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新井祥子 元草津町議のFCCJ会見

新井祥子・元草津町議の会見 (2020年12月18日 於:FCCJ)

12月14日の黒岩町長の会見に続き、4日後の18日、新井祥子元議員の会見が同じくFCCJにて行われた。準備不足が露骨だった先のフランス語訛りの英語(カリンプぺ西村氏とおもわれる)とは打ってかわり、デイヴィッド・マクニール氏による流暢な英語で「事件の概要」が解説されたあと、新井氏が説明。

以下は文字起こしです。ですます調→である調に変更。所々で私見を 注)にて入れています。

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(以下、新井元議員の説明)

本日はお忙しい中、このような機会を作っていただき大変ありがとうございます。黒岩町長から性被害に遭ったことは事実だ。電子書籍でこのことを告白したことが原因で私は2回も議会資格をはく奪された。町長や議長をはじめとする議員のほとんどが、私の告発を嘘と決めつけ、リコール以前から私や私の支援者に中傷やデマなどの圧力をかけてきた。2019年12月2日の草津町定例議会で、いきなり除名という懲罰処分を受け、私は即座に議員資格を奪われた。

除名の理由は、議場内で「私が告発したことは事実です」と発言したことが町長に不快の念を抱かせ、議会の品位を落としたから、という事が理由だ。黒岩町長が私を名誉棄損で告発した刑事事件や、私を提訴した民事裁判の結果が出ていないにも拘わらず、草津町議会で新井祥子が嘘をついていると決めつけた議員たちは、私の発言を信じて黒岩町長に対して不信任決議案を出した中沢康治(やすじ)議員に、懲罰を課した。

除名処分に対し、私は群馬県の<自治紛争委員会>に不服申し立てをし、その結果、2020年の7月、県知事より除名処分は違法、処分を取り消すとの結果を頂き、正式に議員に復職することが出来た。しかし、黒岩町長ほか私に懲罰を課した議員たちは、この結果を不服とし、リコール活動を始めた。

黒岩町長は、私も共に闘います、町民の皆さまに新井祥子の解職請求、リコール運動に賛同して頂くようお願い申し上げます、と自身のチラシを新聞折り込みに入れて町内全域にバラ撒いた。今年の8月に発行した黒岩町長自身のチラシでは、審決以前だが、知事に「新井祥子が議会に戻るようになれば、私と議会のメンバーは解職請求を断行します」旨を伝えていた。山本一太知事に審決前に、私(新井)が議会に戻って来るならば、私(町長)と議会のメンバーはリコール運動を断決します、と知事に伝えたと、ご自身のチラシに書いてあった。

審決の結果が出る前から黒岩町長は私をリコールすることを決めていたのだ。一町民が主役のはずのリコールが、町長や議員が主導をし、署名を集める代表者名簿には、観光協会長や旅館組合長など町内の錚々たる面々が名を連ねていた。それらの人々から署名や投票を依頼されれば、依頼された町民は「圧力」と感じ、応じざるを得ないと感じる。何故なら草津町は観光の町であり、議員のほとんどがホテルの社長、旅館の主人、企業の社長である。そして殆どの町民がその従業員で構成されている。社長や上司などから署名を依頼されて、断れる従業員が一体何人居ると思うか

(13:10~)
草津町は小さな町だ。署名については、ある人がした/しないが容易に分かってしまう。また投票も、誰が投票に来たか/来ないかも、容易に分かってしまう。町全体が監視されていると言っても過言ではない。加えて町中に600枚ものリコールチラシが貼られ、連日、街宣車が走りまわるという圧力的な雰囲気の中で、このリコール運動は行われた。

しかし3317筆以上の署名が集まったのだが、投票総数は2750票と、署名数を約600も下回り、投票率も53.66%と、町としては低い投票率だった。このような圧力的な空気の中、私のリコールの反対に208名が投票してくれたのは、本当に有難く、大変なことだったと思う。本当に有難うございました。

他にも様々な圧力があった。町長を告発して以来、私と中沢康治議員が議会で何度も不当な懲罰に遭い、批判の嵐に晒されてきた。私を擁護しようと中沢康治議員が発言しようものなら、町長は「それ以上発言をするなら、更に訴えますよ、損害賠償請求額を増やしますよ」と言い、議長が中沢康治議員の発言を止めにかかる。それだけではなく中沢康治議員は中沢議員の親族が役員を勤めるホテルの、温泉を止めるぞと言われる事態にまでなっている。

