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【ちょっと可愛いおばさんが、バンドを捨てアイドルシンガーソングライターになって無音CDを売り、クラファンを386%で成功させて、レコード会社からメジャーリリースした話】

大石理乃にインタビュー、取材していただける方は
tasotokyo.r@gmail.com
までメールください。お待ちしております。

【取材来ないから自分で自分にインタビューしてみました。】

大石理乃・おおいしりの
時にはシンガーソングライター、時にはギタリスト、時にはアイドルとして、ステージライブを中心に音楽活動を行っている。
アイドルグループのプロデュースやアイドル・歌手への楽曲提供もしており、音楽活動をしたい女の子たちのサポートも行う。
年齢非公表にしているが、過去に在籍していた瀧本美織率いるガールズバンド・LAGOONのWikipediaには「1986年9月8日鹿児島県生まれ」と書かれている。本人は16歳と言い続けているが、「センチメンタルじゃあね」の歌詞の為と思われる。
 

**応援してくれてるオタクのみんなも喜ぶだろうと思い、「リリースしたいです!」と即決でお返事しました。 **

Q.今回のニューアルバムをつくろうと思ったきっかけは何ですか?

A.シンプルに言うと私はレコーディングが好きで。ギターを手にした15~16歳頃から常に「何かしらの形で音楽のレコーディングやリリースに関わりたい」という気持ちを持ち続けて生きています。あんまりライブに興味ないんですね。だから割り切ってライブをこんなにたくさん出来てるってのはあります。
なので、自身のタイミングと、誰かからのお声かけさえあればいつでも全力でリリースするんです。

今回については単純に自身のソロでタイミング的にミニアルバム(2014)、フルアルバム(2016)、シングル(2017)ときて、
2018はオリジナルアルバムはなくコンピレーション数枚やバンド(※グランピーアニマルでギターボーカルを担当)名義のリリースしかしていなかったので、
そろそろまた2018~2019にかけてアルバムを作らないとなぁ、
と明確に、しかしぼんやりと思っていたところだったんです。
ライブで人気の曲を、再録したり、セルフカバーをする必要性を感じていました。
そんなとき、2018年にコロムビアの方に声をかけていただいて、メジャーリリースしないかという話がきたんです。

流通がメジャーのレコード会社であれば、親戚や、応援してくれてるオタクのみんなも喜ぶだろうと思い、「リリースしたいです!」と即決でお返事しました。

**レコーディングが終わった日は不安と緊張からの解放で、ボロボロ泣きました。でも1人で泣くのは勿体ないと思って、皆に見せようと思い、生配信まで泣くのを我慢しました。 **

Q.アルバムをつくっていちばん苦労したことは?

A.自分は、事務所所属もなく、フリーの自営ミュージシャンなので、制作関係者各位の依頼もほとんど自分で決めて手配しました。
そのため、各所への連絡や事務手続きは、なかなか大変でした。今までは、原盤権なんかレーベルの方が持って進めてくれていたので。
今回は原盤権も自分が持ち、入稿やらなんやらはメーカーの方に手伝っていただきながら、なんとか頑張りました。

音楽面においても、レコーディングの大詰め期間中に2週間ほど長期間喉風邪をひいてしまい、もうアルバムに間に合わないんじゃないかって…ものすごく不安でした。レコーディングが終わった日は不安と緊張からの解放で、ボロボロ泣きました。でも1人で泣くのは勿体ないと思って、皆に見せようと思い、生配信まで泣くのを我慢しました。

**「SSWおじさん」という言葉をTwitterでつぶやいたら、炎上してバズってしまいました。おかげで、音楽関係者の間に一気に名前が広がりました。 **

Q.軌道に乗ったブレイクスルーなできごとは?

