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Qとは何か ツイートまとめ

6月1日より2週間にわたったツイートを以下にまとめました。末尾に簡単な感想を添えています。

■ まとめ

まもなく無料購読期間が切れるので、昨日、藤原学思記者の「Qを追う」全19回を一気に読んでみた。 専らQではないか?と噂されているロン・ワトキンス氏は日本通で札幌に居住経験があることに驚いた(住所も温存)。下院議員選挙(アリゾナ州)に立候補予定で準備中とのこと。

  元記事→https://t.co/OM4u4hX0ZV

今年2月頃、空港で某市議会議員さんがマスク着用を拒んで離陸が遅れたというニュースがあったけれど無関係ではなかったようだ。 同議員は3月1日に市議会から辞職勧告決議が出されたとのこと。あらら。

記事では複数のQ研究者(主に外国人)の見解が紹介されていて第15回に江川紹子さんが登場する。 オウム通でもある江川さんは「事実と科学、思考の軽視の風潮」と分析。

「好き嫌いの感情が人びとの決定に影響を及ぼし、『正邪』に直結する。感情に合うものは没入して『正義』とみなし、そうでないものは敵視して排除しようとする」 これには同感だ。(自称薬物レイプ被害者を手放しで擁護した江川さんはご自身も引っかかっているが。)

記事によれば、”ほとんどの主要な研究者がQだと推測する(ワシントン・ポスト)” ロン・ワトキンス氏はアジア系米国人で、コンピューターには5、6歳の頃から触れていたという。9、10歳の頃から、ネットの言論空間を利用していたそうだ。

’05年春に高校を卒業した後、単身、中国に渡る。理由については取材に「老子や孔子について学びたかった。哲学にも関心があった」と語っている。「大学では通信セキュリティーを勉強した」「大学院にも通ったが、修了はしていない」「コンピューターソフトの販売員もしていた」とも述べた。

当人をよく知る第三者の弁では、ロンは10年ほど中国に滞在し、その後フィリピンに移住とのこと。(丁度その時期に8chan管理人だったブレンナンに連絡をとっている。アクセス急増で掲示板維持に苦慮しているとを知ったロンが父親ジムのサーバー提供を申し出た。)

その後、ロンとジムの親子は8chanのオーナー(兼)管理人となるが、8chanこそQの舞台だった。2017年10月に4chでデビューしたQだったが、Qはほどなく8に移り、後に自分は8chしか使用しない旨の宣言をしている。

たまげたのが連載第17回に出てくるこの一節。 「ロンは21年秋、札幌から米南部アリゾナ州に拠点を移した。連邦下院選に立候補したためで、現在は選挙活動にいそしんでいる。ただ、21年のクリスマスシーズンは日本で過ごしており、札幌にもまだ住居を置いている。」 えっ!?ちょ待って。

ロン自身は「5、6年ほど日本で暮らした」と言っている!在留期間が21年秋までの連続した期間だったとしたら・・・そして多くの研究者が目するようにロンが謎の投稿者「Q」だったとしたら・・・米大統領選に絶大すぎる影響を与えたQの投稿は日本からなされたということか?!?! え"ーーー。

「あまりにも日本との関わりが知られてなさすぎる」そう語るのはルポライターの清義明だ。清氏はQ ア ノ ンと日本の匿名掲示板文化の関係に着目する。実際、藤原記者の元記事に ひろゆき の名は複数回登場する。いま別件で話題の ひろゆき こと西村博之氏は2ch創始者として有名すぎるほどの存在だ。

Qが最初に現れたのは2017年10月、西村氏が管理人をつとめる4chだった。ほどなく移動した先の8ch(現8kun)は米国人の青年ブレンナンが'13年に立ち上げたものだが2chのスタイルを忠実に継承し、青年にとって2chは「親の親のようなもの」と。後日ブレ青年は8chの権利をワトキンス親子に譲った。

