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いつでも彼女は「のような存在」

ついに彼女がグループを卒業してしまったよ…
飛鳥ちゃん…🥲

飛鳥ちゃん無しでは乃木坂を語れない…!というくらい齋藤飛鳥に思い入れが強いのは、乃木坂を本格的に知ったきっかけが彼女の初センター曲である15枚目シングルの「裸足でSummer」だから。

当時17歳(高3)の飛鳥ちゃん。ビジュが完成しすぎてる🥺

それまでアイドルというとAKB48が自分の中では主流だった(前田敦子をめちゃくちゃ推してた)けど、このビジュアルには完全にやられたのです。
「なんてカワイイんだ…!」と。

最初の頃は乃木坂46の曲を聞く…というのが主流だったものの、そのうち日曜深夜の「乃木坂工事中」まで視聴したり、遡って前番組の「乃木坂ってどこ?」まで視聴…と完全に乃木坂にハマっていったのである。。。

まだ乃木坂知ったばかりの時は、生駒ちゃんやまいやんなど…人気メンバーしか知らなかったけど、いざ沼にハマってみるとAKBとは違った清楚コンセプトに夢中になったのは懐かしい思い出ですわ😭

あー、そうそう。
飛鳥ちゃんを「はだサマ」(裸足でSummer)で知った後は、アイドルとしての可愛い"齋藤飛鳥"よりも、ちょっと変わった視点を持って生きる姿にそれはとても惹かれていきましたね。

何時だかに放送された「セブンルール」という番組で飛鳥ちゃんが特集された時です。
この番組はその人の生きる上で大切にしている7つのマイルールを紹介するのですが、飛鳥ちゃんのマイルールってちょっと変わってるけど私はその考え方に不思議と自信を貰えた気がしたんだよ。


齋藤飛鳥という存在、表現力、少し不器用な優しさ…自分と似通った部分もあって内面からも好きになれた。

飛鳥ちゃんの掲げるセブンルール

  1. ファンに「かわいい」ことは言わない

  2. あまり期待しない

  3. 待ち時間は壁に寄りかかる

  4. ハッピーエンドの本を読まない

  5. 月に3回は一人焼肉に行く

  6. 毎朝母とLINEをする

  7. 乃木坂46で輝く

何とも飛鳥ちゃんらしい考え方。
ミステリアスでどこか惹かれてしまうのはそういうところなのかもしれない。
こんなアイドルはどこを探してもいない気がする。唯一無二の存在。

個人的に「あまり期待しない」というのは、たくさん傷ついてきた人にしか分からないことだと思うけど、これには飛鳥ちゃんの成長と複雑な気持ちが混ざっているのかもしれない。
知らない人のために説明すると、乃木坂46は選抜制を取っているグループ。
毎シングル、表題曲を歌うメンバー(選抜)とそれ以外のメンバー(アンダー)の二つに分かれて活動するのが主な流れ。
また、選抜メンバーの中でフロント(1列目)と2列目を担当するメンバーを福神と呼ぶ。(AKBで言うところの神セブンみたいなもの)
選抜メンバーになれば音楽番組の出演などができるが、福神に至っては音楽番組以外でも、新曲のPRでバラエティー番組に出演したり、雑誌の表紙やインタビューのメンバーとしても抜擢され大々的に露出される。
しかし、アンダーは選抜と違い、基本音楽番組への出演もなく、選抜ほど活発的には活動をしない。大きな活動というと、アンダーライブくらいだ。

「乃木坂のエース」的存在の飛鳥ちゃんも、実は初期のころはアンダーと選抜を何度も行き来していた。
初期の選抜発表は今よりもメンバーもファンも結構メンタルに来るくらい残酷で厳しいものだったのだ…(選抜メンバーのみ電話が来たり、サプライズで発表があったり…と本人たちのメンタルが心配になるような発表形式だったのだ)
飛鳥ちゃんは1期生の中でも最年少だったため、この選ばれたり落ちたり…を繰り返すことに対しては思春期真っ只中で相当なストレスだったと思う。
飛鳥ちゃん自身も13歳で入った芸能界のお仕事について「この仕事は思ったよりも感情を動かされる」と感じていたようです。
もともと明るい子ではなかった飛鳥ちゃんは頑張って「アイドル」の自分を作るために、正反対の自分を貫いて頑張っていたようです。
(初期の飛鳥ちゃんは今の飛鳥ちゃんと本当に正反対なんだよ…今のクールな感じからは想像つかないと思うがいちごみるくで懐くなんて言う子だったんだ…)

