ホリスティックとは、霊性とは

こんにちは。高畑です。
いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ホリスティックとは、霊性とは、についてシャアしたいと思います。
普段、あまり考えたことがない方もいらっしゃるテーマなのかも知れませんネ。
すっ飛んでしまったテーマだと思われる方もいらっしゃるかも…。
実は、「霊的」(スピリチュアル)はWHO(世界保健機関)健康についての代替案の①身体的、②精神的、③社会的、④霊的、健康の4つ目の定義なのです。
私はホリスティック医学に長くかかわってきましたので、上記のWHOの代替案を基盤に置いているのです。

まずは、これに関して書かれている米国のリーダー的な方々の一部の書籍を紹介したいと思います。
数多の書籍がありますが、
以下に紹介する書籍は、出来るだけニュートラルな立場からのご紹介であるとご理解ください。

その前提で、ご紹介出来る人生の師は、まずルイーズ・ヘイ女史です。
女史の両親は1歳半のときに離婚し、その後、暴行、レイプに遭う等々、辛い人生を送ります。さらにガンに罹ったりもします。まさに苦節の日々…。

やがて60歳の折、ヘイハウスという出版社を創立し、晩年の90歳までその出版社のオーナーでした。今では一流出版社となっていて、ヘイハウス社から本が出せるのは、なかなか大変なようです。

彼女は、アメリカのスピルチョアルの世界では、“ゴットマーザー”と言われているため、最初に取り上げました。
彼女の『ライフヒーリング』は、ホリスティック的であり、お勧めです。

次はウエイン・ダイアー博士です。
彼も、同じように、幼少期は孤児院で育っており、若年期は、相当苦労されたようです。マズローの自己実現欲求をさらに発展させています。
霊的世界に導かれて、自分の思想を確立し、全米で講演、TVの出演や多くの著作を重ねています。

わが国でも渡部昇一氏が分かりやすい秀逸な訳文で紹介されたものとして、入門書的には以下のものがあります。
・『自分のまわりに「不思議な奇跡」がたくさん起こる!』
・『準備が整った人に、奇跡はやってくる―あなたの毎日が好転する15の  方法─ 』
・『「このいいこと」が次々起こる心の魔法 』
・『いいこと」が次々起こる心の魔法 』

さらに、
『ダイアー博士の願いが実現する瞑想CDブック―本当の自分に目覚め、心満たされて生きる─』があります。
訳者は別の方ですが、大変読みやすいです。CDはBGMだけです。好みが合えば、リラクセーション、瞑想用に使えます。
実は私自身、リラクセーション等の際,よく活用しております。

次には、ディパック・チョプラ博士です。
博士はインド系アメリカ人です。アメリカではセレブの多くの人たちが師と仰いでいる存在です。

公式サイトによると、
「心と体の医学およびウェルビーイング分野における世界的な第1人者で、89冊にのぼる著書の多くがベストセラーで35ヶ国に翻訳され、発行部数は2000万部を超えている。」と謳っています。
『パーフェクトヘルス』『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』等、多くの日本語訳があります。取り上げるとキリがありません。

チョプラ博士の名言を紹介しておきます。
・{心から集中して欲しいと思うのはどうすれば人類に貢献できるか自分独自の才能は何かと自分自身に問うことだ。」

・「私は誰か?人生で自分は何を求めているか? 今日、私は人生に何を求めているか?」毎日5分、座って問いかけましょう。」

ホリスティック医学の視点から言えば、アンドリュー・ワイル博士も見逃せません。ここでは割愛します。

では日本の方々で、霊性(スピリチュアリティ)に関わってきた人たちを取り上げておきます。私的な限界性もありますが、
本山博博士、塩谷信男、政木和三、鈴木秀子先生の4名の方のご実績をシェアしたいと思います。

本山博士は、世界的知られた有名な研究者であり、宗教心理学研究所初代所長や玉光神社名誉宮司を歴任されました。
私の長い友人である徳性の高い経営者は、本山先生と長年のお付き合いをしておりました。
博士は、デューク大学では、実験超心理学の父、J.B.ライン博士と一緒に研究され、超常能力についての電気生理学的研究を含め、数々の重要な研究に没頭。「チャクラが高い意識への掛け橋である」と学問的に定義する上で、大変意味深い貢献をされました。
学術的に勉強されたい場合は、本山博士の書籍を調べるのも一考です。

塩谷信男元医師(医学博士)は、すでにお亡くなりましたが、100歳を超えても、執筆、講演活動をされていました。
戦後の渋谷区の某所に病院を開設されますが、こんな場所ではとても流行らないといわれるものの大繁盛していくシーンが描かれています。

私自身、大手通信会社の部長から、ご紹介を受け、お会いしたこともあります。
先生が創始された「正心調息法」は、『健康・長寿と安楽詩―幸福をよぶ正心調息法』等で紹介されています。

弟さんも公益財団法人「日本心霊科学協会」の理事長を歴任されました。
この頃の心霊研究者は、メディアム(霊媒)を使った心霊実験の報告が多々ありますが、以降は信頼ある心霊実験は途絶えています。

政木和三先生は不思議体験を多く重ねた人ですが、大阪大学の航空工学、造船工学、精密工学等を修めていらっしゃいます。
一言でいえば、陰徳の高い人でもあります。
発明・開発したものは、3,000件に上っています。『精神エネルギー』はお勧めの1冊です。

鈴木秀子先生は、「エニアグラム」という人間を9つのパターンに分けて捉える研究家でした。
某大手通信会社の研修センターでお会いし、ごあいさつしたことがありました。
先生は、シスターでもあり、大聖堂の2回から転落し、臨死体験をされました。その後、それを契機に『死は人生で最も大切なことを教えてくれる』等
を著していらっしゃいます。
今でも「国際コミューン学会」というNPO法人をボランティア的に運営されています。

鈴木先生のお言葉に、
「臨死体験をして、光そのものを仰ぎ見、
至福に満たされたとき、いちばん先に感じたことは、
『時間は存在しない。私は今、すべてを受け入れられ、
愛し抜かれ、永遠の中に生きている』
という実感であり事実でした」と‥‥。

“時間の意味”については、また再考したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

できる限りご支援させて頂きます。