かくして後期8chの主催者となったワトキンス親子。Qと目されるロン・ワトキンス氏と父親ジムは西村氏と直々の面識があるばかりか、親子はかつて2chの運営に携わっており、権利関係をめぐって西村氏と対立、こじれて訴訟に至り西村氏が2chを捨てて新サイトを立ち上げる原因をつくった人物なのだ。

米大統領選では私ももちろんトランプ応援だったが、あまりの熱気に圧倒され、不可解さも抱いていた。なぜここまで?この時は日本の右派が真っ二つに割れた。 ロンの札幌滞在にも驚いたが日本との関係がこれほど深いとは。Qアノンが本邦で爆発的に増殖したのもそう不思議なことではないのかもしれない。

Qが活動の場とした8chを最初に立ち上げたブレンナン青年も次のとおり語っている。彼はいま、8chを生み出したことを心底後悔し、犯罪の温床となった匿名掲示板を批判する急先鋒となっている。

「Qア ノ ン がこれだけ世界で騒がれているのに、なぜ日本人はそれが日本と密接に関係していることに触れようとしないのか不思議です。ジムも息子のロンも日本にこれだけ関係しているというのに。また西村についてもそうです。これまで私は何度か日本のメディアにインタビューされましたが、すべて記事にならなかった。ジム・ワトキンスやひろゆきは日本ではタブーなんですか?なにか日本のメディアは圧力をかけられているんでしょうか?」

ブレ青年は西村氏にも厳しいが、当の西村も昨年末のAbemaプライム出演時に、「日本のニュースのときに、4ちゃんとQア ノ ンがらみで、僕に聞く人がほぼいなかったので、日本ではこの話、しないで済んでたんですよ」、「4ちゃんの方ではBBCだったりエコノミストだったりとか、いろんなところからプレスがきてるんですけど、全部シカトしてるっていう」と語っている。

余談だが、本人は逃げているが、西村氏はQの正体を分かっていると思う。

複雑なネット掲示板の系譜を清義明氏が図解している。 図から、Qは西村氏の4chに現れ、後に8kun(旧8chan)に拠点を移したことが分かる。 あとジムはまず2ch(日)を乗っ取り次に8ch(米)も手に入れている。(ジムと息子のロンはもっと重要なものを乗っ取った疑惑があるがそれはまた別の話)

ところで、Qの登場(2017.10)と後の影響力には、その1年前に起こったピザゲート事件(2016.12.4)が伏線となっていて、いわばQ拡散の素地が作られていたということだ。 以下、wikiを参照しつつ事件を復習する。

米大統領選最中の2016、ネットでヒラリー陣営の関係者が人身売買や児童性的虐待に関与しているという噂が立ち、やがてピザ店襲撃事件へと発展する。経緯はこう。

・2016秋、ヒラリー選挙責任者ジョン・ポデスタの私的メールがフィッシングされウィキリークスに暴露される。
       ↓
・ポデスタは「コメット・ピンポン」というピザ屋の常連で店主とメールのやりとりをしていた。暴露メールが基でネットではこの店の地下室を拠点に民主党幹部が身売買や児童買春に関わっている・・・という噂が起こり、ネット民はcheese pizza →child pornography(児童ポルノ)等々と読み替えた。
       ↓
・12月4日、噂を信じたエドガー・M・ウェルチ(当時28)が正義感から同ピザ店に銃を持って押入り店内で発砲。逮捕→起訴→実刑判決へ。
       ↓
・事件後、同店にはそもそも地下室が無いと判明、米報道各社は総力取材の結果ピザゲートは陰謀論と結論付け、コロンビア警察もピザゲートは虚偽であるとした。
       ↓
・翌17年7月22日、地裁はウェルチに懲役4年の判決。審問で彼は犯行を謝罪し、自身を「愚かで無謀だった」と述べた。 ・2020年、米大統領選時に再びこの疑惑が持ち出され流行する。

