ウィズコロナ時代の新たなストレスの現状

こんにちは。高畑吉宏です。
さて本日はウィズコロナ時代のストレスのお話です。
ウィズコロナが長引くことを予測していなければならない時代に私たちは生きています。

ウィズコロンの時代になって働き方が大きくシフトしていますね。

では、実態はどうなのか?
数値ベースで一度はきちんととらえておきたいものです。

そこで、今回は「個人」と「企業」と「日本人の意識の変化」を取り上げ、
あなたとシェアしたいと思います。
数値が主体となりますが、その点はご了承ください。

株式会社ワンストップビジネスセンター(https://www.1sbc.co.jp/)代表取締役 土本真也氏が」在宅勤務の現状について調査されているので、ここではそれを活用して述べていきます。詳しくは上記のホームページを参照してください。

確かに通勤がなくて楽にはなりましたね。
ところが、上掲の調査結果によれば、リモートワークをしている人の84.3%が「悩み」がある、と言う結果です。
その第1位から順を追って述べると
第1位:家族がいて集中できない。
第2位:コミュニケーションがとりにくい
第3位:集中力が続かない、やる気がでない
第4位:自宅では出来ない仕事がある
第5位:仕事環境が整っていない
同5位:ネット環境が悪い
第6位:オン・オフの切り替えが難しい
第7位:運動不足・間食が増えた
第8位:水道光熱費・通信費がかさむ
第9位:近隣の音が気になる
第10位:WEB会議で映る部屋

この報告をまとめて説明してみると、
職住の一体化とリモートワークとによってもたらされた新種の課題とストレス及びコミュニケーションに関する悩みとその他の4つに分けることが出来そうです。
またリアル職場では、後輩、同僚、先輩、上司に囲まれているため緊張感もあるけれど、一人では自己管理が出来ていない人もいるようです。
また水道光熱費、通信費、すなわちインターネットの通信費や、エアコンのフル作動や、お客様への電話代がかかるなどの費用も発生しているようです。

またリモートワーク中に「さぼった」という人は、「頻繁にある」が13.9%で「たまにあるが49.45%」となっています。(合計63.3%)またWEBの会議では、当然、自分の部屋が気になりますよね。

これからは、住居環境にもよりますが、ワークスペースを整理整頓し確保していく必要がありますね。

引き続いて、ウィズコロナ時代の企業側の実態について触れたいと思います。企業は新入社員研修を始め、各種の研修やセミナー
行っていますが、これらはコロナ禍さえなければ、本来、集合研修で
実施されるべきものです。

なお、以下の概略は、株式会社サイカ 広報担当:国松氏(くにまつ)
TEL :080-3514-8504/E-MAIL :pr@xica.net
から、その概略をまとめさせていただきました。

それによると
オンライン開催で実施したが、第1位です。
① オンラインに変更した:36.8%
② すべて開催を中止した:31.3%
③ 一部オンライン開催した:30.8%
④ 特に対応せず全て対面で実施した:1.0%

これはどういう意味合いを持つかというとコロナ禍によって軒並み赤字会社に転じた、鉄道会社、観光業、宿泊業、航空業等があるように私たちのように、研修業界という職種もあります。
これらの不要不急な外出が自粛されている最中、研修業界にとっては、市場が約30%以下になることです。

また、7割近くがオンラインをセミナーに導入していることです。
外出自粛を受けて、6割以上が対面開催に戻す予定のだそうですが、いつになるやら……。

対面開催に戻す理由は、やはりオンラインゆえの参加者との交流の難しさにあるようです。

すなわち
・参加者とのコミュニケーションが取りにくい:57.3%
・参加者との関係構築が難しい:50.6%
以上のそれぞれが50%を超えています。

またセミナーをオンラインで継続する課題としては、
・対面での開催だと感染リスクがあるという懸念:75.7%
・自社のセミナーでの感染リスクが排除しきれない:62.2%
・(感染が収束していない状況では)企業イメージに悪影響の恐れがある59.5%

コロナ禍のストレスのとらえ方、感じ方は各人各様の部分もありますが、各自共通した部分もあるでしょう。
それをシェア、確認するため、今回もウィズコロナの生活を求められている私たちの現況をデータベースから確認したいと思います。
株式会社サイバーエージェント次世代生活研究所はウィズコロナの時代の日本人の意識調査を行っています。

その概略をお伝えします。
詳しくお知りになりたい方は以下のURLでご確認ください
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24994

この調査によると、3大ストレスは、
・マスクをすること、しなければならない空気の流れ:49.4%
・運動不足:40.4%
・外食ができない:37.3%
─となっています。

さらには自粛期間中に、
・衛生面に気をつけて生活するようになった:36.4%
・人生何が起こるか分からないことが知れた:27.6%
・家族と過ごす時間が増えた:24.5%
・コロナ禍で勤務する人への感謝が生まれた:24.1%

また自粛期間終了後の継続意向では、
・外出を控える:25.7%
・マスクを着用する:19.6%
・3密を気にする:13.3%

健康・運動・食事については
・不要な外出はしない:32.3%
・十分な睡眠をとる:30.0%
・規則正しい生活を心がける:22.6%

最後に自粛期間が終了後にやりたいことは
・旅行をする:45.4%
・外食をする:44.1%
・ショッピングをする:35.1%

概要は以上のとおりです。

ところであなたはアウトドア派ですか?

アウトドア派にとっては、コロナ禍の自粛はきついと思われました。

個人的には旅行業を営む教え子の女性社長が居るので、旅行業を含む観光業全般のゆくえも気になるところです。

いずれにせよ、オフィスワーカーにとっても、すでにみてきたように、ワークスタイルも大きく変化しました。

同時にまた、私たち自身も、もっと広い視座(中・長期的展望)から言えば、自立したキャリア構築していかなければならない時代の局面に生きていると感じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

できる限りご支援させて頂きます。