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リンゴ酢でダイエット!効果・方法・注意点を解説

「ダイエットが続かない…」、「ダイエットにもお金がかかる…」、「ダイエットって面倒…」と思ってしまい、挫折した方も多いのではないでしょうか。

本記事でご紹介するのは「リンゴ酢ダイエット」です。リンゴ酢には内臓脂肪を減らすことや血糖値上昇を防ぐ効果が期待されています。

リンゴ酢自体は安売りのスーパーマーケットに行けば200円程度で手に入る代物です。場合によってはお金をかけず、気軽にダイエットに取り組むこともできます。

本記事では、リンゴ酢ダイエットを中心に、リンゴ酢の効果やダイエットの方法、注意点などをまとめました。


リンゴ酢の概要

リンゴ酢とは、リンゴを主原料にしているお酢であり、主に2つの種類があります。

  • リンゴ酢

  • 純リンゴ酢

2つの違いはリンゴ酢を作る過程で、普通のリンゴ酢はリンゴ果汁にアルコールを入れて発酵させます。

純リンゴ酢はアルコールを入れることなく、リンゴ果汁を発行させるのが特徴です。

アルコールを入れることで素早くリンゴ酢ができる一方、純リンゴ酢はアルコールを入れずに時間をかけて発酵させるため、リンゴの香りを引き立たせつつマイルドな味わいを堪能できます。

リンゴ酢ダイエットではどちらを用いても問題ありませんが、方法によっては純リンゴ酢の方がおすすめなケースも出てきます。

リンゴ酢に期待される効果を解説!

リンゴ酢を飲むことでダイエットはもちろん、ダイエット以外の効果にも期待が持てるのです。

  • ダイエット効果

  • 血圧低下の効果

  • 血糖値上昇を抑える効果

本項目では、リンゴ酢に期待される効果についてまとめました。

ダイエット効果

酢を飲むことで、酢に含まれる酢酸によって脂肪燃焼を活性化させる酵素などが増えて、内臓脂肪を中心に脂肪が減っていくのです。ちなみにリンゴ酢にも酢酸はしっかりと含まれています

リンゴ酢などを作っているミツカンでは12週間継続して酢を飲み続けるとどうなるかという実験を行っています。その結果、酢を含まない飲料をとっていた人たちと比べて、内臓脂肪や中性脂肪、BMIなどの数値が明らかに下がりました。参照:ミツカン

ちなみに12週間飲み続けた人がその後辞めてしまうと、すぐに数値が戻ってしまいました。継続して飲み続けることが大切です。

血圧低下の効果

ミツカンでは、酢を飲み続けることで血圧が低下することも研究で明らかにしています。参照:ミツカン

10週間飲み続けたところ、参加者の平均低下率は最高血圧、いわゆる上の血圧で6.5%、最低血圧、下の血圧で8.0%下がっています。上の血圧が130であれば、酢を飲み続けることで120前半まで下がるのです。

最高血圧が130から120前半になれば、正常値に限りなく近くなります。血圧を下げたい方にとっては欠かせないアイテムと言えるでしょう。

血糖値上昇を抑える効果

ミツカンではもう1つ、血糖値に関する調査を行っています。食事をとりながら酢を含む飲料を飲んでもらったところ、酢を含んでいない飲料と比較して血糖値が9割弱の数値になったのです。参照:ミツカン

血糖値が高いと動脈硬化や糖尿病などさまざまな悪影響をもたらすほか、血糖値を下げるためにインスリンが多く出るため、太りやすい状態になりがちです。

インスリンは段々と生成能力が落ちるとされ、次第に不足していくと言われています。そのためにも血糖値を上げないことが重要であり、酢・リンゴ酢の活用が必要です。

リンゴ酢ダイエットの主な方法!

