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本当は怖いSNSの秘密と対処法 4:06:16 12/19 (土)

小さなきっかけから、巨大な「時間のロス」が生まれる

いやしかし……これはそこまで信じられないことじゃないのかもしれない。現に、日々の生活でも似たようなことが起こっている。ちょっとした注意散漫が、1日にとても大きな穴をつくっている。僕らはこの穴を「時間クレーター」と名づけた。それはこんなふうにしてできる。

→ジェイクがツイートを投稿する(所要時間90秒)
→その後の2時間で、ジェイクはツイートの反響を見るためにツイッターを4回覗き、そのたびタイムラインに目を走らせる。それから誰かが共有した記事を2回ほど読む(計26分)
→ジェイクのツイートが何度かリツイートされる。ゴキゲンな彼は、頭のなかで次のツイートを考え始める(このアイデアに2分、あのアイデアに2分)
→ジェイクはもう1つツイートを投稿し、サイクルがまた最初から繰り返される

小さなツイートが1日にたちまち30分のクレーターをつくってしまうのだ。しかも、それ以外に切り替えのための時間もかかる。ツイッターを離れてハイライトに戻るたび、背景情報を脳にロードし直さないとレーザーモードに入れない。つまり、この時間クレーターの実際の長さは45分から1時間、またはそれ以上になる。

ジェイク・ナップ;ジョン・ゼラツキー.時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」(Kindleの位置No.1831-1845).ダイヤモンド社.Kindle版.

これはある。ありすぎる!

前々から、SNSに投稿すると反響が気になって、何回もSNSを見に行っちゃうのどうにかならないかなぁって思ってたんですよ。

だから上記に対抗する戦略、早速やってみました。

具体的には、こんな感じです。

+ Wi-Fiルーターのスケジュール機能で、0:00~7:30までWi-FiをOFF
+ スマホの機能で、夜21時~7:30まで電話アプリ以外使えないように設定(SamsungスマホのフォーカスモードをBixby Routineで夜21時~7:30に自動起動するように設定)
+ スマホからTwitterクライアントをアンインストールし、UIが見にくくて使いにくい投稿用クライアントだけを残す

まさに昨日の夜から始めましたが、イイ感じ。夜はやることなくて早く寝られるし、朝も脱線を防げるので、やりたいことに集中できそう!

ポイントは自動でWi-Fiやアプリ制限がOFFになるところですね。自分の手でOFFする仕組みだと、OFFにするときに、「今日は別にいいんじゃないか」とか、色んな思考が爆発する余地ができてしまうので、成功率が下がると思います。

タブレットのTwitterクライアントもアンインストールしようかと思いましたが、朝7:30までWi-Fiが使えないということは、平日は夜しかタブレットでネットを使えない状態になるので、とりあえずそのままにしておいてイイかなって感じです。すぐ、手に取ってしまうスマホが封殺されていればいいでしょう。

困った点は、ネットが使えないので、ブラウザベースのアウトライナーが使えない点です。この記事も数年ぶりにワードで下書き書いてます。

あと、ググれないので、言葉の用法が合っているかも調べられないし、このnoteへも投稿できない。対策考えないと。

今じゃSNSって当たり前ですが、昔の人はSNSやってなかったわけで。それで普通に生活していたんですよ。SNSがなかったから、昔の人たちが不幸だったわけでもなし。

そういう昔ながらの生活に私は戻りたい。暇つぶしに、スマホでゲームやSNSやネットサーフィンするんじゃなくて、本を読むような。創作活動をするような。

イメージでいうと、四畳半神話大系のような昭和の雰囲気。

なんか今は普通になっちゃってますが、タスク管理とか習慣化しなければ、本も読まないし、創作活動もしない生活って文化的に退化しているような気がしてならないのです。

それが現代社会に適応した現代人と言ったらそれまでですが、それが是か非かを決めるのは自分なので、しばらくこんな感じで昔ながらの生活を一部取り入れたいと思います。

バイバイ。インスタントで、リアルタイムに何でもできて、いいねの数を気にする生活。

こんにちは。手持ち無沙汰で、少し不便で、自己承認を他者に頼らない生活。


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