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ビジネスにおける動機づけ

●動機付けの2つの要因

・動因(ドライブ)
 内的欲求、欲しいという気持ち、積極的・能動的に働きたい気持ち
・誘因(インセンティブ)
 外的欲求、欲しいという気持ちを満たすもの、目標、報酬、働きたいという気持ちを起こさせるもの

●動機付けの具体的な方法

(1)1人ひとりに対する方法
 長所を積極的に評価し、その可能性について肯定することによって、部下を勇気づけ新しいことへ挑む力を育む方法。
(2)小集団活動の活用
 グループごとに課題を設定させて個々の役割を決め、課題を分析して対策を講じさせます。
 グループで目標達成を目指すことで、メンバーの相互の労働意欲を高め、個人の達成間が感じられ、仕事の意欲を補完する効果が期待できる方法です。その時、活動内容や手法などはグループに任せるようにするとなお効果があります。

●動機付けの留意点

 動機づけを行う前提として「部下からの信頼を得ていること」「部下の行動に対して適切な対応を行うこと」「部下の意欲を阻害するような自身の発言、行動を常に点検すること」が求められます。
 意欲が低下している部下に対しては、職場の人間関係・不公平な評価・私生活とのバランスなど、仕事への意欲を阻害する要因を把握し、問題要因を取り除く姿勢も大切です。

アンダーマイニング効果
内部的に動機づけられた行為(好きでしていた仕事など)が、報酬を与えるなどの外部的な動機づけにより、当初の動機づけが抑制され、モチベーションが提言する現象をいいます。

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