愛するためには何が必要か。

それは顔面もしくは身体の外見的特徴の偏差値(以下ルッキズム偏差値)である。

TVをはじめとしたメディアに始まり、昨今のSNSで情報に触れる機会が格段に増えた現代人。
娯楽として発展したメディアはより大きな快楽を求め、メディア業界の人間好みの美人(男女ともに)を集めるようになり、そういった外見の人間が出演するTVドラマやアニメを製作し、日本人の中に画面の向こうの素敵な世界に憧れる人が増加した。一方現実は画面の中にいるような外見の人間が側にいるわけでもなく、トレンディドラマのような恋したくなるような恋愛できる人ばかりではない。画面の中に恋する人が増えるにつれいつしか日本の恋愛事情には、画面の中の登場人物にいかに近いかで決まる、ルッキズム偏差値が必須な風潮が蔓延し、現代では国民全体にルッキズムが浸透した。
ルッキズムはネット上でマウント言語と融合し、ルッキズム至上主義(造語)を形成、日本国の義務教育課程で重視される右に倣え宗教も相まって日本人の大半はルッキズム至上主義を元に恋愛活動をするだろう。(特にSNSに近い若年層中心で)
それと同時に画面の中の美男美女になれないコンプレックスを抱える人が層として存在し、ルッキズム社会の中で普通という自身の遺伝子を否定する行動を自ら取る、あるいは強要されるケースが散見される。
また、画面内にはルッキズムに寄せたシンボル的外見の人間が多く存在しており、画面の中に存在しない他人の身体的特徴を見ると、見たことの無い容姿に混乱し、未知への恐怖のあまり他人の気持ちを考えず存在を否定するような発言が散見され、当たり前だが自分の存在を否定されれば誰だって自身の容姿に対し悲観的になってしまう。

つまり恋愛がルッキズム偏差値上位20%の存在することを許された人間のために存在するようになり、残りの大多数は恋愛や結婚、ましてや自分の容姿に対しコンプレックスを持ってしまっている。
また、それでも勇気を出してマッチングアプリに登録したとしてもルッキズム至上主義に則り、皆が上位20%を求めてしまうため、上位20%以外の人はどうしてもマッチングしずらい現実がある。顔面あるいは身体的な魅力が上位20%に属さない人間が結婚しにくい負のスパイラルがルッキズムによって存在しているのだ。
少子化問題解決には婚姻数増加が必要であるため、どうにか全員がルッキズム偏差値上位20%に集中せず、需要と供給を分散しマッチング成立するようにしたくなるだろう。

いい方法がある。おまけにこの方法は他人にルッキズムをやめさせる必要がない上、ルッキズムから生じるコンプレックスを武器にすることができる。
自分の性癖を開示することだ。

誰しもが画面の中に憧れ、現実に夢が無いとしても、たった一つの自分だけのアイデンティティがある。それは自分の肉体である。
ルッキズムコンプレックスは自分の肉体と画面の向こうの肉体との差によって生じるものであるが、よく考えてもらいたい。あなたは本当に画面の向こうの存在になりたいのだろうか。この世に一つしかない遺伝子の表現型として自分の肉体にアイデンティティと唯一性を感じないだろうか。既に持っているあなただけのオリジナル性を捨ててまで、誰かのコピー品になりたいだろうか。
あなたがあなたのままで、誰かに好かれるとしても、誰かのコピー品として量産された性を生きたいだろうか。

SNSやマッチングアプリ等で自分の性癖を開示してみてはいかがだろうか。身体的特徴だけでなく、性格面や人間性でもいい。あなたの好きが、わたしたちの好きがオリジナルの存在を許す動機にならないだろうか。
初めから自分の肉体的特徴が否定されることなく、お互いに好きをマッチングさせた上での恋愛に怯える必要はないのではないだろうか。誰かに存在を否定されることなく、受け入れてもらえるのではないだろうか。他人の存在を受け入れられる者が親となり、自分の子供が、地域社会が画面の外の人間に対し寛容であることを願う。

というわけで今回はメディア主導で形成されるルッキズムを性癖で克服しようというお話でした。
日本人は極端に普通でないことを恐れ、少数派はいつも異常者として扱われます。もはや大衆は自身のアイデンティティを普通という不定形な物に依存しすぎて、自分の形すらわからなくなってそうですね。

最後に、私の性癖を開示したいと思います。

俺は女性の体毛が大好きなんだYO!
特にすね毛が大好きなんだYO!
女の子のすね毛をなでなでしながらコーヒーを飲みたいんだYO!
女の子のすね毛に挟まれながら、映画を見たいんだYO!
女の子の腹毛をわさわさしたいんだYO!
背中の毛に癒されたいんだYO!
俺より体毛の濃い女性が好みなんだYO!

剃毛プレイは悲しすぎて抜けないんだYO!
電車の中で脱毛の広告を見ると怒りが湧いてくるんだYO!
何が美しいかは俺が決めるんだYO!
何が綺麗かは俺が決めるんだYO!
だからこれ以上俺の好きなものを奪わないでくれ、だって苦しいじゃん、悲しいじゃん…寂しいじゃん…






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