タロット占い 考察:なぜフルセットで占うのか?(問題解決方法の導き方)
フルセット(78枚)で占う利点は重要度の明確化
大アルカナで枚数が少ない方が明確だという考え方もありますが、大アルカナと人物カード(コートカード)、そして数字のカードによって内容の重要度や対象が判読しやすくなるというメリットがあります。
配置したカードにメリハリが出ることで、「大切なことは何か?」をより明確化やすいと考えます。
また、重要度が分かることで見えてくる問題点や解決策があります。
占い結果だけでなく、解決方法の明確化を
占いの結果があまり良くなかった場合、結果だけが分かっても問題の解決方法が分からなければ未来をより良い方向に変えることはできません。なので、私は、解決方法までをちきんと明確化する占い師でありたいと考えています。
大切なのは「バランス」
バランスはとても大事です。
人も人生も人間関係も、調和が取れていれば問題は発生しません。
例えば、性格で言えば、堅実なのは良いけれど、やり過ぎると柔軟性のないカタブツになってしまうなど。
重要なのはそれがやり過ぎであることに本人が気付いてなかったりすること。
タロット占いはキッカケとして、問題となる対象のバランスを明確化し、どうすればバランスがとれるかのヒントを導き出すことを私は占断の方針にしています。
問題解決のヒントを調べる方法
解決方法を調べるには、まずカードが逆向き(逆位置)に出たところが問題の弱点(バランスが悪くなっているところ)と読みます。
そして、カバラ・タロットの「生命の樹」の図式から、その対極するカードを調べて判読しヒントとすることで解決方法が導き出せます。
この逆位置の時にも、カードの影響力が高いものが重要な意味を持つことになります。
まとめ:より良い未来のために
フルセット78枚で占うことは、重要な影響とは何かを大アルカナで知り、人物カードで対象の人物を特定し、数字は影響力の大きさを知り、また逆位置のカード(とその対極カード)で問題と解決策を知ることができます。
もし占いの結果が良くなくてもどう対応すればいいかヒントを得ることができるのでとてもオススメです。そして、行動することにより未来を変えることも可能なのです。
大アルカナも人物カードも出て来なかった場合には、特に大きな問題はないとも読むことができますので、安心できます。
是非、フルセットでのタロット占術を試してみて下さい。
目から鱗のように、ヒントを得て未来に希望が見えてくる体験ができることを願っています。
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