ざっくり以上の流れだ。

ピザゲートに加えて、もうひとつの重要な伏線がエプスタイン事件だ。胸が悪くなるので詳述は控えるが、大富豪エプスタインが自家用ジェットでパリから米ニュージャージーの空港に到着したタイミングで逮捕されたのが2019年7月のこと。その後次々と信じられない事実が明らかになってゆく。

「富豪の背徳と怪死」という作り話のような実話に全世界が衝撃を受けた。ネトフリでは権力と富による人身売買事件のドキュメンタリー番組「ジェフリー・エプスタイン: 権力と背徳の億万長者」を公開しているそうだ。

なお、エプスタインには前科があって2008年に禁固刑+性犯罪者として登録されていたものの司法取引で軽微な罰に終わっており、その事も当局への不信感に拍車をかけた。 事件は「富豪と権力者の隠された悪行」というイメージに一層の信憑性を与え、後のQセオリーを補完する役割を果たしたといえそうだ。

清義明氏によれば、英語サイトの4chanにある投稿が書き込まれたのは2017.10.28のこと。 「東部時間 2017年10月30日の朝、7時45分から8時30分までの間に、ヒラリー・クリントンは逮捕される」 この投稿についたレスがQのデビュー、最初のQの発信だとされている。内容(邦訳)は画像のとおり。

自信満々、あたかも機密情報にアクセスできる何者かの暴露のようだ。そもそも「Q」とはQクリアランスに由来し国家最高機密へのアクセス権を示すイミシンな名称だ。アノンの方はQの信奉者を指し、anonimousの略。まさに匿名掲示板の”名無し”!

これを皮切りに、次々と謎めいた発信が続く。
モッキンバード
ヒラリーは拘束されたが逮捕は(まだ)されていない
フーマはどこか? 
フーマを追え
ロシアとは関係がない(今のところ)
大統領はなぜ将軍たちに囲まれているのか?
軍の諜報機関とは? ・・・(以下略)

私にすれば、ヨハネの黙示録やらノストラダムスの大予言よりもさらに抽象的で分かりにくいのだが、4chanユーザーたちは謎解きに夢中になり、没頭していった。

では、予言の的中率は?そこが気になる。 ヒラリーについては今現在見てのとおりだが、右派で先の大統領選で「認識派」に属した内藤陽介さんが著書『誰もが知りたい~』で検証を行っている。P203より。

本書は昨年6月の出版で既読だった。キリスト教世界観に照らした解説には深みがあり、文学的なアプローチが流石で、著者の教養と博覧強記には恐れ入った。

Qセオリーのキーワードとして、

小児性愛人身売買DS(ディープ・ステート)ソロスバチカンカバール(陰謀団)偽旗作戦人工芝クリントン反グロバ他】

・・等があり、これらが定番で、そこにユダヤ陰謀論やフリーメイソン、イルミナティーなど古典的要素が加味されたり、先の大統領選と前後して、

ドミニオン世界同時緊急放送クラーケンGPS付投票用紙他】

・・・が加わり、近年では、

レプティリアン(爬虫類人間)地球平面説

・・・まで様々なバリエーションがあるという。Qは2020年12月を最後に投稿を止めているが、その後も無数のクラスターが独自の進化を遂げ、一様に把握できないそうだ。

Qセオリーが爆発的に拡散されはじめたのはウイルス性の流行り病以降らしく、内藤さんが英シンクタンクISDの調査を紹介している。2020年3月~6月にかけて関連する発信に、FBでは175%、インスタで77.1%、ツイッターで63.7%の増加がみられたそうだ。(同書P202)

増加の理由は定かでなく、単に自宅で暇になりネット接続の機会が増えて次第にのめり込んだのではないかと複数の研究者が推測している。事実、Qセオリーと反ワクに有意な関連性が認められるのは今年3月頃に話題になったYahoo!記事のとおり。https://t.co/EVGzMFUq97

