【最速！？】2023年間ベストアルバム？
はじめに
まだ2月なのに年間ベストはできないだろう！？
でも、宇多田ヒカルのBADモードのときのような感覚を感じて、このアルバムはきっと年間ベストクラスだぞって思って紹介します。
スガシカオ / イノセント
率直な感想は「何これ？」でした。スガシカオのアルバムと、ファンクザウルスというファンク集団のアルバムが並行して流れているような感覚。スガシカオSideとファンクザウルスSideとでも便宜上しましょう。あと、最後にまた趣向が違う曲が流れてくる。
スガシカオSide
バニラ
さよならサンセット
痛いよ
獣ノニオイ
覚 醒
東京ゼロメートル地帯
灯火
国道4号線
この8曲です。
（空白のところはファンクザウルスの曲とヒャダインコラボ曲）
バニラのイントロからザラザラした質感がカッコよく、ノスタルジーな曲や、バラード調のもの、彼独特の変態チックな曲や不思議な雰囲気の曲。
これらがものすごい高いレベルで8曲絞られたな、という感じ。全部良い。
ファンクザウルスSide
3, 6, 10, 12がファンクザウルスの曲。しかもショートバージョンらしく断片的に耳に入ってくる。曲の内容もひどくくだらない（笑）でも、スガシカオSideとは全く別の、野性的な、男臭さ的な、勢いと熱量を感じます。これは意図的にふざけてるんだよね、きっと。
ラストはヒャダインコラボ曲
浮きすぎてて、主題歌で出したからボーナストラック的に入れたのかな？というような感じ。しかし、11曲目の国道4号線の余韻など無視して、ファンクザウルスとこの曲でアルバムは強制的に終わってしまう。なので、また、聴いてしまうのではないかと。
25周年の集大成！？
このアルバムが25周年の集大成、絶対に気合いが入ってるはずってこと。つまり、意図的にこのアルバムを作った、ということらしくその才能に激しく嫉妬します。好き嫌いはあれど、スガシカオ以外に誰もこれ作れないよ、と！
自分の中では衝撃が強すぎて、大げさなタイトルで紹介しましたけど、これは本当に謎が深すぎるし、なぜか良すぎて、何度も聴いてしまっている現象が今も進行中であります。
少なくとも、宇多田ヒカルのBADモードがそうだったように、2023年間ベストなんてやるとしたらこのアルバムはもう入れるって話です。
自由すぎる音楽界隈で
U2の40曲再録はアルバム？
話は変わって、U2が既発曲40曲を再録してリリースします。一部、曲が先行して聴けますが、どういうポジションの音源なのかわからないということ。ベストアルバムとも思わないし、現状のベストの演奏に置き換えたわけでもなさそうだし、そもそもアルバムでいいのかな。
これはこれで全貌を楽しみにしています。
いいぞもっとやれ
でも、こういうことがサブスク時代に入ってどんどん増えてきてます。そういう自由な意味で「アルバム」とかいう枠組みから離れたものが増えてくるんじゃないかという期待があります。
年間ベストアルバムはやりにくくなるかもしれないけど、こういう新しい取り組みをもっと見たい。
（あ！じゃあ2023年間ベストアルバムは結局やらないかも？）
おわりに
スガシカオの新作が素晴らしくぶっ壊れてて、痛快なので紹介したかったという記事でした！以上。