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「ゴーフルと君」MVの漫画について アールグレイを飲みながらいろいろ考えたこと♪

日向坂46三期生(上村ひなの、髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世)による「ゴーフルと君」という曲があり、そのMVが今見てもはちゃめちゃにいい。頃安監督、マジでありがとうやで。

MVはストーリー仕立てで、上村、髙橋、森本、山口は同じ高校の同級生。山口が自作の漫画を学校に持ってきて、それをみんなに見せるが…というストーリー。青春の甘酸っぱさと友情をポップに描き、その世界観が三期生にめちゃくちゃフィットしている秀逸なMVです(漫画風の書き割りの中で繰り広げられるダンスシーンもサイコゥ!)。
物語の中で重要な役割を果たすのが作中で山口が描いたという設定の漫画「∞の恋」。私はこのMVが好きすぎるので、MV映像や周辺情報から読み取れることを基に、この漫画について考えてみたいと思います。

登場人物

主な登場人物は3人。MVや三期生のブログ、「日向坂46新聞」2022年春号から判明したことをまとめます。

日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL「ゴーフルと君」より。左からヒナノ27号、みくにろう、天使
  • 天使(名前不明)「女神」とも呼ばれる(「日向坂46新聞」より)。ヒナノ27号と行動を共にする。

  • みくにろう 財閥の会長(「日向坂46新聞」より)。ヒナノ27号から「ご主人様」と呼ばれる。

MVでは落ち込む山口を励ますために、3人が登場人物のコスプレをするというストーリー(…エモい!)。

ストーリー

MVではチラチラとですが、漫画原稿が映ります。そこから冒頭とラストの数ページが読み解けます。

日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL「ゴーフルと君」より。「∞の恋」の最終ページ

扉絵(カラー)
天使を抱き上げるヒナノ、横を向くみくにろう

1ページ目
みくにろう「だから」「〇〇(判別不能)」「最後の命令だ」

ラスト数ページ
(点滴を受けながらベッドに横たわるみくにろう。ベッドの端にかしづくヒナノ。それを見守る天使)
みくにろう「幸せになりなさい」
ヒナノ「⁉︎」
微笑むみくにろう「大切な人と行き 自分の幸せを見つけるんだ」
涙を流すヒナノ「ご主人様…」
「ハイ…おおせのままに…!」
みくにろう、目を閉じる
(みくにろうの手の寄り)
ヒナノ「ご主人様…?」
ヒナノ「いこっか」
天使「うん」
手を繋ぎ、瓦礫の街を歩いていく2人の後姿

日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL「ゴーフルと君」

さらに登場人物たちは漫画を読んだ感想として

「最高だよ、ホントに!」(森本)
「私さ、ちょっと泣きそうになった」(髙橋)
「私も。年を取らない2人の究極の愛」(上村)
「みくにろうの『幸せになりなさい』っていうセリフのとこ、やばくなかった?」(上村)
ヒナノがガンダ(全力疾走)して助けに行くところ、めっちゃ良かったよね」(髙橋)
「これ自分で描いたの?すご」(男子生徒A)
「でもこれくらい上手い人っていっぱいいるよね」(男子生徒B)

日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL「ゴーフルと君」

と口にしています(…おい男子生徒Bよ。貴様、モテないだろ。まあ最終的には許してやるけどな)。

また「日向坂46新聞」2022年春号では漫画の内容について山口が「恋愛マンガなんですけど、ロボットや天使などが登場するファンタジーな要素もあって」と説明しています。

これらの情報をまとめると

  1. 「年を取らない2人の究極の愛」を描いた恋愛漫画

  2. ヒナノが誰かを救出するアクションシーンがある

  3. ヒナノとみくにろうは「メイドとご主人様」の関係

  4. 終盤でみくにろうは亡くなる

  5. ヒナノはロボットだが涙を流す

ということが分かります。

妄想してみたけど

以上の前提を踏まえ、ストーリーを妄想してみました。

ロボットが実用化されているので、現代よりはテクノロジーが進んだ近未来(またはそれに類する世界)。ラストシーンの瓦礫からおそらく核戦争後的な世界観なのでは。「年を取らない2人」はヒナノと天使か?みくにろうはヒナノを戦闘用アンドロイドとして開発し、そのテクノロジーで武器商人になって財を成したりして。ヒナノに愛情を注いでも年を取る自分との違いに悩み、闇堕ちしそうだよな。天使とヒナノは戦場で出会うのかな?で、ヒナノが天使を窮地から救い出す、と。

…とかまあいろいろ妄想してみて「こうじゃないかな?」というストーリーも考えてみたけど、恥ずかしくなったのと、なんか野暮な気がしてきたのでここでは書かないでおきます。中途半端ですみません。

その他のプチ情報

ストーリーとは関係ないけど、「∞の恋」に関してMVなどから分かることをいくつか。

  • 漫画の応募先は「青空出版社新人漫画大賞」。封筒に書かれた郵便番号や住所によると、渋谷区に実在する物件。ビルの一室であることから小学館、講談社、集英社のような大手出版社ではない?

  • 扉絵はカラー。セリフ部分は手書きではなく活字で、写植していないのでデジタル作画だと思われる。漫画賞にはデジタル入稿ではなく、わざわざ紙に出力して郵送している。そういう応募規約なのかな? 友達に見せるために紙出力して、せっかくだからそれを送ったのかな?

結局「WE R!」が楽しみって話

ところで話は変わって、日向坂46展「WE R!」が3月1日から始まりますね。楽しみです。

HPによると「会場にはMVやCDジャケットなどクリエイティブの制作過程を知れる資料」が展示されているとのこと。じゃあ「∞の恋」原稿も展示されてたりする…?
これを書いている時点で展示の詳細は分からないんですが、きっとあるよね⁉︎  そういえばデビュー5周年記念公式ブック「H46 MODE」でも全楽曲&MV特集あるって言ってたよな…。

もう誰も「ゴーフル」MVの作中漫画のこと覚えていないかもしれません。しかし私はしつこい男なので、2年越しに「∞の恋」の全容が解明されるアツい春になることを期待しています。

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