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クリスマスの思い出

わわわー。
12月になりました。
今日は2022年12月6日です。

12月に入ったとたんに寒くて寒くて。
電気ひざかけを買おうか検討中です。

先日、平野紗季子さん(普通にファンです)
のPodcastを聞いていたら(1年前のやつ・・・)子供のころにクリスマスの朝、リビングのツリーの下にプレゼントを取りに行くのが楽しみで、ワクワクする気持ちでリビングまで行った足の冷たさまで覚えてる と言っていて
自分が子供の頃のクリスマスを思い出しました。

うちは枕元派でした。
毎年サンタクロースに手紙を書いて、親に渡していました。
親はサンタクロースに会ったことがあると言い、12月20頃の夜中に手紙を渡してくれるというのです。プレゼント情報垂れ流し・・・。
そして25日の朝。
布団に入ったまま、まずは目を開けずに手を動かします。
そうすると!「かさっ」と紙に包まれた箱のようなものが手に触れます。
「来たんだ!!」
早く家族に見せたくて急いで階段を降り、朝ごはんの支度をしている母とおばあちゃん、早めに朝ごはんを食べているおじいちゃんに見せに行き
(父はもう出勤後)大興奮で喋りまくり、兄のプレゼントを触らせてもらったり、朝ごはんは「昨日残したケーキ食べたい」などと絶対許されないことを言ったりしていました。(だいたい毎年これが繰り返される)
誕生日会やクリスマスはごちそうを食べ過ぎて、子供のお腹ではケーキ完食まで行きつかないのが悔しいところ。

24日の食事の最後に、母がケーキを切り分けて
(誕生日じゃないけど電気消して手をたたく というのがうちの流儀)
「メリークリスマス!」のチョコレートは兄か私かで、ひと喧嘩あり
兄にチョコレートが渡ろうものなら目に涙を浮かべ奥歯をギリギリと噛みしめるワタクシ。
とにかく、えこひいきされて当たり前の末っ子女子なワタクシでした。

そして残しておいたケーキですが
本来であれば、私がお腹いっぱいで2口ほどしか食べられず残しておいたものなので私のケーキ♡
25日は学校で手つなぎ鬼をしていても「あぁ今日帰ったらおやつはケーキがある」と思い「おじいちゃんにうっすいインスタントコーヒー作ってもらって食べよう!」と楽しい計画を立てて帰宅後、冷蔵庫を見ると
「ない!!!!!」ナイナイナイ!!私のケーキない!
・・・「あいつだ!あの餓鬼ぃ!」
もうその時点で私の顔は怒りで赤く染まり、ダンダンダンと大きな足音を立ててやつがいるところへ向かうのです。
「お兄ちゃん!!私のケーキ食べたね!」
しかし兄のすっとぼけた「あれ?あれお前の?名前書いてないから食べていいのかと思った」というわけのわからん言い訳を聞き(自分ちの冷蔵庫のものに名前書く習慣はうちにはない!)
あきれと怒りで喉の奥がヒックヒックと鳴り結果「うわーーーーーん!」と泣く。
「なんだ なんだ」とおじいちゃんが来るけど、心の中で「おじいちゃんが来ても解決することなんかひとつもないんだよ!」と思い泣き続け、事の顛末を知ったおじいちゃんが慌てておやつを買いに行き、私の機嫌が直り、
なんと解決するのでした。
これは兄が家を出るまで毎年繰り返されました。
皆、学習しないというか、この頃からルーティンが好きというか・・・。

知ってしまったんだ

私がサンタクロースの事を知ったのは忘れもしない小学4年生の時。
その頃はまだ親と一緒の部屋で寝ていたのです。
24日の夜はやはりワクワクして眠りが浅く、親がトイレかなんか行ったなーと薄く起きていたらクローゼットの開く音が・・・。
そして父と思われる人が何かを私の枕元に置いたのです!
「え!?」
そして母は兄の部屋へ・・・。
「今年もうまくいったね」という二人の会話を聞き
「起きちゃいけない」ぎゅっと目をつぶっていた10才のクリスマス。
その年、クラスでもおませな子達に「サンタクロースって・・・」
と聞くと「え?私は小1の時から毎年家族でプレゼント買いにいってる。
サンタクロースとか!」と笑われ「そっか・・・そうなんだ・・・」と
この時に大人の階段への扉が開かれたのでした。(スカシ書き)
でも小学生まではまだ手紙を書いていました。

中学生になり反抗期が始まった時に意を決し私は言いました。
「サンタクロースなんかいないって知ってるんだ!私はもう手紙は書かない」と。
親がどんな反応をするか顔を上げると、私の予想していない反応が!
なんと父が
「は?サンタクロースがいない?手紙をもう書かない?は?そんな人には
プレゼントもごちそうもケーもありませんよ!あー良かった!今年のクリスマスは楽で良かった!」と鬼の形相でブチギレ。
「ど どうしよう・・・」と母を見ると表情で「とりあえず書くっていいなさい」
結局、「書き・・・ます・・・」
なんとヘタレなワタクシ。何が反抗期ですか!
その後、母と話合い私の最大の反抗としてチラシの裏に「現金一万円」と書きました。
それからはチラシの裏に現金を書くのが恒例となりましたね。
兄は中学生になったら手紙はやってなかったと思うんだけどなー。
現金+ちょっとした一品が25日の朝起きると枕元に置いてあるというのは、私が家を出るまで続けられたのでした。
マジで受験勉強と称しオールナイトニッポン2部まで聞いていた時とか、いつ部屋に来てたのかな?朝か。
上京して25日の朝、枕元に何もなかった時は「そか・・・」と思ったものでした。

うちの家族なりに楽しく温かいクリスマスを過ごしていたんだなーと思い出します。
私としても親の庇護下にいた良き時期の楽しい思い出です。

クリスマスの思い出と言えば、ある年のピアノ教室のクリスマス会が
凄かったんだよなー。
親達もオロオロしてしまって。
これは、あの教室にいた人達が大人になって、どうなったかという後日談もあり、それがちょっと泣けるかんじで、また気が向いたらここに残そうかな。

ここを訪れた人が良きクリスマスを過ごされますように!
パワー!!(今年の流行語)












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