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編み物のこと② おばあちゃんの好きなこと

こんばんは

編み物する人TAS KNIT(タスニット) やまもとです。

今日は私のおばあちゃんのお話です。

おばあちゃんは編み物をする人でした。

私が編み物と出会ったきっかけです。

かぎ針編みの長編みのモチーフで座布団カバーやラグを編んでいました。

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こんな感じのをどんどん大きくして、座布団の大きさまで。

私の家の近くには、大きな毛糸屋さんがありました。

今はもうなくなりましたが・・・。

おばあちゃんが家に遊びに来ると

「ちょっと毛糸屋さん行って来る!」と言って

それはもう、ウキウキと楽しそうに出かけて行き、

カラフルな毛糸を袋いっぱいに買い込んで帰って来ました。

その時のおばあちゃん、

キラキラと輝いていて本当に嬉しそうで楽しそうで。

この記憶は私が5〜6歳くらいの頃、

キラキラと輝いて・・・なんて表現は幼い子どもにはなかったけれど

あの頃のおばあちゃんの姿は今も記憶に残っています。

おそらくおばあちゃんは60歳過ぎくらいだったのかな。

好き」というものがあることの強さ

おばあちゃんを虜にする編み物って何?という興味が

後々私が編み物をするきっかけの一つになっていると思います。

おそらくおばあちゃんの時代はまだ女性が趣味だなんだと堂々とできない時代。

おばあちゃんにとっての編み物はどういう意味を持っていたのだろう。

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これは2021年に作ったベッドカバー (私の過去最大の作品)

おばあちゃんオマージュ

1ブロックずつ色を変えていくことが本当に楽しくて

どんどんと大きくなっていくのが嬉しかった。


余談ですが

おばあちゃん60歳の頃、母は40歳前くらい?

その頃のこの二人の母娘関係はどんなだったのだろう?

母は63歳で他界し、その時私は29歳、第一子を出産する直前。

自分が母になってからの母娘関係が築けなかったので

想像がつかないんです・・・。

そして母の年齢まであと10年なんだよな・・・。

人生って短いですね。


今日は終わり

ありがとうございます。



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