そして黒岩町長は私に、ほんとうに性被害に遭ったのなら、平気な顔で私の目の前で座っていられるわけがない、と言った。傍聴席からは心ないヤジが飛んでくる。まさに公開のセカンドレイプだ。このように黒岩町長はその権力を使って草津町議会から、自分に不都合なものを排除し、草津町での居場所を奪い、人間関係までも壊すようなことをし、私を草津から追い出し、私の人生までも壊したいと考えているのだろう。

なぜここまでして黒岩町長は私を議会や町から追い出したいのだろうか。それは偏に町長室での町長による性被害を私が公にしたからだ。このリコール運動にいま、沢山の方が疑問を抱いている。私が始めたChange.orgというインターネット署名でも、1万5000人以上の人がリコール反対に賛同する署名をして下さっている。それはこの件が様々な問題を含んでいるからだと思う。一つは人権の問題だ。よく日本では何故#MeToo運動が盛り上がらないのかという質問を耳にするが、それは男性中心の社会の中で、立場の弱い女性が声をあげにくい空気が作られ、潰されてしまうことを知っているからだ。私がそうだった。

注)女性問題へのすり替え。黒岩町長は性別の問題ではなく、「嘘」が問題と何度も捻じ曲げを牽制している。「日本は男性中心社会」とすることで、世界にアピールし、援護を得る算段か。

1つは地方議会の問題だ。日本では女性の政治家が少ないことは良く知られている。女性0議会と女性1人議会を足すと、全自治体の40%を超えるそうだ。日本社会の根強い女性蔑視が、女性の数が絶対的に少ない議会という場では更に顕著に表れる。今回、全国フェミニスト議員連盟が今回のリコール運動につき、抗議の声明文を発表し、各関係団体の長に送ってくれた。その中で、日本では数さえ揃えば、気に入らない人間は排除できいるという、立場の弱い少数派の声は、数の暴力でいとも簡単にかき消さすことが出来ると書いてある。草津町議会は象徴的だと思う。

私は今でも、格差のない、権力者の圧力に怯えることのなく皆がイキイキと働き、生活できる町づくりをしたいと思っている。それを理想とし、今まで草津町で活躍をしてきた。その気持ちは変わっていない。今後も草津町町議会を傍聴しながら、草津町の議会を監視してゆく。そして私の理想を実現できる活動を続けていきたいと思う。以上。


(24:30~)
【質疑応答の部】

Q: (司会者 デイヴィッド・マクニール)先日の黒岩町長の会見で、町長が強調していたのは、警察にも裁判にも提訴していない点だった。それについてコメントを。

A: 裁判も提訴も常に頭に入れている。刑事告訴については実際に群馬県警に告訴したいと申し出た。黒岩町長からは(彼が)地元の警察と懇意にしている、地元の警察と通じているという事を常に聞かされていた。たびたび刑事課長を呼び出して話を聞いていることも聞かされてきた。なので地元の警察に行かず、群馬県警に行ったのだが、その時の対応に関しても不審に感じることが有ったので、今は刑事告訴に関しては検討保留にしている。

民事裁判についても頭には入れているが、私もいま黒岩町長からの民事・刑事で提訴されており、議会の中で様々な圧力、懲罰・・・そのようなイヤガラセをされている中で、それ以上の対応に追われていて、自分の刑事・民事まで対応が及ばない精神的な余裕がない中なので、弁護士も、今提訴されている事件や裁判に集中するように言ってくれているので、そうさせてもらっている。

注)本末転倒。まず「被害の確定」が最優先だ。それをやらずに女性差別だの男性中心社会だの論じるに値しない。

(29:29~)
Q: (ドイツ通信社 Mr.クライゼン?)支援者が居ると聞くが、その中には同じように黒岩町長による性被害者がいるか。個人的にもそのような報告を受けているか。また、そのような事が起こり易い雰囲気があるのか。

