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習慣をつけるために①

みなさんお久しぶりです。夏休みをどうお過ごしでしょうか。僕は少し自分に向き合いたいなと思い、セルフでココーチングして見ました。結果、3日坊主であることがわかりました笑

なかなかnoteを書く習慣が身についていないのもその1つ。仕事が忙しいとか、育児が大変とか、そういう要因もありますが、時間の使い方を工夫すれば、絶対にできると考えています。

そこで、習慣を身につけるために、1つ本を読んでみることにしました!

ジェームズ・クリアー氏の『複利で伸びつ1つの習慣』です。今日から5日間にわたって、毎日、簡単にこの本の内容について紹介したいと思います。1つの習慣だと思って、毎日取り組んでいきます!


習慣がアイデンティティーを形成する

今日は、習慣とアイデンティティーの関係について紹介します。そもそもクリアー氏は、この本で、アイデンティティーが習慣を作るのではなく、習慣がアイデンティティーを作っていくと主張されています。

アイデンティティーとは、その人の人間性や核の部分です。大切にしたいことや、なりたい自分など、一人ひとり違うアイデンティティーを持っているはずです。生まれた国や文化、によっても変化していくでしょう。

そういったアイデンティティーを形成しているのは「習慣」であるという考え方です。なりたい自分に向けて、毎日習慣として行動しているのです。大切だと思うことを毎日欠かさず繰り返しているのです。つまり、アイデンティティー(自分の核)をきちんと明確に持っていないと、習慣はつけずらいということです。


結果ベースの習慣とアイデンティティーベースの習慣

ここで2つの習慣をつける方法を紹介します。まずは「結果ベースの習慣」です。

結果ベースの習慣

文字通り、結果を重んじる習慣です。結果にこだわり、結果のために習慣を決めていきます。例えば、「痩せたいからダイエットをする」「タバコをやめたいから禁煙する」など、結果や成果に重きを置いた習慣の付け方です。

アイデンティティベースの習慣

対して、アイデンティティベースの習慣は、結果ではなく、アイデンティティーを重んじます。どんな自分になりたいのか、どんなことを大切に生きていくのか、自分の核をもとに習慣を作っていきます。例えば、「音楽家になりたいから楽器の練習をする」「健康な自分でいたいから禁煙する」といった感じです。


それでは、2つの習慣づけの大きな違いは何なのでしょうか。クリアー氏のタバコの例がわかりやすいので紹介します。

2人の禁煙中の人がタバコを勧められました。2人の断り方に注目してください。

「結構です。やめようとしているので」
「結構です。私はタバコを吸いませんので」

どちらが、結果ベース、アイデンティティベースかわかりますか?①はタバコをやめるという結果にこだわった発言ですね。②はタバコを吸わない人になるというアイデンティティーにこだわった発言です。

同じタバコをやめるという習慣ですが、考え方が違います。
クリアー氏は下のように説明しています。

自信と矛盾する行動は長続きしない、もっと豊かになりたくても、もしあなたのアイデンティティーが収入以上に消費するような人なら、稼ぎより多く使いたくなるだろう。健康になりたくても、達成感より快適さを優先し続けるなら、トレーニングよりのんびりする方に惹かれるダロウ。過去の行動に引き込もうとする根本的な信念を変えなければ、習慣を変えるのは難しい。新しい目標や計画を立てても、自分の人となりはそのままだからだ。
『複利で伸びる1つの習慣』p.45


ここでの「信念」がアイデンティティーに関わる言葉でしょう。自分自身の考え方を変えなければ、結果を意識しても習慣を身につけることが難しいと述べられています。


2つの習慣づけを図にまとめたものです。緑の線が結果ベース、赤の線がアイデンティティベースの習慣づけの図です。



本日のまとめ

2つの習慣づけから、アイデンティティーベースの習慣づけの必要性が明らかとなりました。結果にこだわるのではなく、そもそもの自分について深く考え、なりたい自分を明確にすることから始めないと、習慣は身につかない、続いたとしても、僕のように3日坊主で終わってしまうことになります。

僕もこの本を読んで、自分自身を見つめ直す機会を増やしました。夏休みに入るということもあり、できた時間を有効活用していきたいと思います!

明日はもっと具体的に、習慣づけの方法について紹介していきたいと思います!

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