Yahoo!記事は露擁護(=反ウ)と反ワクの関係に触れたものだが、熱烈な露擁護そのものがQセオリーと密接に結びついているのは周知の事実だ。

記事は、「露によるウ侵攻とワクチン接種という直接的には関係のない二つの事象について、特徴的なツイートを拡散するアカウント群が重なっていることには一定の意味があるのでは」と結論付けているが、ただし逆は成り立たず、反ワク≒Q系という訳ではないという指摘も重要だろう。つまり反ワクだからといって直ちにQがらみとは断定できず、それとは異なる動機群が存在することを意味する。

話をワトキンス親子に戻そう。Qと不可分の関係にあるといわれる親子だが、父親ジムは西村氏から2chを乗っ取り、泥沼裁判を経て現5chの管理人に落ち着いた人物だ。息子ロン=Qと目されているが、ジムをQと見る向きもある。ではジムとはどんな人物なのか。

「宝島」(2015年2月号)の取材によると高校卒業後にアラスカで漁師をしたあと米軍に入隊、在職中に基地の兵士向けに風俗店経営もやっていたという。'87年から軍の仕事でIT技術を学び始め、'90年代には習得スキルを基にアダルトサイト運営の内職をはじめた。

サイト名は「アジアン・ビキニ・バー」で、日本人向けに無修正のアダルトサイトを提供した。サーバーを米に置き、日本の法規制を逃れるビジネススキーム・・・つまり脱法ビジネスだ。この頃に日本とのつながりを持ったと見られ、これが当たったジムは複数のアダルトサイトのホスティングを始める。

'98年の除隊後は本格的にビジネス化。調査報道のマザー・ジョーンズ誌が2020年、ジムが過去に多数の児童ポルノサイトを運営していた形跡ありとすっぱ抜いている。(本人は否定しているが)ホストしていたサイトにそれらしきドメイン名が多数見つかったとのこと。

ジムの前妻は韓国人でロンは米韓ハーフとのこと。父親とはキャラが全くちがい知的で物静か、思索的な人物だそうだ。では、彼らは西村氏とどのように知り合い、どうやって乗っ取りに成功したのか。また、両者の訴訟で何が判明したのか。

2001年頃、西村氏は'99に立ち上げた2chが大人気でアクセス増に苦慮していた。そのためサーバーを転々としていた時に、ある日本人実業家を介してジムと知り合い、ジムが海外サーバーを提供するに至って2chは安定する。こうして西村とジムの共同管理体制がはじまった。

同時にジムは2chと一体化した衛星サイト「PINKちゃんねる」を開設。同アダルト掲示板の収益は2chの隆盛とともに拡大し、やがて1億円超にも上る。 同じ頃、西村氏もまた会社を設立し広告事業や、陰では企業向け2ch書き込みデータサービス、誹謗中傷投稿の削除を業態とするビジネスに舵を切った。

(西村氏はサーバーのみならず運営も海外を装うために独自にペーパーカンパニーを設立したがすぐに無実態がバレて、次にフィリピンのジムの会社に管理権を移したことが後の裁判で判明している。)

両名はしばらくパートナーとして協働していたが、2013年に個人情報流出に纏わるトラブルが起こり、その流れでサーバー料金の支払いを巡って仲間割れが勃発。2014年2月、大規模なサーバーダウンが起こったが、この時、裏ではキレたジムが西村を強制的にBANしてドメインと管理権限の両方を入手している。

この紛争は訴訟に発展し、地裁で西村勝訴→高裁で逆転→2019年、最高裁で上告棄却となり高裁判決が確定した。かくして今現在まで、ジムは(2chから名称変更した)5chの管理人を続けている。

「日本人は疑ってほしい」。ブレンナンが警鐘を鳴らしている。かつて8chを立ち上げた彼が今、批判の急先鋒に立っているのは既に述べたとおりだ。ブレ青年は、2020年に翻訳者を介して5chに警鐘を書き込んだ。内容は添付のとおり。