A: 黒岩町長から被害があったという報告は他の人からも聞いている。ただ、その方たちについて黒岩町長は「誰がそんな事を言っているのだ、言いなさいよ、何処の誰だか言いなさいよ」何度も何度も言われた。私は「彼女たちのプライバシーもあり、議会は公開の場なので話せません」と伝えた。

その事に対して黒岩町長は「議会で言えないのなら嘘をついている」そのように決めつけて、やはり新井祥子は嘘つきだという風に言った。彼女たちは草津町で仕事をしている。先ほど話したように草津町はたいへん小さな町だ。少しの情報でも「あの人じゃないか」そのように決めつけられたり、分かってしまう可能性がある。それが黒岩町長の耳に入ったら私のように圧力に遭い、仕事を失うのではないかという風に大変怯えている。私も彼女たちを自分のような目に遭わせたくはない。

何度も「言いなさいよ、言いなさいよ」と嘘つき呼ばわりされ、議会でも追及されたが、裁判中のこともあり、個人のプライバシーに関わることでもあるので、答えられないと対応してきた。

Q: (引き続きドイツ通信社)名前は伏せて頂いていいが、何名くらいの女性が町長に性被害を受けたと言っているか。

A: 私が聞いているのは2名。あとはセクハラ発言まで入れればあと1名合計3名だ。

(35:32)
Q:(ビデオニュース神保)草津の今回の件で、「時間湯」とか「湯長」をめぐる対立が関係すると聞くが、それはどういったものか、また対立の内情や、それが今回の件に関係するのかどうか等々を説明願いたい。

A: 「時間湯」には私は全く関係ない。黒岩町長が言うように関与しているという事は全くない。「時間湯」の説明は、私が関与してない以上この件には関係ないということと、140年もの歴史があるものに関しての説明は時間がかかる。説明は割愛させて頂きたい。

(38:21~)
Q: (産経新聞英文サイト・ジャパンフォワード記者) 1つ目は司会からの質問の補足だが、なぜ提訴しないのかにつき、先の町長の会見では、提訴すれば証拠が出てくるから、出てきて欲しくないのだろう等のコメントがあったが、それについて伺いたい。
2つ目は、電子書籍に書くことになる背景について伺いたい。

A: 証拠については今自分は裁判で係争中だ。まさにこれから「真実性」について争われるところだ。その前にそれら証拠を出すのは、妥当・・・というか判断が難しい。なので証拠は出していない。
次に、電子書籍に告白した理由だ。先に申したように、黒岩町長は地元の長野原警察と密接な関係があると繰り返し私に話をした。それは事件の前も後もだ。町長も議員の皆さんも、なぜ警察に行かなかったかと何度も私に言ったが、先ほど言ったように、そのように何度も聞かされていて、実際、宴会に行って警察署長が座っているのを見たら、とても告発に行く気になれないという事は理解いただけると思う。先ほど、地方議会の問題に触れたが、日本では地方議会はほとんど注目されない。詳しい内情が報道されることはほとんどない。なので何処に私の告発を伝えたらいいのか悩んでいた時に、丁度、飯塚玲児さんという方が草津町議会について記述している書籍があり、中には草津町議会について詳しく書いてあった。なので、ここでならちゃんんと取り扱ってくれるのではないかと思ってお話しをした。

注)黒岩町長曰く、黒岩氏提訴の裁判にも証拠は何一つ提出されていないとこのこと。群馬県警も信用できないと言っていた。警察ではなく書籍を先行させるのは、やはりどう考えても異常だ。

(44:41~)
Q: (司会 デイヴィッド・マクニール) 関連だが、事件は2015年。e-bookは2019年。4年の間隙はなぜなのか。どんな過程があったのか、その間に告発を諦めようと思ったことがあったのか等、お聞かせ願いたい。

A: 告発を諦めたことが有ったかについては、被害に遭った時に告発は諦めた。何故かというと、信じてもらえないのではないかと頭の中にあった。警察に行っても揉み消されるだけ、しかも町長室など私でもまさか、信じられない、誰も信じてくれないだろう、そう思って2015年時は諦めた。ずっと自分の胸にしまっておこうと思って諦めた。しかし、その後私は選挙に落選して、議員ではなく一般町民に戻ったのだが、その間に議会の傍聴は続けていた。やはり落ちたから町民のために仕事をしない、町を良くする仕事をしないのは違うのではないかと思い、議会の監視をするべきだと思って傍聴していた。その中で、どんどん強権的になり、独裁的にやってゆく黒岩町長の姿を議会で見ていった。その状況は変えていかなくてはいけないと思い、昨年、町議会議員に立候補して当選させてもらった。

