効果的なストレス解消法について

こんにちは。いかがお過ごしですか。
高畑吉宏です。

前稿において述べましたように、私たちはライフイベントからのストレスと日常生活で受けるストレスとがあることを確認しました。
ストレスは人生のスパイスとも言われますが、慢性的にストレス状態になると、行動面、身体面、精神面に表れてきます。

よって、
ストレス対処の仕方(ストレスコピーイング)と上手な解消法が求められてきます。
ストレス解消法には、3Rと言われるものがあります。
以下のとおりです。
・Rest(休養)
・Relax(リラックス)
・Receation(レクレーション)

以下、私流に説明を加えたいと思います。
休養には2つの意味があると思っています。すなわち、「休+養」です。「休」は文字通り、休むことです。仕事のことを一切忘れ、仕事モードを完全にOFF状態にして休みましょう。
これが「休」の理想的なあり方です。

「養」のあり方は以下のとおりです。
たとえば、土日がお休みの場合、土曜日には心身に良いことをし、自分が1センチでも成長できることに当てます。心身を養います。
その場合、仕事とは全く別のことを選ぶのがコツの1つだと思います。

運動不足の人は、自然を散策したり、ジムに通ったり、するのもいいでしょう。普段読書が出来ない方は、思いっきり好きな本を読むのもいいですね。
いつも“頭に汗をかくお仕事”ならば、“身体に汗をかかせる”ことがお勧めです。

私は休養をこのように「休+養」と理解しております。

ただ、せっかくの土日(お休み)なのに、仕事のことが、頭から離れず、気になって仕方がない人もいらっしゃいます。

ONとOFFがうまく切り替えられない人ですね。

以前、考えても仕方のないことを「莫妄想(まくもうそう)と言います。
(禅の言葉)です。これを創造工学の専門家の中山正和先生は、「考えても仕方のないこと」と言われています。

私たちの凡人の脳は、しばしば考えても仕方のないこと、時にはそのモードに陥り、を考え続けます。
たとえば、
上司に叱られたことを思い出すと、様々なイメージが連鎖してきて、湧いてきます。
「何も皆の前で言わなくてもいいのに……」
そういえば、
「この前もそうだったな」
そういえば
「あの上司の言い方も気にくわない……」
そういえば
「…………」
そういえば
「…………」

このイメージの連鎖と繰り返し、あたまの中で展開されてくると、マイナス
思考やNot-OK感情に陥ってしまいます。
この感情に陥ったと、気づいた時、このイメージを切ること、止めてしまうことが、莫妄想(まくもうそう)なのです。

最初は大変難しく感じるかも知れませんが、修行と思ってトライしてみてく
ださい。
怒った上司は、あなたがそんなに落ち込んでいるとはつゆ知らず、休日をゴ
ルフ楽しんでいるかもしれません。
損をするのは、落ち込んでいるあなた自身です。

考えても仕方のないことを考え(続け)ないとは、考えたら仕方のあること
を考えることです(日本語少し変ですが)。
考えたら仕方のあることを考えると、問題解決力が高まってきます。

では佳き休日を!

最後までお読みいただきありがとうございました。



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