6/2 〜きみに読む物語、少しのネタバレ有り感想〜

アマプラで「きみに読む物語」鑑賞。
以下少しネタバレ有り感想。

高校生の頃初めて見た。夜を潰すために再び。

とにかく美男美女。見入るというより見惚れる。

レイチェル・マクアダムスの車に轢かれそうになった後の演技大好き。可愛いを意識してない女の人の本気笑いめっちゃ可愛い。

圧倒的な美男美女すぎて前半は「カッケェ」と「カッワイ」しか感想出ねえ。でもガチカッコよくて、マジカワイイから見てられる。正直序盤の展開は「エモければいいと思ってる頭悪い最近のバンドマン」の歌詞再現しました感あるけど、ビジュ圧倒的すぎて不快感皆無。むしろ言ってしまいたい、エモ!!

ケンカのシーンのアリーがメンヘラすぎて愛おしい。

一回別れてからが切なすぎる。すれ違う思い。変わっていく環境。だから2人で雨に打たれてからのセックスは、感情飛び越えて拳振り上げた。
朝起きて、矢印の先を目指すアリーが可愛すぎて微笑む。ニヤけるではなく、微笑む。
手紙を読むシーンからラストにかけてが切なくて悲しくて「ああもう、うん、だけどさあ」って感情を言語化できなくなって。でもアリーの愛は今でもそこにあるんだなって。

あと俺は祖母が認知症で、アリーと子供たち、孫たちが会うシーンで祖母を思い出して泣いてしまった。おばあちゃんがもう俺のことを覚えてないのがすごく悲しい。でも祖母は祖父と会う時だけは手を振る。他の人には特に反応しないのに。アリーとノアの物語もそうだし、俺の祖父母の間に今でもあるのも確かな愛だと思う。忘れても、記憶が薄くなっても愛は消えない。

とにかく色んな愛がある映画。ママのアリーを想う気持ちだって愛には変わりない。そして最初のノアのセリフが思い浮かぶ。「命がけである人を愛した」
俺は割と周りにいる人みんな大好きだけど。たった1人、絶対の愛を注げる人が欲しいと思った。

いい意味で設定自体はそこまで凝っていない、王道・一歩も引かない・攻めの姿勢のラブロマンス。野暮なヤローには退屈だろう。浪漫を求めているなら今すぐ見ろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?