ブレ青年の警告は他の取材でも裏付けがとれている。以下は彼による一連の告発だ。 「ジムは自分がペリー提督かのように思ってます。日本人でもないのに日本のネットをコントロールしていると考えている。日本を植民地だと思っています。「ジャップ」「ニップ」といった差別語で日本人を呼んでいる。」

「彼は日本人のビジネスパートナーもまったく信用していなかった。息子のロンが日本にいる(当時)のも、日本人がうそをついて盗んでいると思い込んでいるからで、監視のために送り込んでいるのです」

日本を植民地だと思っているのは、過去にジムがUPした動画からも伺い知れる。2chをめぐる日本の対応について語る中で、唐突に日本人記者に向かって「(日本国憲法は)勝利者マッカーサーが書いた」「あなたたちは負けた側で我々が憲法を書き上げた」と言い放った。

さらにブレンナンによれば、ジムは日本で2chがネット右翼を育てたように、米でも同じことを再現したいと考えていたようだ。 「ジム自身、白人民族主義的な右翼思想の病気なのです。そのため日本の2chが右翼的な影響を日本人に与えたのと同じようなことをしたかったのだと思います。」

これは現在、ジムが運営する政治資金管理団体からもわかるとおりだ。「ディープステートを武装解除する」という臆面なき名称の同団体は、”愛国者を政治動員する”ためのものであり、目的は”裏で政治を操るものを追放する”のだそうだ。では資金源は?もちろん日本の5chの収益だろう。

(完)

■ 個人的な感想

ピザゲート事件の審問でウェルチは犯行を謝罪し、自身を「愚かで無謀だった」と悔いた。懲役4年を求刑されたが刑期満了よりも早い20年3月に釈放されている。残念なのは、正義漢で行動力あり普段は好人物に思しきウェルチが、なぜ「検証」という重要なステップを飛び越えてしまったのかだ。

銃を携えNカロライナから550Km車を飛ばして「コメント・ピンポン」へ向かう前に・・・あるいは店でトリガーに指をかける直前に・・・なぜ彼は「真偽の確認」というプロセスを踏まなかったのだろう。

ウェルチは釈放後すぐに事件時から交際していた女性と結婚し、子どもも生まれたようだ。藤原記者の取材申し込みに対しては返事はなく、友人からは断られているがそれで良いとおもう。

ひろゆき こと西村博之氏は「ウソはウソであると見抜ける人でないと、(匿名掲示板の利用は)難しい」とうそぶいている。

私自身、全体像がよく分からなかったQ現象についてこの度、資料を読み込みながらツイートに纏めることでかなりの整理ができた。感想はあまりに多岐にわたり何千字にも及びそうなので、ここは1点だけに控えます。

最も衝撃を受けたのは、そもそも白人至上主義で児童ポルノの乗っ取り屋・・・という、十分にいかがわしい人物が吹く笛に誘われて、日本人の”愛国者”が「DS&ペドフィリアの悪と戦う」という逆説的でシュールな図。

・エロサイトで年間1億円超の収益を巻き上げられ、
・収益は米国の白人至上主義者の政治活動にまわされ、
・日本産の匿名掲示板は乗っ取られ、
・神輿を日本の保守論壇と”愛国者”が担がされ、
・その上、ジャップ、ニップと馬鹿にされる。
・なのに国内ビジ保守は「愛国」と真偽不明の情報で金儲けに励む。
・他国の政治に利用されて右派は分断され、
・さらにワクと露ウ戦争ではまたも外力による分断。
・信奉者が国政(保険・軍事・外交)に反発し準テロ行為まで・・・。

日本人はいったい何処まで利用されるのか。Qセオリーを信奉することで何か日本と日本人に益があったか。私には混乱と災厄しか思いつかない。金銭のみならず思考まで、日本人が何重にもハックされていると思うと言葉にならない。