分かる人にはとても分かると思うけど、期待を裏切られた時のストレスって本当に心が痛い。
ましてや頑張ってきたものが全て無になる瞬間のダメージは半端じゃない。
いちいち期待することによって心の余裕がどんどんすり減っていく。
そうなるくらいなら予め期待しないで常に最悪の状況を想定して身構えたほうがよっぽど自分の心を守れる気がする。
私も学校・部活・人間関係…とたくさん同じような経験をしてきたので、飛鳥ちゃんの気持ちが痛いくらい分かる。

話を戻すと、飛鳥ちゃんは実際1stシングル~10thシングルまで選抜(3列目)⇔アンダーを行き来している。
そんな飛鳥ちゃんに転機が訪れたのが13thシングル「今、話したい誰かがいる」  

ここで初の福神(2列目)に選ばれた!
しかし飛鳥ちゃんのコメントは「嬉しい!」というわけでもなく…むしろ「なんで私?」という反応。
この頃の飛鳥ちゃんは、やはり「期待しない」ことを前提に生きていたのか、常にネガティブ…というか後ろ向きな感じがあったのが強い印象。
でもその後、彼女を一躍時の人とさせた大きな出来事が起こる。

そうです…!
15thシングル「裸足でSummer」で初の表題曲センターに抜擢😆

(あの選抜発表は何度見ても神回だと思う…😢)
この時は乃木坂工事中のスタジオで"公式お兄ちゃん"こと、バナナマンが見守る中での発表。
最後の最後に「3番、センター…齋藤飛鳥」と呼ばれたときの飛鳥ちゃんはやはり暗い表情…

初のセンター抜擢に不安な表情が伺える…

バナナマンにインタビューされた時も「自信がない」や「暗い私に夏うたのセンターなんて似合わない…」と不安な気持ちをただただ吐き出していたけど、いちばん印象的だったのは「私のせいで売れなくなっちゃう…」と話していたことかな。
前年に念願の紅白初出場、映画主題歌…などなど人気上昇の最中で表題曲センターは確かにプレッシャーが大きい。
ましてや1~2年前までは選抜でも3列目…と目立たないポジションにいた自分がグループの顔となるなんて、それは不安しかない。
だけども不安に感じる飛鳥ちゃんに対してバナナマンの設楽さんが「これまでのセンター経験者と座談会でもしなよ」と背中を押していたり、過去にセンターを経験のある、生駒ちゃん(生駒里奈)・まいやん(白石麻衣)・なーちゃん(西野七瀬)・未央奈(堀未央奈)・いくちゃん(生田絵梨花)は「大丈夫だよ!」と励ましていて…あー、泣ける😢


⬇️本当にこれは神回だからさ…良かったら見てね…ってコト?!

「グループのエース」という存在になったことでもっと惹かれる部分が増えた

そんな飛鳥ちゃんも表題曲センターの役目を務めてからは、本当に変わったと思った。とくに4度目の表題曲センター、23rdシングル「Sing Out!」の飛鳥ちゃんは本当にカッコよかった…!

