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9日目(2/3)~新婚なのに女一人で歩きお遍路~「高知編」                  ◎再会、ご無事で何より            ◎再会、私ってすごいかも?

備忘録28(030)
※歩きお遍路の記録です。
料金や宿泊などの情報が知りたい方は
9日目(3/3)の「情報まとめ」を見てね。
2017年情報なので注意です。

【前回の記録】
ついに徳島県から高知県に足を踏み入れた。
高知県は札所が少なく、距離が長い「修行の道場」と呼ばれている。
ちょうどいい距離に宿がないので、42㎞先を目指すことに!

超簡単なあらすじ

◎再会、ご無事で何より

小雨の中
前方に人影
あの後ろ姿は…

キャーリーバックのIさんだ!!
生きてたんですね♪←

【Iさんについて】
5日目の宿が同じで6日目の朝にご挨拶。
お遍路では珍しく、キャリーバックを使用して歩きお遍路をしている。
6日目の宿は近くになく、私は車で送迎してくれる『ゆき壮』に宿泊するが、Iさんは「同じ場所に戻るとしても、一度も乗り物にのらない」と決めているらしく、闇夜に消えていった。

ザックリ解説

後ろ姿を見送りながら
とても心配していたが、
あの日は
JR駅で開放場所があり
野宿したらしい

現在2月
野宿用の装備はない
相当寒かったのでは?
すると意外にも
「持っている服を全て来たら快適だった」
という最強の返答
うーん、さすがです。

私の装備は
山登りメーカーの
『グレゴリー』のリュック
(腰ベルトや背中が張り付かない工夫などがある)
それから
『マムート』のハードシェル
(通気性は良いが雨を通さないウェア)
という中々にガチ装備

対してIさんの装備は
『普通の布製』キャリーバック
(山は担いで移動している)
そして
雨である本日は『折り畳み傘』をさしている
カッパですらないという驚き
(カッパは蒸れるから嫌らしい)

道中、歩いていても
お遍路さんだと気づかれないらしい
そりゃそうだ
これに装備なしの野宿

私も変わり者の自覚がある
20代で結婚直後に
旦那置いてお遍路してるし…

Iさんには及ばない
相当変わり者である

まぁ、無事でなによりです

Iさんは本日20Kmくらいで
近場の宿を取るつもりらしい
しかもこれから…

なるほど、
では安否確認もできたことだし
サクッと抜かして進むことにしよう
お互いの結願を祈り分かれる

進む方向は同じ
でも私は倍の距離なので早く進まねば

◎再会、私ってすごいかも?

11:30 半分の20Kmを通過する
かなり順調♪

高知に入ってから
ひたすら海沿いの国道を歩いている
残念なことにこの道には
昼食を取れそうなお店が無い
小さなスーパーを一軒発見したので
昼食やら予備のパンなどを購入する
ここからはコンビニも一切ないらしい
ご当地料理はいつ食べれるのか…

雨だと休憩が中々難しい
もうドンドン進むしかない

昨日と変わらず
左には海 右には山
そんな風景だが
雲の切れ間から光が射したり
山に霧がかかったり
とても良い

感動は伝わらない写真だが
とてもいい気分で歩いている

さて、このペース
もしかして17~18時に到着できるのでは?
と考えていたら
前方に再び見知った後ろ姿が…
鳥取のKさんである
もうお会いできないほど離れたかと!
よく考えたら
「40㎞は私には無理」
と思っていた2日前…
気づくと目標立てて
ガツガツ歩いている
もしかして急成長してる?←

Kさんの今夜の宿は
私よりも3kmほど近い
私は予算オーバーで断念してた

と言うことは
先に進まなくては。
Iさんの安否報告をし
さらにペースを上げる


――――――――――――――
地味な道路の写真しかない…
そして、また更新があいてしまった―(´;ω;`)
お盆休みは頑張りたいぞ

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