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映画「ミセス・ノイズィ」はお勧めだけど、ちょっと重たいのでそのつもりで。

映画「ミセス・ノイズィ」にうなりました。面白い映画です。

予告編から強烈な形相の騒音おばさん…「ちょっと見たい映画と違うかな」と思っていたのですが、、、評判の良さに引き込まれて観ました。

観てよかった。
「面白い」、そして「重たい」です。

騒音に悩まされる小説家の主人公、騒音の原因は朝からの布団たたきの隣人
幼稚園の娘にちょっかいも出している?!
(子どもはFoolinの新津ちえちゃん、すごくかわいいです)。
母は猛然と戦います。お隣も戦います。
しかし、この二人、視点を変えると全く違う世界が見えてくる。
みんなそれぞれ背景をもっている。

キャリアカウンセラーをしていると「相手のことをわかろうとしても越えられない限界」にぶつかります。
だから「わかろうとすること」を限りなく努める、ゴールのない世界。

ミセス・ノイズィは共感の世界を描いています。
「薄っぺらな描写をしてしまう作家」、ここにヒントがあります。
「自分は正しい、社会が間違っているんだ」
そんなセリフが回収されずに終わってしまってます。だから重たさが残る映画です。


最後まで読んでくださってありがとうございます。