A.去年の2018年、薬に酔った勢いでふと「SSWおじさん」という言葉をTwitterでつぶやいたら、炎上してバズってしまいました。おかげで、音楽関係者の間に一気に名前が広がりました。「そんな言葉をつぶやいてはいけない」と(私に良かれと思って)言ってきた人もいましたが、時代を読めないアドバイスに嫌々従う必要はないと思います。

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オタクの方がもう私のCDをすべて持っているため、全然物販で何も買ってくれなくなっちゃったんです。なので、無音のCDを売り出したんです (略)
将来は、はあちゅうさんになりたいです。
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Q.楽曲やジャケット写真の誕生秘話は?

A.「無音から。」は、私が最近インストアライブをすると、CDショップの兼ね合いで、チェキを売れず、CDのみを売って、その売上から1部をお店に払わなければいけないのですが、
オタクの方がもう私のCDをすべて持っているため、全然物販で何も買ってくれなくなっちゃったんです。
新しいCDを作るのは労力もお金も時間もかかる…なので、無音のCDを売り出したんですね。「無音CD売ってます!」というと皆喜んで何枚も買ってくれたんです。なので、「無音」という名前のボーナストラックを収録したいと思っていました。

「中央快速ハミングバード~元祖~」は、ライブでいつもやっている8beat ver.のアレンジで、ドラムを生ドラムにして再録しました。ミニアルバムでは四つ打ちアレンジだったので、だいぶ雰囲気が違います。もともと8beatのつもりで作った曲でしたので。

「仮想人生」は、私の大好きな、はあちゅうさんの小説からタイトルと歌詞をいただきました。はあちゅうさんの、アンチに負けず今の時代をたくましく美しく生きる姿に、いつも感動してます。はあちゅうさんは、現代のジャンヌ・ダルク、スカーレット・オハラです。将来は、はあちゅうさんになりたいです。

「バンドマンの女」は、もともと「恋のジャズマスター」というタイトルで書いた曲でした。「東京LoVE STORY」の会場限定盤に収録されている「恋のジャズマスター」との違いを楽しみながら聴き比べて欲しいです。

ジャケ写については、いつもの撮影のごとく衣装や小物など自分で用意したのですが、思った以上に可愛い仕上がりになって満足しています。アルバムタイトルの文字の入れ方なども、デザイナーさんに出していただいたものがあまり気に食わなくて(笑)、自分で「こういう感じでお願いします!」と画像を反転して、テキストをいれて、デザイナーさんに送ってしまいました(笑)

**私の身近なところで応援してくれてるオタクのおじさま達の事は、ハッピーにしている自信があります。(笑) **

Q.これからこういう世界を実現させたい、というイメージはありますか?

A.私は才能もないし、若くもないし、病弱で体力もないし、ふざけてばっかりだし、寝てばっかりの怠け者で、狭い世界にいると他人をイライラさせてしまい嫌われてしまうんですけど、広い世界に出たらこんなに皆に希望を与えたり、評価されるとは思っていませんでした。
私をみて、例えば年齢を重ねていたり、結婚していたり、子どもがいたり、社会的に恵まれていない女性でも「りのたそが頑張ってるから私も頑張ろう」みたいな憧れになれたらハッピーです。
私の身近なところで応援してくれてるオタクのおじさま達の事は、ハッピーにしている自信があります。(笑)


**2019/1/22〜3/20にクラウドファンディングで、コロムビアからメジャーリリース!

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達成率300%を到達したら【2019/7/27(土)に渋谷DESEOにて開催される公演を、入場無料のフリーワンマンライブ】とさせて頂きます!
果たして今回の企画がどこまで大きくなるのか!?
最後まで応援を宜しくお願い致します!
http://muevo.jp/campaigns/1868

新作MV 大石理乃 桃どんぶりー (RINO OHISHI Official Music Video)
https://youtu.be/005jxIM3j3s

参考note
経営者(広報)はこんな発信をするといい|竹村俊助/編集者 @tshun423|note(ノート) https://note.mu/take/n/nedf8a76b18c1

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