会話名人になろう!

こんにちは。高畑です。
最近はネットの進化により、コミュニケーションツールも多くなりました。
メール、line、ZOOM,チャットワーク等々です。

でも会話の基本は変わっていないようです。
ビジネス上では、6W2Hが(Where: どこで、Who: だれが、Whom: だれに
What なにを、Why: なぜ、How:どのように、How much:いくらで)が大切ですね。
これらは、すべて事実確認のキーワードですね。

これらが出来ていないと相手はストレスがたまるケースがあります。
たとえば、
「次の連絡までしばらくお待ちください」と言われても、しばらくとはいつまでなのか?
以外によく耳にします。
あるいは
「先のメールでお送りしております」と言われても、受ける方は、過去メールをチェックしなければなりせん。
これらは、日時や時間が明確に伝えていないケースです。

またクッション言葉を有効に使うことによって、会話がより円滑になります。
たとえば、
お電話する際には、
「今お時間はよろしいですか?」
質問する際には
「お差し支えなければ……」
依頼する際には
「お手数ですが‥…」
「恐れ入りますが……」等
断る時は
「ありがたいのですが……」
「残念ですが……」等

よく営業の電話が入る場合があります。その場合には私は、
「生憎、私は、今、投資には全く興味がありません。他でがんばってください」とか
「関心を抱いた時には、こちらからお電話します」とか幾つのパターンを用意しています。

コツは早く切ることですね。双方のためにも。

次に大切なことは、相手と歩調を合わせること(ペーシング)です。
お年寄りには、大き目の声でゆっくり、話したり、スローな話し方の人には、そのテンポを合わせたりすることを言います。
また
小さいお子さんには子ども言葉で話し掛けるのもその一例です。

また
お年寄りに、一律にこれを行っているナースがいらっしゃいます。
大声でゆっくりと子ども言葉で話しかけている風景です。
これは、明らかに間違った対応です。
顧客(クライアント)一般という存在はいません。すべての顧客は、それぞれ個性を持つ個客なのです。

もう一つ。
「労う」という言葉があります。「ねぎらう」と読みますが、この漢字が忘れ去れるような状況です。「労い」のクッション言葉には
「お暑い中…」
「雨の中…」
「遠いところ、ご足労を頂きまして」
「このコロナ禍の中、‥‥」等々。

人間同士のお互いの会話は、性別や年齢層が違っていても、本来は、楽しく、和気あいあいとしたものですね。
ただし、ビジネスの会話では、少なくとも5W1H(6W2H)をしっかりと伝えないと相手は??となり、また再度確認しなければならず、ストレスも感じます。

私にも、性別、ビジネスのジャンルを問わず、多くの知人、友人・知人がいます。

仲間との会話は長くなりがちです。

中には、20~30分経つと、会話の展開がスムースにいっていないことがあり、疲れることがあります。

私自身、一方的に話を聞く側になってしまうのです。

お悩み相談は別次元です。
あくまでも知人での間での話です。

話しは飛びますが、パーティ等で、2人同志が盛り上がって佳境に入っている際に、突然、いきなり第3者が介入してきて、2人で共有していたその“場”の雰囲気が壊れる場合もがあります。

それは、その介入者に問題があります。
場の共有ができていないからです。一家言の持ち主の人によくみられるようです。

電話の場合でも、最低限のクッション言葉が大切ですね。たとえば
・「今、よろしいですか?」、
・「3,40分お時間を頂いてよろしいですか?」
・「では明日の午前中にお電話していいでしょうか?」等々。

さて話を戻すと、長くなる人の特徴としては、その話の内容を自分の日頃に
起こったことや、感じたことや、時事問題を延々と展開する人に見受けられるようです。

会話の内容を自分の土俵のほうに引っ張ってくるのです。
「聴く力」にも問題もありそうです。

メンターや、レスペクトしている人の場合には、色々聴きたいことがありますが、これとは全く別次元です。

楽しい、明るい会話をしようと心がけたい場合には、自分の自説や、自分主体の会話になっていないか、気づいておきましょう。

簡単なようにみえても、意外に会話には,その人柄がみえてしまうものです。

私は、公的機関でも、その人の名前をメモって、3回以上はその人の名前を繰り返します。
たとえば
「園田さんですね。本日はよろしくお願いします」とか
「園田さんのご説明はわかりやすいです」当方にミスがあった場合は、
「お仕事を増やして申し訳ありません」とか
「園田さん、ありがとうございました」と言います。

最後にジョン・ケージの名言をお伝えします。

「会話は、伝えるのではなく、語り合い、話し合うのです。
伝達するということは、常に何かを押しつけることです。
しかし会話の中では、押しつけられるものは何もない。」
(ジョン・ケージ)

最後までお読みいただきありがとうございました。


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