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水が教えてくれたこと

今、私の水泳コーチ人生が終わろうとしている。
別府市民プールによく一回生の頃に出かけていてそこで仲良くなったおばさんが全てのきっかけだった。その「おばさん」がきっかけで別府市民水泳大会に出場することになりそこで出会ったAPUの先輩がコーチのバイトをしていて働くことになったという運びだ。人生はほんとに連鎖だなって最近よく思う。いつのひかに出会った人が実はそこで働いていて、また再開したりこの人とこの人知り合いだったんや〜〜みたいな笑
そんな繋がりで始めた水泳のコーチだったけど気がつけば2年もしていた。別にめちゃくちゃ楽しいとかいうわけでもないし、子供が好きなわけでもないけど、2年もしてしまったな。。。
時給も850円だし、亀川で遠いし、交通費は出ないし、子供が溺れないかいつもヒヤヒヤするし。
大変だったけど、そこで見つけたり学んだことはたくさんあったなって今は思う。
コーチとして自分は泳げるけどどうやってクロールや背泳ぎを教えればいいのかとか、一時間という時間内に子供が満遍なく一通りの泳ぎを泳がせるためにはどのようにタイムマネジメントをすればいいのかとか。
子供を溺れさせないために絶対に子供に背を向けないとか。
子供の名前を覚えることは子供をハッピーにさせるとか。
声は大きな声でハキハキ話すとか、もはや発声練習笑笑

子供に触れる、子供と話す、子供を見る
一人一人違う子供だからほんとに興味深い。
よく話す子、シャイな子、グレーゾーンな子供、
一人ずつ色も違うし、性格も違うし、肌の質感も違う。体の硬さも違うの。
だから一人一人を尊重しなきゃっていつもそれだけは思っていたのかな。
たまにイラっとくることもあったけれどやっぱり子供は可愛くて小さな手で握ってくれた経験は今しかないかもって思った。

何かをやめるって勇気がいるよね。
例えば。バイトを辞める、習い事を辞める、学校を辞める、友達を辞める。
こう見えて意外と感情論で動く人間だからやめたらこう思われるんじゃないかなとか思ってしまう人間でいつも考えすぎてしまう。でも、その時にその選択肢を尊重してくれる相手は、その人のことを本当の意味で思ってくれている人だと思う🔆

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