その時の議会で、共産党の議員が自身が発行した発行物の内容をめぐって、議会で責められているのを見た。その議員は、共産党の議員だ。町外から来て、はじめて草津町の議員になった方だ。5月のいちばん最初の議会だったと記憶しているが、彼がどういう内容の広報誌を出したかというと、「新草津」という、草津の共産党の広報誌として出したのだと思う。内容は、草津町民からの投書(意見)ということで、黒岩町長にはもっと町民の意見を聞いてほしい、このままでは独裁的な政治になってしまうのではないか、といった懸念の内容の投書だった。読者からの意見だ。

彼の広報誌にかんして、議会に陳情があった。なぜそんな内容を掲載したのか、その理由が知りたいという町民からの陳情だった。町長の同級生からの陳情だった。議会では全員協議会が開かれ、なぜそれを掲載したかということが議論になり、最終的に彼は謝罪、そして訂正文の掲載を承諾する事態になった。その様子を見て私はとても疑問に思った。これでは町民は自由な意見が言えなくなってしまう、町政に対して自由な意見が言えなくなる、これは大変な問題だと思った。まして彼は町外から草津町のために仕事をしようと思って来てくれた方だ。まだ一年生議員で何もわからない。最初にそのような議会で批判の意見をぶつけられて、ほんとに怖かったと思う。

彼の気持ちを聞いたわけではないし、それが原因かどうかも分からないが、彼はいま、私のリコールのメンバー(=リコール賛成派)に入っている。共産党のメンバーということで、私のリコールのメンバーに入っていることを、沢山の方に驚かれて聞かれます。なので、聞かれた時には、私はこの説明をしている。

注)彼がリコールメンバーだったら、なぜ不思議に思われるのか理解できず。

(54:08~)
Q: (再びドイツ通信社)ここまで酷くないかもしれないが、他の地域でも草津以外でも、また性被害でなくても圧力や抑圧や、同じような状態にある女性が、他の日本の地域にも居るのではないか。そういう方々との全国的な連携として行動されているようなことはあるか。草津の問題だけではないと仰っておられたと思うので。

A: いま日本で、女性議員が不当な懲罰に遭ってるという事例が、私の耳にたくさん入っている。たしかに不当な懲罰ということであれば男女に関係なく、男性についても報道されているケースはあるが、先ほど申したように、女性議員の絶対的な数が日本で少ない中、やはり比較すると女性議員の不当な懲罰というのは圧倒的に多いと考えている。先ほどフェミニスト議員連盟が抗議文を出してくれたと話したが、私が最初にいちばん困っている時に、そのフェミニスト議員連盟の方からご連絡を頂き、いろいろと支援を頂いた。そしてその方のご友人のメンバーの方とか、暖かく応援して支援いただいた。先日、東京でちょっとした報告会を持った時にも埼玉のほうからやはり不当な懲罰に遭ったという方が、私の話を聞きに来てくれた。やはり実際に話を聞いてみないと分からない、聞いた上で応援したい、そういう女性たちが今声をあげようと大変努力している。そのフェミニスト議員連盟の抗議文というのも、1つの形になっていると思うので、感謝しつつ、自分もしっかり声をあげて行きたいと思っている。

注)最初にいちばん困っている時が何時のことか不明だが、フェミニスト議員連盟の後押しがあることは確かなようだ。

(59:27~)
Q: (AfP通信 Ms.山口)ご経験されたことは、町の権力構造女性蔑視など、ものすごく深い問題が複合的に合わさっていると思うが、女性紅一点でおられて、告発する前にもやはり不当な扱いやイヤガラセを受けたことがあるか。それは女性という理由でのことか、あるいは先ほど伺った草津町独特の、権力者の中に議会が取り込まれているような構造で、男女を問わず、そこに”入っていない”人が、外されているということか。そこはどうお考えか。

