13話 見えないものとの戦い

しばらく空きまして、お久しぶりです

嫁に当時の事を聞いてみたのですが、
「ほとんど覚えていない」と
覚えているのは何かが身体の中に入ってきて
『わぁぁぁぁぁぁっ』となった
だけだそうです

どれだけ大変だったか、、、

というわけで本人の記憶がないので自分目線でこの先も進めますね

まずはざっくりどんな感じかを


自分は霊だとかお化けだとか見えたり感じたりしないのでよくわかりませんが、とりあえず霊に取り憑かれた、憑依されたようでした

最初は黒いものが急に現れて、それが怖いと言っていました
自分には見えないので、「どこにいる?何か言ってるの?」と聞いて、その場で対応していくしかありません

何故か、自分はそれらの霊現象に恐怖心は無かったのが今でも何でだろう?と思うところです

たぶん、必死だったのでそう思う余裕が無かったのかもしれません

病院に連れて行けば精神安定剤を出され、だんだん薬が強くなって行きます
おかしな状態は薬を飲めばある程度抑えられていましたが、薬を飲めば全てを抑える為、何もできません
薬が聞いてる時って泥酔状態に近いかもしれないですね
呂律も回らないし、ちゃんと歩けないし、怪我してもその時は痛くないし、、、

仕事にも行けなくなり、自分が全て養う形となりました

彼女にとってはもう自分しか居ない状態なので、他人は全ていらないかのような偏った考えしか出来ませんでした

その為、携帯の連絡先からは友達は全て消えて連絡を取らず、他の女の影あれば殺す勢いでした

今思えばそんなろくでもない女はさっさと別れれば良かったのかもしれませんが、帰るところもない人を放っておけなかったのです

次回からは
あんな事、こんな事を一つずつ詳細に書いていこうかと思います

かなりベビーな話となります

つづく

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