第2回 サイゼリアデッキバトル覚書

なお、第一回はコロナ前に行われたが、当時の記録は一切ない。記憶もあんまりない。楽しかったことだけ覚えているので、第二回が開催された。

今回のテーマは「意外性」。予算税込1100円以内でメニューを組み立て、プレゼンと共にその采配を味わう。この場合の味わうは、比喩的な意味とそのままの意味と両方である。食うので。

今回のイベントにおける予算はフジモト氏が出資した。なお、バトル終了後の追加注文については、個人の負担とする。(でもドリンクバー代はフジモト氏が出していた気がする)

なお競技中、各々のデッキを「芸術祭」に見立てて考察する流れが見られた。

以下、プレゼン順にデッキを紹介する。

タサカ氏のデッキ

鶏肉の香味ソース、小エビのサラダ、プリン、ドリンクバー。

テーマの「意外性」を、シンプルに組み合わせの意外性と解釈した。
ドリンクバーを敢えて予算内に入れることで、会期中に展示が変わることを表現した。あえてメインを設定しないことが、フェスとして吉とでるか凶とでるか。行政が絡んでるタイプのフェス。

タムラ氏「海老とプリンを一緒に食べる人いない」

そんなことないだろ。

カモ氏のデッキ

アサリのパスタ、コーンスープ、鶏肉の香味ソース、半熟卵。

1100円でこんなに食えるの!?という意外性と、前菜、スープ、メインというクラシックな構成のギャップ。半熟卵はパスタにトッピングしていた。うまそうだったし、もりもり食っていた。
アサリの殻が積み上がっていくのが、レジデンスアーティストによるインスタレーションのようだった。
サイゼリアぽくないメニューとして組み込んだはずの「鶏肉の香味ソース」が、タサカ氏と被るという皮肉さ。

タムラ氏

一見、意外性のないデッキのようだが、さにあらず。これらをパンに挟んでサンドイッチとして食べることで、サイゼリアにないメニューを作り出していた。

ワークショップ多めのフェスだ!
アジ美で夏休みにやるやつ。小さい子どもが参加できるのでファミリー層に受けそうだ。
カモ氏やタサカ氏のデッキに比べ、色味も鮮やかなのもポイント。来場者数が多そう。

フジモト氏のデッキ

サイゼリアで一番高いメニューをあえて選ぶ意外性。プラス赤ワインで予算を使いきる一点豪華仕様。
簡素なようだが、ステーキの付け合わせがパビリオンとして独立しているようにも見える。
絶対に車じゃないと行けない場所でやってるフェスだ。あと入場料が高い。でも好きな人は必ず行く。ふいにSNSでバズったりもする。


感想

会話、録音しとけばよかった。







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