HaritoraXスーツの改造 つなぎMk-II


これは何?

自分が今使っている、HaritoraXスーツの2着目を作成するのでそれの記録です。フレンドが近々有線ハリトラを入手するのでその時に参考になればと思います。
最初に私が作ったつなぎに対して、今回作成するのを『Mk-II』と適当に呼称して、以降説明します。

下記記事を参考に、自分の使用状況に合わせた調整になります。
また、この元記事でも言及されてますが、HaritoraXが推奨している使い方ではありませんので、使用する場合は完全な自己責任になります。

また、元記事はオーバーオールで作成されていますが、私はつなぎで作成しています。

■つなぎのメリット
・よりしっかりと固定できる
・肘トラも一体化できる

■つなぎのデメリット
・暑い!
・オーバーオールよりは着るのが手間

Mk-IIは薄いつなぎを採用しているので暑さについてはマシになりそうと予想しています。


完成予想図

下記の様になります。(裏は完成してから撮影したので既に色々ついてます)

材料・道具

■つなぎ
ワークマンが安くてしっかりしているのでおすすめ。
初期版は伸縮がウリのつなぎで作成(STRETCH ACTIVEと書いてある)。
今回Mk-IIではそれより薄いつなぎを使用した(ICE ASSIST double meshと書いてある)。
私は操作性を優先してMサイズを購入しました。成人男性172cm, 88kg~65kgまで体重増減しましたが着れはしました。
Mサイズなので、前ならえの姿勢では袖は短く感じます。また、体育座りで太ももはパツパツになります。試着してこのみを選びましょう。

■胸、腰を密着させるバンド(片側が開いている形状)
この作例では100均の織ゴムに100均のアジャスターを装着して作成しました。

ハリトラについてくるマジックテープのバンドをそのまま使った方が、幅が広いので装着感がよいです。そちらをおすすめします。
(自分の場合は、初期版でマジックテープを切り刻んでいるので、この方法で代用しています。今装着してこの記事を書いてますが、ちょっとゴワゴワしているので作り直すかも)

これは初代の腰部分。ハリトラ付属バンドをそのまま使った場合で、こっちの方が装着感がよい。

■つなぎの肘、膝、足首を密着させるバンド(輪っか形状)
100均の織ゴムを輪っかにします。

■HaritoraX機器をくっつけるマジックテープ
HaritoraXについてくるマジックテープの、使わないバンドを適当に切って使う。100均で適当に縫製用のを購入してもよいでしょう。(アイロンで接着させるタイプだと何回も洗濯を通すのが微妙)

■接続LANケーブルがプラプラしないための輪っか 、バンドがプラプラしないための輪っか
適当に余り布で作成します。詳細は以下の作成手順で記載します。

■HaritoraX機器本体

■裁縫道具
ミシンがあれば楽。

この作例では、ハリトラについてくる以外では下記の材料を100均で購入しました。
①胸、腰用
・織ゴム1m×2, アジャスター 2ペア
②肘、膝、足首用
・織ゴム1m×2
胸をハリトラ付属のバンドを使い、腰は腰トラが無いので不要であれば②だけ材料を用意すればOKです。

作成手順 - 肘、膝、足首

肘トラがない場合は肘は不要です。

肘、膝、足首を密着させるバンドを作って仮止め

服を着た状態で、服のたるみがなくなるような感じで織ゴムの輪っかを作ります。安全ピンで仮止めしておきます。

■注意点とコツ
・締め付けまでしなくてよいです。服のたるみがなくなるぐらいでOK。感覚的にはジャージズボンの足首のところのような感じ。
・膝の部分の太ももの筋肉は大きく伸び縮みするので、立って膝を真っすぐ伸ばして輪っかを作って合わせます。しゃがんだ状態、座った状態では太ももが張っているので正しく測れません。
・膝は、膝の皿の少し上にトラッカーが来るのがよいような気がしています(ちょっとこれに関しては個人差かも)

肘、膝、足首のバンドとマジックテープの縫い付け

バンドは、マジックテープを付ける箇所の真裏側を縫い付けます。

マジックテープは、バンドにかからないように縫い付けます。(バンドにかかると伸び縮みが邪魔される)
赤いところだけでもOKですが、バンドがズレるのが気になるなら緑の箇所も縫います。(自分は縫ってない)

写真は肘だけですが、同様に膝、足首も縫います。

足首に、バンドがプラプラしないための輪っかを縫い付ける

 適当な余り布で、足首のバンドを通した輪っかを作ります。
バンドがまっすぐになるように輪っかを縫い付けます。
(これをしないと足を通す時にゴムが逃げて着づらい)
バンドを縫い付けないように注意。

作成手順 - 胸、腰

腰トラが無い場合は腰は不要です。

胸、腰を密着させるバンドを作って仮止め

アジャスターのメス側を縫っておきます。
オス側は、しばらく使ってみてちょうどいい長さが分かってから縫うつもりで現時点では縫いません。

胸、腰のバンドとマジックテープの縫い付け

赤はバンドとマジックテープの縫い付け、緑はつなぎとマジックテープの縫い付けです。緑を縫う時にバンドを縫わないように注意。

胸、腰に、バンドがプラプラしないための輪っかを縫い付ける

足首の時の作業と同じ様に、輪っかを作成して縫い付けます。
黄色の箇所が胸、腰のための輪っかです。
緑の箇所は、肘トラをつけた時にLANケーブルがプラプラしないための輪っかです。肘トラがない場合は必要ありません。

完成

成人男性172cm、74kg
ハンガーに掛けて保管

おつかれさまでした。

謝辞

元記事のにょん様を参考に作成させて頂き、記事の内容も重複する箇所が多く心苦しいのですが、つなぎの場合の作成方法を載せておきたかったので記載いたしました。
元記事を公開していただいたにょん様に、厚くお礼申し上げます。

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