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某音楽誌風にブラックサンダーのレビューをしてみた

はじめに

ブラックサンダーのバリエ買いをしてしまい、どうせなら面白いことしたいと思ってました。そこで、某音楽誌とかの書き口でディスクレビュー風にできないか、とやってみたものであります!ネタなので許してね。

ブラックサンダー

王道にして、正統。揺るぎない確固たる地位

黒い雷神、圧倒的ザクザク感。こんな当たり前の事象を改めてレビューする必要はあるのだろうか。いつも通りチープなのかイナズマ級なのか、珍妙の域に達したムードをもたらしてくれるチョコレイト・スナック。もはや語れば語るほど、陳腐でしかなくなる。揺るぎない信頼感、圧倒的正統王者。

アーモンドのサンダー

ありそうで無かった夢を描いてくれた

アーモンド。つまらない会議の初っ端にいかにも提案されそうな案件である。そこだけでアジェンダ終了してもおかしくない。実際の食後感も、アーモンドのブラックサンダーってこんな感じかな?という想像を突き抜けたわけでは正直無いかった。いや、でも、普通に、ベタに、やはり美味しい!そう、美味しいのだ!これは、ナッツ系へのいかにも無難なバリエーション展開という、ありそうでなかった夢の景色だ。そこに驚きはないかもしれないが、描いてくれたことに感謝したい。自然な溶け込み方が甘美。

ブラックサンダー ふわさくきなこ

北の大地がくれた最高のGIFT

ブラックサンダーのパッケージに産地まで記載されている。これが只事ではないことを食者ならわかってくれるだろう。アピールポイントはきなこそのものである。この商品を買う食者の何割がきなこへのこだわり、その元の大豆の産地にまで想いを馳せるのであろう?やや他の濃厚なきなこ系商品に比べても軽さは感じてしまうのだが、きなこのテイストの出し方は良い。そこら辺は気になるものの、しっかりとこだわりは感じさせてくれる佳作。

いちごのサンダー

かわいいだけじゃない、硬派な本格ロマンス

アーモンドに続き、ベタ系展開。そもそも黒い雷神がピンクのパッケージに「雷神キュン」とか。。。恋かよ?スキャンダラスに沈没してしまえよ、と捨て台詞を吐く前に一度口にしてほしい。このロマンスはただごとではない。劇的で、いちごチップスがはじけて、かつブラックサンダーのオリジナルの重みも共存している。皮肉って申し訳なかった、これは純愛なんだ。しかも、硬派で、刺激的で、完成度の高い本格ロマンスだ。

抹茶のサンダー

侮るな、本格派のお手本アートイズム

雷神ちゃ〜、おちゃめな本格派、ジョークにしても笑えない謳い文句が刻まれているが、重厚な味わいが本格派として高次でまとまっているのは紛れもない事実である。抹茶商品特有の甘みと苦味のマリアージュ、そしてブラックサンダー本来の黒チョコ部特有の味と食感。今回のバリエ企画では最高傑作と言っても過言ではないと感じている。軽々しく想像の限界を無邪気に超えてくれた。ブラックサンダー、お前がNo.1だ。

柿の種サンダー

コラボが生んだ絶妙なおつまミドル

こちらも食後感は正直、まあ柿の種とブラックサンダーだとこんな感じだよねというところの範疇ではある。想像よりも柿の種の食感の軽さが目立っていて重みも足りない。単体ではそんな気もするが、おつまミドルという表記の的確さが光る。ほんと、お酒のお供になりそうなバランスが保たれている。お酒のお供にブラックサンダーを買うのは事件である。別商品とのコラボ企画には失敗が許されない感があるが、いぶし銀のようにまとめあげている良作。

おわりに

意外と難しいとこも多々ありましたが、楽しかったです。ブラックサンダー企画で面白いことやりたくて、どうするか考えてましたが、こういう形で残るのは、そうですね、ブラックサンダー食べた時みたいな満足感を感じられています!