リンゴ酢ダイエットにはいくつかの方法が存在します。

  • リンゴ酢サイダー

  • ヨーグルトにリンゴ酢

上記のダイエット方法について詳しく解説します。

リンゴ酢サイダー

リンゴ酢サイダーは、リンゴ酢に炭酸水を加えるだけでOKの飲料です。

作り方も簡単で、大さじ1杯(15ml)のリンゴ酢を入れてから、炭酸水をお好きなだけ入れれば完成です。

純リンゴ酢を活用することで、お酢特有のきつさなどがなく、まろやかに飲めるのでいいでしょう。

ここでおすすめしたいのは、風味のついた炭酸水の活用です。お酒を割るためのレモンの風味がついた炭酸水を始め、ブドウやウメなどさまざまな炭酸水が売られています。

特にブドウ風味はリンゴ酢との相性がよく、さほど苦にせず飲めるのが特徴的です。

また、難消化性デキシトリンを配合することもおすすめです。難消化性デキシトリンは食物繊維の一種で、不足しやすい食物繊維を補給できるだけでなく、食物繊維が持つ血糖値抑制効果も活用できます。

難消化性デキシトリンは1袋1,000円程度で売られ、毎日1杯のリンゴ酢サイダーに投入しても適量で1か月半程度は持ちます。

難消化性デキシトリン配合のサイダーは多く市販されていますが、 自宅で作れる分、安上がりです。

ヨーグルトにリンゴ酢

プレーンのヨーグルトにリンゴ酢、お好みではちみつを乗せて食べる方法もあります。

実はリンゴ酢には、水溶性食物繊維が含まれており、整腸作用があるため、ヨーグルトとの親和性も抜群です。

近年ではリンゴ酢+整腸剤で腸内環境を保つ方法が紹介されるなど、こちらも注目されています。

リンゴ酢ダイエットの注意点とは

最後にリンゴ酢ダイエットの注意点をまとめました。

  • リンゴ酢を原液のままで飲まない

  • 原液で飲んだら水でうがいし、すぐに歯を磨かない

  • リンゴ酢は1日大さじ1杯までに

リンゴ酢を原液のままで飲まない

リンゴ酢は強めの酸性で、お腹が空いた時に飲むと胃が荒れやすくなります。なるべく食事と一緒に飲むのがおすすめで、食後に飲むのも大丈夫です。

酢酸自体は胃腸の働きを促進して、食欲がない時にも食欲を促してくれます。あくまでも酢酸にその効果があり、原液である必要はありません。

リンゴ酢サイダーなどを作って食事と一緒に飲むのが理想的と言えます。

原液で飲んだら水でうがいし、すぐに歯を磨かない

リンゴ酢を原液で飲んだ場合、口の中にリンゴ酢が触れている可能性が高いです。リンゴ酢は強めの酸性のため、歯の表面が傷つきやすい状態にあります。

その状態で歯磨きをすると歯の表面を傷つけることになるため、事前に水でうがいを行って酸性状態を緩和させ、その後に歯磨きを行いましょう。

意識が高い方は食後すぐに歯を磨く方もいて、大変素晴らしいことです。その際に水でうがいを行っておくと、ダメージを負わずに歯磨きが行えます。

リンゴ酢は1回大さじ1杯までに

リンゴ酢は1日大さじ1杯から2杯までが理想的とされ、1回あたりでは大さじ1杯が適量となります。

これ以上飲んでしまうと、胃腸に負担を与え、胃腸に関する病気をアシストすることにもなりかねません。また水などで5~10倍に薄めるのもおすすめです。

リンゴ酢サイダーの場合は、炭酸水が入った500mlペットボトルの半分の量を使えば十分です。多少薄くても大さじ1杯のリンゴ酢が入っていることに変わりありません。

リンゴ酢まとめ

最後に今回ご紹介した情報をまとめました。

  • リンゴ酢には複数の効果があり、研究でも実証されている

  • リンゴ酢はサイダーやヨーグルトにかけるなど、多様性がある

  • リンゴ酢を飲む際には原液では飲まず、飲んだら水でうがいし、すぐに歯を磨かない

  • リンゴ酢は1日大さじ2杯まで・1回大さじ1杯まで

リンゴ酢ダイエットは気軽にできるほか、一般的なリンゴ酢とフレーバーつきの無糖炭酸水があればすぐにリンゴ酢サイダーが作れます。炭酸水の効果も利用できるのでその点もおすすめです。

タマノイ酢が出すリンゴ酢は最近になり、ビンではなく材質がペットボトルになったため、かなり軽量化されています。ちょっと奮発して純リンゴ酢を買ってみるというのもおすすめです。

読者の方にとってやりやすい方法を選び、リンゴ酢を活用して健康を保っていきましょう。

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