A: 草津町は温泉の町なので、やはり独特の文化がある。数少ない権力者で多くの町民が従業員という中で、やはり女性は立場が弱い。その中で、女性として不当な扱いを受けたというような話はよく耳にしていた。これは私のケースだが、議会に入る前にも、そういった性的な被害はありました。私は町外から来て立場が弱い人間だったので、親切に「助けてあげるよ」というような声掛けから始まっていった。私が議員になった時、草津で最初に知り合いになった議員さんに、いろいろと政治のことを教えていただいていたが、その人の講演会の方から、「もう彼とはそういう(性的な)関係になったのか」ということを言われて、とても驚いた。なぜそんな事をいきなり言うのだろう、と。その時に、あっ草津では女性を応援(支援)してあげるとは、裏側にそういう関係が関わってくるというのが前提なんだ!と、その時に、噂で聞いていたことが初めて自分の耳に入ってきて、納得したという風に感じた。もちろんその人とはそんな事は無かったが、それだけに、入ってすぐの事だったのでとても驚いた。そういう事があった。

注)地域性というより、単なる時代遅れのセクハラ親父の気がするが、同じ内容は、14日の黒岩町長の弁では、町長が言ったという風に喧伝されている、と述べられていた。

(1:05:00)
Q: (再びビデオニュース神保)町長も言及されていたが、新井町議から山本一太知事にメールが来て、「「時間湯」を復活してもらえるなら、今回の告発を見送る」というような事を2回も言ってきたという話があったが、資料を拝見すると、そのメールを送ったのは新井さんご自身ではないという事ですね?新井さんはまったく関与しておらず、そのつもりも無かったという事ですね?(新井:はい) では、なぜそのような関係のないメールが送られたのかという経緯や、ご自分に関する”性暴力を不問に付す”といった内容が送られたのは何故か、これが1点目。

2点目は、町長側が新井さんを訴えていて、これが仮に無罪になったとしても、新井さんが勝ったとまでは言えないわけで、逆に新井さんの方が強制性交なり強制わいせつなりで、町長を・・・それが終わってからということになるのかもしれないが・・・訴えるつもりはないのか

A: 山本一太知事へのメールについて、前回の会見でもあったと思うが、黒岩町長は私と飯塚氏が組んで山本知事にメールを送った、というような表現をしていたかと思う。しかしこのメールに関しては、私は全く関与していない。私は送った経緯すら知らなかった。その事につしては配布資料の裏面に日本語で明記してある。中に書いてあるが、とても残念なことながら、書籍の内容に関しては発行前に私はチェックすることが出来なかった。残念ながら、チェックなしで発売されてしまった。私は議会との審決があったので、まずは飯塚氏に抗議し、飯塚氏からもこのように(資料を読みながら)この文章の中で「このことは新井元議員の知らない間に書籍化されたもので、真摯にお詫び申し上げ・・・」という風に、彼のBlogのほうに彼の文章として公開されているものだ。なので、私の書籍を読んで疑問に思った方も沢山いらっしゃると思うが、それはこういう背景があったという事だ。

なので、これから色々と対応を考えることもあるかと思うが、それは検討中ということにさせて頂き、少なくとも山本一太知事のことに関しては、私はほんとうに全く関与していません。

注)では、メールそのものは出されたのか、出されたとしたら誰が出したのか、それを調査し、報告するのは黒岩町長ではなく発行書籍に責任の一端を持つ新井元議員の側だ。

黒岩町長は、この新聞にもあるが、たくさんの嘘をついている。彼の信条は「嘘も百回つけば本当になる」これは彼からも彼の同級生からも何度も何度も聞かされた言葉だ。今まさに私にその言葉を行使している所というのを、ものすごく実感している。私が嘘をついていない事は、これからしっかり裁判で明らかにしてゆく。彼は言葉巧みに、私がまるで嘘をついて、ほんとに私の生活の場を奪おうとしているが、真実は必ず明らかにしてゆく。

注)「これから裁判で明らかにしてゆく」お決まりのキメ台詞だが、新井氏は刑事・民事ともに訴えておらず、町長からの「名誉棄損」訴訟に対しても、(町長曰く)未だ何一つ証拠を提出していないという。