このシングルからは選抜未経験メンバーが多く初選抜入りしたこともあり、飛鳥ちゃんは「センターに選ばれた喜び」よりも「初選抜が多かったこと」に喜びを感じていた(*^-^*)
「私のせいで売れなくなったらどうしよう…」という姿が別人のように感じたけど、それだけアイドルとして舞台に上がり自信を持ったことや、3期生、新たに加入した4期生の存在、大好きな同期の卒業などなど…たくさんの出来事とともに「期待しないで自分らしく生きる」というのが『ドライ』な印象よりも『私は私らしく生きるんだ!』という前向きな印象に変わりましたね…(勝手にそう感じてるだけなんだけどさ)

それからは後輩を支えたり、同期の卒業を見送ったり…と色々あった3~4年間

それからはセンターという役目というよりも、センターを支えるポジションが増えた飛鳥ちゃん。「後輩とあまり話さない」と人付き合いが苦手な飛鳥ちゃんは「不器用な優しさ」で3期生や4期生を陰ながら支えます。
飛鳥ちゃんの考え方は何となくわかるのだけど、私自身も人に頼るのは苦手だし、何なら一人がお好き。食事も遊びも、信頼度が高い人としかできないのです。きっと飛鳥ちゃんもそうなのかな…と思うけど、表向きに堂々と助けたりサポートするのではなく、陰で優しく見守っているのが彼女なりの「優しさ」なのかもしれない。

個人的な話ですが、私も人と話したり関わったりするのは正直苦手だし、ましてや同世代や年下との関わり方が分からず悩む部分も多かった。
でも何故か部活だと後輩に謎に慕われて…というのもあったのです。(謎)
今思えば学生時代に後輩に何してたかというと、不器用で一方通行なへーんな会話とかイジリしかしていなかった気が…でもかえってそれが良かったのかな…?
たまに進路とか「私にそんなこと聞かれても…」という相談を投げかけられたことがあったけど、だいたい「やりたいことやればいいよ。だって自分の人生でしょ?」と半分テキトーなことしか言ってなかった…というか言えなかったけど、「助かりました!」って謎に感謝されたこともあったな~…と。

「不器用な優しさ」って本人にとっては人見知りの反動や他人との接点に対しての微調整で遠回しな雰囲気になってしまうのかもしれないのが自分の考えだけど、不器用は不器用なりに誰かを応援したい、守ってあげたいってことを分かってほしいな。から回ることが多いけど(笑)

そんな「優しさ」に惹かれる後輩メンバーも多いのが乃木坂って感じ。
1期生最年少で加入して、様々な経験をしてきたからこそ、後輩メンバーに対しての扱いというか、心の距離感が分かるのかもしれない。

11年間の集大成は彼女の全てが詰まっていた

2022年11月、飛鳥ちゃんが卒業を公式に発表しました。
私はショックで3日ほどほぼ何も食べれず…(´;ω;`)

そして卒業シングルとなった31thシングル「ここにはないもの」

歌詞のひとつひとつに飛鳥ちゃんの歩んできたアイドル人生が詰まっている1曲。私はイントロで泣きたくなってしまうよ…

夜になって 街の喧騒も闇に吸い込まれて
僕はやっとホッとして 着ていた鎧を脱ぐ
それは大人たちに虚勢を張る姿じゃなくて
思い悩み背中を丸める無防備な自分
と言って嘆こうにも具体的な不満なんて何にも思い当たらないんだ
次の朝が来る前に 予測変換の日々 リセットできないか?
昨日と同じ景色は もううんざりだ
ホントの空の色を きっと僕はまだ知らない

初披露の時に流した涙は今でも忘れられません…
それだけ乃木坂46というグループが大好きなんだなと思った。
そして「ここにはないもの」を聞いて…普段は感情の起伏が乏しい私も久しぶりに感情が高ぶったのは、それだけ飛鳥ちゃんの存在が生きる糧になっていたからなのかもしれない。
私は齋藤飛鳥というアイドルに出会えて幸せでした―。
ありがとう、飛鳥ちゃん。

【最後に】写真集購入しました〜✨

本日は飛鳥ちゃんの写真集発売日。
もちろんゲットしてきましたよ〜

1st写真集の時から何年経ったのでしょうか…
本当にお綺麗です🥺

書店のメインスペースに置いてあり私はそりゃテンション爆上がりでしたよ笑
「飛鳥ちゃ~~~ん🥰🥰🥰」
ってね(心の中で)

大切に…大切にします😌

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