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料理が苦痛だった私。

3年前まで本当に本当に料理が苦痛だった私。(いや、今も作らなくていいのなら作らないかも笑)

私が料理を作るようになったのは結婚してから。でも、その前も全くしなかったわけではありません。私の「ちゃんと料理をする」という定義は主菜、副菜、汁物・・・全てを1人で作るということ。だから、ちゃんと料理をしていなくても、一品くらいならたまに作っていました。


料理が苦痛だと感じていた私の過去
について書いていこうと思います。

私が中学の頃、実家は新築されたのですがそれまでは、茅葺の古い家でした。古い家の台所。薄暗い台所でした。シンクとか冷蔵庫とかガス台の位置は
なんとなく覚えていますが、本当に使いづらい台所だったと思います。

母も祖母も、「台所に来なくていい」そう言っていました。
暗いしいろんなところに段差があったので危ないから子供は台所にいて欲しくなかったのだと思います。

また、母には「結婚したら料理なんて嫌でもしなきゃいけないんだから今はしなくていい。しなきゃいけない時が来たらやればいい」ずっとそう言われてきました。

私が中学生の時に新築し台所もきれいになりましたが、それでも母は同じことを言っていました。

母もあまり料理が好きな方ではなかったと思います。だから、娘の私にも「料理なんて面倒なこと今からしなくていいよ」と、娘を思って言っていたことだと思います。

それでもやはり、私も中学高校生になると少しは料理に興味を持ち「お弁当も自分で作ってみたいな」と思うようになりました。

でも、働いている母にとっては朝の台所は戦場。私が台所で何かするのは邪魔だったと思います。それでもお弁当に入れる卵焼きくらいは自分で作らせてもらったりしていました。

そんな感じだったので、高校を卒業するときはお味噌汁の作り方も分かりませんでした。お味噌汁って、粉末の出汁とお味噌だけでいいの?醤油とかお酒とか何か他に入れるものはないの?そんな状態でした。

なので、高校卒業して1人暮らししたときはほとんど、コンビニやスーパーで買ったものでした。

でも結婚して子供ができて・・・私はガラリと変わります。

家族のごはんを作り、子供の離乳食も作り、味はともかく(笑)頑張ったと思います。

子どものための「粗食のススメ」というようなタイトルの本だったと思いますが、それを買って子どもの健康を考えたり、子どもが保育園に通うようになると、一変して遠足の時などにはキャラ弁を作ったりもしました。

子どもが高校生になると、毎日お弁当。娘も息子も、「お弁当おいしかったよ」とか「友達とおかず交換したら、好評だったよ」とか嬉しいことを言ってもらえたりもしました。

でもね、やっぱり料理は苦手というか苦痛。
毎日「何作ろう?」「材料は何が必要?」そればかり考えていました。料理って台所にいる時間だけではないですよね。

私が好きなものは夫が嫌いだったり。娘の好きなものは息子の反応イマイチだったり。夫と娘は辛いの嫌い。私と息子は辛いもの好き。夫と息子は酸っぱいものが苦手。私と娘は酸っぱいもの好き。

二種類の味を作ったこともあるし、みんなの好きと苦手をバランスよく織り交ぜたり。あぁ〜〜〜面倒!!!っていつも思ってました。

結婚するまでほとんど料理せず結婚してから頑張ったけれど、料理完成するまでに費やされる時間長さ。そして作り始めてもレシピを確認しながらの作業。

あぁ〜〜〜疲れる!!!

それでも作っていたのは子どもがいたから。子供が美味しいって言ってくれなくても食べてくれるだけで嬉しかった。だから頑張れました。

でも、子供が成長して、夫婦2人になったら???私は料理を頑張って作れるのかな?不安になりました。

決して夫を大切に思っていないわけではなくて。

子どもと夫の違いは夫は私がいなくても料理ができるから!わざわざ私が作らなくてもいいでしょって。

それが・・・変わったんです。。。


長くなったので、また今度。






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