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自分を重ねた
過去と現在
ひとつひとつ重ねて
涙が止まらなくなった。

いつまで経っても足りないけれど
ここで生きる為に、
色々なものを背負って捨ててはセーブする。

弱くて弱くて繭すら上手に作れない。
背伸びしていても涼しい顔をしていたい。
手が、脚が、声が震える。
しっかり踏ん張っていないと
そのままきっと消えてしまう。

不安定な感情がキャパを超えそうになる
なにもかも押し殺してギリギリの
表面張力が起きているような状態でいる。

だけどなににも替えられない
わがままだけど、
あの光景はそこでしか見られない。

リセットとセーブを選ぶなら
現在だって絶対にセーブを選ぶ。

目まぐるしく毎分毎秒過ぎていく
客席からの光景も
ステージからの光景も
人生トータルで見れば
ほんのひと握りかもしれない。

だけど今を生きるからには
その一瞬に賭けていたい。

バッドエンドはない
そんな言葉を純粋に信じてみる。

見守るつもりが背中を押された。
負けられないし侮れない。
初々しいなんて言われてたけど、
ステージに立つ3人は
間違いなく限りなく強かった。

これからもっと輝くんだと思うと、
わくわくするしぞくぞくする。
私もかまけていられない。

本人たちの前ではお姉さんの顔をしつつ
こっそりいい所をたくさん学ぼうと企んでいる。
みんなの興味が私達から逸れちゃったら
嫌だと思いつつたくさんの人に見つかって
愛されて欲しい。

ここにいられて良かったって思わせてくれた。
今日に立ち会えて本当に幸せだった。

見てくれてる人みんなになんていうのは
難しいかもしれないけど、
できるだけ多くの人届けられるような
ステージを作りあげたいと感じた。



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