【G1】マイルチャンピオンシップ

◎エルトンバローズ

　まずは土曜の馬場から。内回りコースは外差し有利、外回りコースは内前有利な印象を受けた。これは内回りコースの3コーナーが粗方傷んでいて外回りコースの3コーナーが概ね良好な状態だからだと推測する。直線コースは全体的に傷んでいて、内側もまだ使えるが内から差せる馬場でもない。この馬場傾向に気付いたからにはある程度前目で運べる馬を狙いたい。ということで連勝中で勢いある3歳馬エルトンバローズから。今回は強い馬達が後方でレースを進めそうで、逃げ先行馬ではこの馬が最有力か。前走ではシュネルマイスターがスムーズさに欠けるレースだった為、恵まれての1着にも思えるが、この馬自身も直線の進路取りに時間が掛かり追い出しが遅れていた。この血統から末脚比べの展開は不向きだろうに、実績のあるG1馬2頭に勝てたのは力の証明。本命にします！